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上田康太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上田 康太
名前
愛称 コウタ
カタカナ ウエダ コウタ
ラテン文字 UEDA Kota 
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1986-05-09) 1986年5月9日(38歳)
出身地 東京都青梅市
身長 174cm
体重 69kg
選手情報
ポジション MF
利き足 左足
ユース
1993-1998 日本の旗 読売クラブジュニア
1999-2001 日本の旗 柏レイソル青梅Jrユース
2002-2004 日本の旗 ジュビロ磐田ユース(磐田東高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2005-2010 日本の旗 ジュビロ磐田 118 (7)
2011-2014 日本の旗 大宮アルディージャ 54 (1)
2014 日本の旗 ファジアーノ岡山 (loan) 35 (2)
2015-2017 日本の旗 ジュビロ磐田 57 (4)
2018-2020 日本の旗 ファジアーノ岡山 112 (11)
2021 日本の旗 栃木SC 11 (0)
2022-2023 日本の旗 クリアソン新宿 46 (2)
通算 433 (27)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

上田 康太(うえだ こうた、1986年5月9日 - )は、東京都青梅市出身の元プロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー(MF)。

来歴

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プロ入り前

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小学生時代はヴェルディ川崎の下部組織である読売サッカークラブで、中学時代は柏レイソル下部組織でプレーしたが、高校からは磐田のユースチームに加入。3年次は当時トップチームの中心選手だった名波浩と同じ7番を背負いキャプテンを務め、トップ下や左サイドでもプレーをしていたが、基本ポジションは当時からミッドフィールダー(ボランチ)であった。

ジュビロ磐田

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2005年にジュビロ磐田のトップチームに昇格。翌2006年の夏からレギュラーに定着した。中盤の底やトップ下、更にはそのサイドチェンジ能力を買われて左サイドバックでの起用も多かった。北京五輪代表候補にも選出。彼を登用したアジウソン元監督からも「彼は将来の日本代表に欠かせない選手になる」と評価され、2010年ヤマザキナビスコカップ獲得にも貢献した。

大宮アルディージャ

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2011年、磐田からの契約延長を断って獲得オファーのあった大宮アルディージャに完全移籍した。加入初年度は31試合に出場したが、翌2012年からは出場機会が激減した。

ファジアーノ岡山

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2014年3月、出場機会を求めファジアーノ岡山期限付き移籍[1]。新天地ではレギュラーの確保に成功し、35試合に出場した。

ジュビロ磐田復帰

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2014年12月29日2015年より5年ぶりにジュビロ磐田へ復帰することが発表された[2]。背番号はユース時代と同じ7番[3] で、ゲームキャプテンを担当している[4]。同年5月9日に行われた水戸ホーリーホック戦で磐田復帰後初ゴールとなるバースデーゴールを挙げた。また、磐田の選手としての得点は1701日ぶりとなった[5]。2015年シーズンは36試合に出場し、ジュビロのJ1昇格へ貢献した。

2016年シーズンは控えにまわる事が多かったが、J1-2nd最終節・ベガルタ仙台戦の前半4分、FKからシーズン初得点を挙げた。自身の得点が決勝点となり、磐田をJ1残留に導いた[6]。この得点は「相手GKとほとんど駆け引きすることなく自分の間合いで蹴り込んだゴール」「ボールのスピード、コース、パワー、どれをとっても完璧であり、まさにお手本ともいえるフリーキック」と評価され、11月度の月間ベストゴールを受賞[7]。2017年シーズンも控えが多かったが、J1第9節・北海道コンサドーレ札幌戦では、今シーズン磐田に加入したFKの名手である中村俊輔がシーズン初の欠場となったが、後半20分に自身のFKがゴール左上に吸い込まれ、同点弾を挙げた[8]

ファジアーノ岡山復帰

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2018年シーズンから完全移籍でファジアーノ岡山へ復帰する事になった[9]。3シーズンにわたってレギュラーを務めたが、2020シーズン終了後に契約満了による退団が発表された[10]

栃木SC

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2020年12月31日、栃木SCへ加入[11]。2021年シーズン終了後、契約満了により退団した[12]

