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丸美産業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

丸美産業株式会社(まるみさんぎょう、: MARUMI SANGYO CO.,LTD.)は、愛知県名古屋市瑞穂区に本社を置く日本の企業。主な事業は木材の輸出入・販売、不動産開発。

丸美産業株式会社
MARUMI SANGYO CO.,LTD.
丸美産業本社 社屋外観
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
467-8533
愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通三丁目21番地
設立 1948年(創業1920年
業種 卸売業
法人番号 9180001011103 ウィキデータを編集
事業内容 木材の輸出入・販売、不動産開発
代表者 代表取締役 嶺木一志
資本金 2億2,000万円
売上高 単体:119億円(2020年12月)
連結:136億円(2020年12月)[1]
経常利益 6億1300万円(2020年12月)[1]
純資産 85億7900万円(2020年12月)[1]
総資産 137億4900万円(2020年12月)[1]
従業員数 単体:81名
連結:108名
外部リンク https://www.marumi.com/
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概要

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1920年大正9年)創業の木材商。木材の輸入・輸出の他、マンション・住宅の開発事業を行っている。分譲マンションは名古屋では早期の1970年から手掛けている老舗である。また、2015年からは木材原木の輸出を開始し、2017年には食料産業局長賞[2]を受賞。2020年では輸出量5年連続日本一となっている。

沿革

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  • 1920年大正9年)3月 - 嶺木丵が丸美材木店を新堀川名古屋市中区)にて創業。
  • 1929年昭和5年)- 近藤助三郎(丵の義兄)が承継
  • 1936年(昭和11年)- 嶺木一夫が承継。
  • 1942年(昭和17年)‐ 木材統制令により丸美材木店廃業。
  • 1947年(昭和22年)
    • 6月 - 嶺木一夫が資本金18万円で合資会社丸美商会を新堀川(名古屋市中区)にて設立。
    • 7月 - 白鳥出張所を開設。
  • 1948年(昭和23年)7月 - 嶺木一夫が資本金65万円で丸美木材株式会社を新堀川(名古屋市中区平和)にて設立。
  • 1952年(昭和27年)2月 - 堀川(名古屋市中区正木町)に本社を移転。
  • 1959年(昭和34年)5月 - 堀川(名古屋市熱田区白鳥)に本社を移転、金属サッシ・建材の販売開始。
  • 1965年(昭和40年)3月 - 名古屋市瑞穂区瑞穂通三丁目に本社を移転。
  • 1968年(昭和43年)
    • 名古屋西部木材港(愛知県飛島村)の土地約8,000坪を購入、木材倉庫を移転。
    • 5月 - 資本金3,000万円に増資、三重県志摩市斧峠にて約15万坪の別荘地を販売。
  • 1972年(昭和47年)
    • 1月 - 丸美産業株式会社に商号変更、三重県志摩市的矢にて約8万坪の別荘地を販売。
    • 10月 - 岐阜県高山市朝日町御岳山麓にて約80万坪の高原別荘地を開発、分譲マンション販売開始。
  • 1973年(昭和48年)6月 - 資本金1億円に増資。
  • 1976年(昭和51年)- 丸美総合管理株式会社を設立。
  • 1980年(昭和55年)- 資本金1億3,200万円に増資。
  • 1984年(昭和59年)‐ 嶺木昌行が代表取締役に就任。
  • 1991年平成3年)- カナダのバンクーバーにMARUMI CANADA LUMBER LTD.を設立。
  • 1992年(平成4年)- 資本金2億2,003万円に増資、中国成都事務所を開設。
  • 1998年(平成10年)- 丸美リゾート飛騨秋神高原朝夢美館オープン。
  • 2001年(平成13年)- 中国大連事務所を開設。
  • 2007年(平成19年)- 丸美デザイン&コンストラクションを設立。
  • 2008年(平成20年)- 南喜幸が代表取締役社長に就任、本社社屋建て替え竣工。
  • 2015年(平成27年)- 国産材原木輸出開始。
  • 2017年(平成29年)- 嶺木一志が代表取締役社長に就任。
  • 2018年(平成30年) -不動産仲介開始。
  • 2020年令和2年)- 創業100周年[3]

事業所等

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関連会社

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脚注

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  1. ^ a b c d 2020年度 貸借対照表と損益計算書”. 2021年8月31日閲覧。
  2. ^ ”輸出優良事業者表彰で丸美産業に食料産業局長賞”.日本林業調査会.2021年8月31日閲覧。
  3. ^ ”中部の100周年企業”.日本経済新聞.2021年8月31日閲覧。

外部リンク

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