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不可思

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
不可思(ふかし)
基本情報
本名 水谷 深(みずたに ふかし)
通称 流浪の不死鳥
火の鳥
WONDER BIRD
階級 スーパーライト級
身長 175cm
体重 65.0kg
国籍 日本の旗 日本
タイ王国の旗 タイ
誕生日 (1991-06-17) 1991年6月17日(33歳)
出身地 福岡県
スタイル キックボクシング
プロキックボクシング戦績
総試合数 66
勝ち 44
KO勝ち 21
敗け 19
引き分け 3
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不可思(ふかし、1991年6月17日 - )は日本のキックボクサー[1]福岡県出身。クロスポイント吉祥寺所属。元RISEライト級王者。元KING OF KNOCK OUTスーパーライト級王者。

リングネームの「不可思」は、経文の一節で”計り知れない”という意味がある「南無不可思議光」からきており父親が命名[要出典]

来歴

[編集]

日本人の父とタイ人の母の間に福岡県で生まれたのち、タイへ渡り2歳ごろまで過ごす。出身地がタイ・バンコクと表記される事が多々あるが間違いであると本人が訂正している。

2008年8月29日にプロデビュー。

2013年10月20日、REBELS.21で行われたREBELS60kg級王座決定戦で町田光と対戦し、判定負けで王座獲得に失敗した[2]

2014年9月7日、Bigbang・統一への道 其の18で行われたBigbangライト級王座決定戦で稲石竜弥と対戦し、判定勝ちで王座獲得に成功した[3]

2015年6月7日、Bigbang・統一への道 其の21で行われたBigBangライト級タイトルマッチで挑戦者の皇治と対戦し、判定勝ちで王座の初防衛に成功した[4]

2016年7月30日、RISE 112で行われたRISEライト級タイトルマッチで王者の水町浩と対戦し、判定勝ちで王座獲得に成功した[5]

2016年11月30日、REBELS.47で行われたREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級タイトルマッチで王者のハチマキと対戦し、KO勝ちで王座獲得に成功した[6]

2017年6月17日、KNOCK OUT vol.3で開催されたKING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメントの1回戦で勝次と対戦し、ヒジ打ちによるカットでドクターストップによりTKO負けを喫した[7]

2017年9月15日、RISE 119で行われたRISEライト級タイトルマッチで挑戦者の麻原将平と対戦し、判定勝ちで王座の初防衛に成功した[8]

2018年4月1日、SHOOT BOXING 2018 act.2で海人と対戦し、ヒジ打ちによるカットでドクターストップによりTKO負けを喫した[9]

2018年8月19日、KNOCK OUT SUMMER FES.2018で行われたKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント決勝戦で秀樹と対戦し、判定勝ちで優勝し王座獲得に成功した[10]

2019年4月27日、SHOOT BOXING 2019 act.2で行われたSHOOTBOXING vs REBELS対抗戦の大将戦で西岡蓮太と対戦し、判定負けを喫した[11]

2019年6月30日、K-1 WORLD GP初出場となったK-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~で佐々木大蔵と対戦し、バックブローによるカットでドクターストップによりTKO負けを喫した[12]

2019年12月28日、K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~にて大和哲也と対戦し、KO勝ちを収めた[13]

2020年3月22日、K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~で行われたK-1 WORLD GPスーパーライト級タイトルマッチで王者の安保瑠輝也に挑戦し、判定負けで王座獲得に失敗した[14]

2021年3月21日、K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~ K’FESTA.4 Day.1~で山崎秀晃と対戦し、KO負けを喫した[15]