クリアソン新宿

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2022年1月3日、JFLに所属するクリアソン新宿へ加入した[13][14]

2023年11月10日に、2023シーズンをもって現役を引退することが発表された[15]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2005 磐田 33 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2006 27 20 2 0 0 3 0 23 2
2007 31 3 5 1 2 0 38 4
2008 25 1 4 0 0 0 29 1
2009 16 0 2 0 2 0 20 0
2010 26 1 10 1 2 0 38 2
2011 大宮 17 31 1 2 0 1 1 34 2
2012 7 12 0 4 0 3 0 19 0
2013 11 0 6 0 2 0 19 0
2014 0 0 - - 0 0
岡山 50 J2 35 2 - 0 0 35 2
2015 磐田 7 36 2 - 0 0 36 2
2016 J1 18 1 5 0 1 0 24 1
2017 13 1 5 0 4 1 22 2
2018 岡山 14 J2 40 3 - 0 0 40 3
2019 31 4 - 0 0 31 4
2020 41 4 - - 41 4
2021 栃木 37 11 0 - 2 0 13 0
2022 新宿 10 JFL 27 1 - - 27 1
2023 19 1 - 1 0 20 1
通算 日本 J1 203 10 43 2 20 2 266 14
日本 J2 194 15 - 2 0 196 15
日本 JFL 46 2 - 1 0 47 2
総通算 443 27 43 2 23 2 509 31
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2004 磐田 32 1 0
通算 AFC 1 0

タイトル

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個人

代表歴

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出演

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ミュージック・ビデオ

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  • USAGI「君の風になって」(2015年)

脚注

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  1. ^ 上田康太選手 期限付き移籍加入のお知らせ”. ファジアーノ岡山 (2014年3月25日). 2014年3月25日閲覧。
  2. ^ 上田康太選手が完全移籍加入 ジュビロ磐田公式サイト 2014.12.29付ニュースリリース
  3. ^ 戻ってきた“名波の後継者”…新生ジュビロを担う背番号7・上田康太の覚悟 ゲキサカ 2015.1.20付ニュースリリース
  4. ^ 磐田上田 名波監督からキャプテンマーク託された 日刊スポーツ 2015.3.13付ニュースリリース
  5. ^ 磐田再び首位、上田誕生日V弾 日刊スポーツ 2015.5.10付ニュースリリース
  6. ^ 上田が鮮やか決勝FK! 磐田は第2ステージわずか2勝もJ1残留が決定”. ゲキサカ (2016年11月3日). 2019年4月2日閲覧。
  7. ^ Jリーグ最優秀ゴール賞2016 J1 11月”. J.LEAGUE.jp (2016年11月10日). 2019年4月2日閲覧。
  8. ^ 小川航基が幻V弾…“俊輔ロス”磐田は2点差追いつくも札幌とドロー、5年ぶり3連勝逃す”. ゲキサカ (2017年4月30日). 2019年4月2日閲覧。
  9. ^ 上田康太選手 完全移籍加入のお知らせ ファジアーノ岡山公式サイト 2017.12.26付ニュースリリース
  10. ^ 契約満了選手のお知らせ ファジアーノ岡山公式サイト 2020.12.7付ニュースリリース
  11. ^ 上田康太選手 ファジアーノ岡山より完全移籍加入のお知らせ 栃木SC公式サイト 2020.12.31付ニュースリリース
  12. ^ 契約満了選手のお知らせ(上田康太選手) 栃木SC公式サイト 2021.12.19付ニュースリリース
  13. ^ Criacao Shinjuku J2 栃木SCより、上田康太選手加入決定のお知らせ クリアソン新宿公式サイト2022.1.3付ニュースリリース
  14. ^ 上田康太選手 移籍先決定のお知らせ』(プレスリリース)栃木SC、2022年1月3日https://www.tochigisc.jp/info/2022_0022022年1月3日閲覧 
  15. ^ 上田康太 引退のお知らせ │ Criacao Shinjuku Official Site”. criacao.co.jp. 2023年11月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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