二宮町 (神戸市)
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二宮町(にのみやちょう)は兵庫県神戸市中央区の町名。現行行政地名は二宮町一丁目から二宮町四丁目。郵便番号651-0093。
地理
[編集]中央区中心部の事務所ビル・商店・住宅の混在する住宅・商業地域。旧・葺合区西部の阪急神戸線北側の区域にあたる。
北は生田町、南は琴ノ緒町を挟み東から若菜通、国香通、西は布引町。JR三ノ宮駅の北側に位置する町域。東から順に一~四丁目が設置されている。
町域内には生田裔神八社の一つ二宮神社がある。なお、二宮商店街と二宮筋商店街の「二宮」も二宮神社に由来するが、隣接する琴ノ緒町にある。
歴史
[編集]地名の由来
[編集]町名は二宮神社に由来する。
沿革
[編集]明治32年(1899年)に葺合二宮町として神戸市葺合の一部から成立。昭和6年(1931年)葺合区に所属するまで「葺合」を冠称。昭和55年(1980年)より生田区との合併により、中央区に所属。
- 明治29年(1896年):兵庫県立神戸尋常中学校(現・兵庫県立神戸高等学校)創立。明治32年に神戸中学校、明治41年に第一神戸中学校と改称し、昭和13年灘区へ移転。
- 明治38年(1905年):阪神電気鉄道開通。
- 大正元年(1912年):神戸電気鉄道(後の神戸市電)布引線開通。
- 大正7年(1918年):神戸市立二宮尋常小学校(後の二宮小学校)設立。
- 昭和6年(1931年):国鉄(現JR)三ノ宮駅が現在地に移転。
- 昭和11年(1936年):阪神急行電鉄(現阪急電鉄)が三宮へ高架で乗り入れ。
- 昭和58年(1983年):神戸新交通ポートアイランド線開通。
- 昭和60年(1985年):神戸市営地下鉄開通。
- 平成9年(1997年):神戸市立二宮小学校が廃校(神戸市立中央小学校に統合)。
人口統計
[編集]- 第18回国勢調査(2005年10月1日現在)での世帯数2,088、人口3,547、うち男性1,667人、女性1,880人[1]。
- 昭和63年(1988年)の世帯数1,369・人口3,107[2]。
- 昭和35年(1960年)の世帯数1,424・人口6,014[2]。
- 大正9年(1920年)の世帯数1,462・人口6,014[2]。
施設
[編集]一丁目
[編集]- 市立二宮児童館
- 市営二宮住宅
二丁目
[編集]三丁目
[編集]四丁目
[編集]脚注
[編集]- ^ “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2009年4月8日閲覧。
- ^ a b c 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988
- ^ あるいは真言宗善通寺派
参考文献
[編集]- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。
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