戦績

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キックボクシング 戦績
66 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
44 21 23 0 3 0
19 6 13 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× デンサヤーム・ウィラサクレック 3R終了 判定0-3 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.5 “RED ZONE” 2023年11月5日
ジン・シジュン 3R 負傷判定1-1 AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023 ~スーパーウェルター級&女子フライ級ダブルタイトルマッチ~ 2023年7月17日
バズーカ巧樹 3R 2:11 TKO KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE” 2023年3月5日
× 林健太 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~初代バンタム級王座決定トーナメント~ 2022年12月3日
大野裕志郎 3R 2:47 TKO(レフェリーストップ) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~よこはまつり~ 2022年9月11日
小嶋瑠久 3R 2:15 TKO (タオル投入) K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K’FESTA.5~ 2022年4月3日
× 林健太 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~ 2021年12月4日
田村陽典 1R 1:53 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K-1ライト級タイトルマッチ~ 2021年7月17日
× 山崎秀晃 1R 1:10 KO K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~ 2021年3月21日
鈴木勇人 2R 3:09 KO(右ストレート) K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~ 2020年12月13日
× 平山迅 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~ 2020年9月22日
× 安保瑠輝也 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K'FESTA.3~
【K-1 WORLD GPスーパーライト級タイトルマッチ】
2020年3月22日
大和哲也 3R 0:34 KO K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~ 2019年12月28日
堀井翼 3R 3:00 KO(右ストレート) K-1 KRUSH FIGHT.106 2019年10月13日
× 佐々木大蔵 3R 2:14 TKO(ドクターストップ:バックブローによるカット) K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~ 2019年6月30日
× 西岡蓮太 3R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 2019 act.2
SHOOT BOXING vs REBELS 対抗戦 大将戦
2019年4月27日
× チャド・コリンズ 5R終了 判定0-3 KNOCK OUT 2019 WINTER 「THE ANSWER IS IN THE RING」 2019年2月11日
山口侑馬 5R終了 判定2-0 KING OF KNOCK OUT 2018 両国国技館  2018年12月9日
秀樹 5R終了 判定2-0 KNOCK OUT SUMMER FES.2018
【KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント決勝】
2018年8月19日
鈴木博昭 5R終了 判定3-0 KNOCK OUT 2018 SURVIVAL DAYS
【KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝】
2018年6月8日
× 海人 4R 2:45 TKO(ドクターストップ:ヒジ打ちによるカット) SHOOT BOXING 2018 act.2 2018年4月1日
健太 5R終了 判定2-0 KNOCK OUT FIRST IMPACT
【KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント1回戦】
2018年2月12日
金原正徳 5R終了 判定3-0 KING OF KNOCK OUT 2017 in 両国 2017年12月10日
麻原将平 5R終了 判定3-0 RISE 119
【RISEライト級タイトルマッチ】
2017年9月15日
茂木俊介 4R 0:35 TKO(タオル投入) KNOCK OUT vol.4 2017年8月20日
× 勝次 5R 0:15 TKO(ドクターストップ:ヒジ打ちによるカット) KNOCK OUT vol.3
【KING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント1回戦】
2017年6月17日
水落洋祐 4R 1:01 TKO(ドクターストップ:ヒジ打ちによるカット) KNOCK OUT vol.2 2017年4月1日
山口裕人 3R 1:50 KO KNOCK OUT vol.1 2017年2月12日
ハチマキ 5R 2:02 KO REBELS.47
【REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級タイトルマッチ】
2016年11月30日
水町浩 3R終了 判定3-0 RISE 112
【RISEライト級タイトルマッチ】
2016年7月30日
バリーズ・カラバス 3R 0:25 KO SHOOT BOXING 2016 act.3 2016年6月5日
ピエトロ・ドウリャ 3R終了 判定0-0 REBELS.41 2016年3月9日
NOBU BRAVELY 5R 1:01 KO 第1回 KODO-魂動-
【WPMF日本スーパーライト級タイトルマッチ】
2016年1月24日
麻原将平 3R終了 判定2-0 RISE 108 2015年11月8日
加藤剛士 3R 2:59 KO REBELS.38
【WPMF日本スーパーライト級タイトルマッチ】
2015年9月16日
TASUKU 3R 2:01 KO RISE 106 2015年7月24日
皇治 3R終了 判定2-0 ビッグバン・統一への道 其の21
【BigBangライト級タイトルマッチ】
2015年6月7日
琢磨 1R 2:05 KO REBELS.34×WPMF JAPAN 2015年3月4日
× SHIGERU 3R終了 判定0-3 BLADE 1-BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIP
【BLADE FC JAPAN CUP -61kgトーナメント準決勝】
2014年12月29日
小川翔 3R終了 判定3-0 BLADE 1-BLADE FIGHTING CHAMPIONSHIP
【BLADE FC JAPAN CUP -61kgトーナメント1回戦】
2014年12月29日
古谷野一樹 3R終了 判定3-0 REBELS.31 2014年10月26日
稲石竜弥 3R終了 判定2-0 ビッグバン・統一への道 其の18
【Bigbangライト級王座決定戦】
2014年9月7日
× 山口侑馬 2R 2:59 TKO HOOST CUP LEGEND~伝説降臨~ 2014年3月23日
× 町田光 3R終了 判定0-3 REBELS.21
【REBELS60Kg級王座決定戦 決勝】
2013年10月20日
稲石竜弥 3R終了 判定3-0 REBELS.18
【REBELS60Kg級王座決定戦 準決勝】
2013年7月21日
辻出優翔 3R終了 判定3-0 HOOST CUP KINGS~王者たちの饗宴~ 2013年6月16日
町田光 3R終了 判定1-0 REBELS.15 2013年4月14日
× マキ・ピンサヤーム 3R終了 判定0-3 HOOST CUP~魂・其之弐~ 2013年2月24日
渡久山ゆうた 1R 0:28 KO REBELS.14 2013年1月27日
× 蓮見龍馬 3R終了 判定0-2 REBELS.13 2012年10月28日
鷲尾亮次 2R 1:04 KO J-NETWORK J-KICK 2012~NEXT J-GENERATION~3rd 2012年6月17日
× 梅原ユウジ 5R終了 判定0-3 M-1ムエタイチャレンジ Sutt Yod Muaythai vol.1
【WPMF日本フェザー級王座挑戦者決定トーナメント準決勝】
2012年3月25日
石橋真幸 3R TKO NAGOYA KICK 2011年10月23日
シン・ソンホ 2R KO NAGOYA KICK 2011年8月28日
大西晃樹 3R終了 判定3-0 M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ
「がんばろうニッポン!RAORAK MUAY vol,2」
2011年6月12日
堅総 3R終了 判定2-0 NAGOYA KICK ~Scream Like A Rolling Stone~ 2011年4月24日
永井健太朗 1R 3:00 KO RISE 74 2011年2月27日
梅原ユウジ 3R 1:51 TKO NAGOYA KICK 2010年12月5日
久世秀樹 3R終了 判定3-0 NAGOYA KICK~BE-BOP!!~ 2010年9月5日
元貴 3R終了 判定3-0 NAGOYA KICK~The morning comes again~ 2010年7月25日
瞬太 3R終了 判定3-0 NAGOYAKICK ~Shine a Light~ 2010年5月23日
× 大和大地 3R終了 判定0-3 大和ジム40周年&名古屋JKF20周年記念興行 THE ORIGIN OF KICK BOXING
~キックの源流 大和魂集結!~
2009年12月23日
村上隆史 3分3R終了 判定3-0 NAGOYA KICK~BoogieFight09 VACANCY~ 2009年10月11日
× 中務幸信 1R 2:19 KO KAKUMEI NAGOYA 3 ~ 届け!愛と勇気とローキック ~ 2009年8月30日
小浪裕太 3R終了 判定3-0 J-NETWORK J-FIGHT26 2009年5月17日
水戸一雄 2R 1:40 KO K-1 甲子園 KING OF UNDER 18~FINAL16~ 2008年8月29日

