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丹羽駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
丹羽駅
にわ
Niwa
神丘 (3.5 km)
(5.6 km) 北檜山
所在地 北海道瀬棚郡北檜山町字丹羽
北緯42度25分46.8秒 東経139度56分9.6秒 / 北緯42.429667度 東経139.936000度 / 42.429667; 139.936000座標: 北緯42度25分46.8秒 東経139度56分9.6秒 / 北緯42.429667度 東経139.936000度 / 42.429667; 139.936000
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 瀬棚線
キロ程 37.4 km(国縫起点)
電報略号 ニハ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1932年昭和7年)11月1日
廃止年月日 1987年(昭和62年)3月16日
備考 瀬棚線廃線に伴い廃駅
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1976年の丹羽駅と周囲約750m範囲。左が瀬棚方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

丹羽駅(にわえき)は、北海道瀬棚郡北檜山町字丹羽(現・久遠郡せたな町)にあった日本国有鉄道(国鉄)瀬棚線廃駅)である。電報略号ニハ事務管理コードは▲141607[1]1984年(昭和59年)まで運行されていた急行「せたな」の停車駅であった。

歴史

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駅名の由来

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所在地名より。当地には1892年(明治25年)に福島県会津若松から元会津藩丹羽五郎安土桃山時代武将丹羽長秀後裔)ら12戸が入植した[6]。地名は丹羽の功績を伝えるため命名された[3]

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[7]。ホームは線路の北側(瀬棚方面に向かって右手側)に存在した。かつては島式ホーム1面2線を有していた[8]

日交観北海道に委託する職員配置駅で、駅舎は構内の北側(瀬棚方面に向かって右側)に位置しホームから少し離れた場所にあった[7]。花石駅とほぼ同型の建物であった。

利用状況

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  • 1981年度の1日乗降客数は734人[7]

駅周辺

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駅跡

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2000年(平成12年)時点で空き地となっているが、駅周辺の農業倉庫は残る[9]。2010年(平成22年)時点でも同様であった。また「37 1/2」のキロポストが残存していた[10]、2011年(平成23年)時点でも同様で、駅前商店が閉店して残っていた[8]

隣の駅

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日本国有鉄道
瀬棚線
神丘駅 - 丹羽駅 - 北檜山駅

脚注

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  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、220頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ 内閣印刷局, ed (1932-10-26). “鉄道省告示 第423号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (1748). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958219/3. 
  3. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、25頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ a b 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
  5. ^ 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II、P831。
  6. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 154. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  7. ^ a b c d 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)65ページより。
  8. ^ a b 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社2011年9月発行)78,80ページより。
  9. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング2000年1月発行)78ページより。
  10. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)163ページより。

関連項目

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外部リンク

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