獲得タイトル

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入場曲

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入場曲

  • 「Die Young」/ KOHH
  • 「Uproar」/ Lil Wayne
  • 「Dirt Boys」/ KOHH

旧入場曲

  • 「初期衝動」/ BRAHMAN[16]
  • 「Kick Out The Epic Motherf**ker」/ Dada Life

脚注

[編集]
  1. ^ プロフィール:不可思(キックボクシング)×スポーツファンディング【athleteyell】 アスリート後援会代行・支援サイト【AthleteYell(アスリートエール)】2019年5月7日閲覧
  2. ^ 【レベルス】“キック界の燃える闘魂”板倉&町田が激闘制し初代王者にイーファイト 2013年10月20日
  3. ^ 【ビッグバン】森井、豪快KOで初防衛に成功イーファイト 2014年9月7日
  4. ^ 【ビッグバン】激しい打ち合い制し恭士郎が新王者にイーファイト 2015年6月7日
  5. ^ 【RISE】村越が小笠原に壮絶TKO勝ち、9月那須川とタイトル戦イーファイト 2016年7月30日
  6. ^ 【レベルス】日菜太が郷野をKO「来年はいろいろなことに挑戦できそう」イーファイト 2016年11月30日
  7. ^ 【KNOCK OUT】勝次が不可思をヒジ葬で死闘を制すイーファイト 2017年6月17日
  8. ^ 【RISE】不可思が麻原を退け初防衛「強くてごめんね」イーファイト 2017年9月15日
  9. ^ 【シュートボクシング】海人の快進撃止まらず、不可思をヒジ葬イーファイト 2018年4月1日
  10. ^ 【KNOCK OUT】不可思が秀樹からダウン奪い、競り勝って初代王座に就くイーファイト 2018年8月19日
  11. ^ 【シュートボクシング】西岡蓮太が不可思に打ち勝ち判定勝利、対抗戦は2対2の引き分けイーファイト 2019年4月27日
  12. ^ 【K-1】佐々木大蔵、最強の外敵・不可思を出血によるTKOで退けるイーファイト 2019年6月30日
  13. ^ 【K-1】不可思が名古屋の先輩・大和哲也にKO勝利、涙ながらに思いを語る(動画あり)イーファイト 2019年12月28日
  14. ^ 【K-1】安保瑠輝也がV2達成、不可思はダウン喫し怒涛の追い上げも届かず(動画あり)イーファイト 2020年3月22日
  15. ^ 【K-1】山崎秀晃 ”春のパンチ祭り”で不可思を70秒の瞬殺KO葬イーファイト 2021年3月21日
  16. ^ 不可思 | キックボクシングイベント KNOCK OUT(ノックアウト) キックボクシングイベント | KNOCK OUT(ノックアウト) 2019年5月7日閲覧

外部リンク

[編集]
前王者
水町浩
第4代RISEライト級王者

2016年7月30日 - 2019年2月3日(返上)

空位
次タイトル獲得者
白鳥大珠