京町 (神戸市)
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京町(きょうまち)は、兵庫県神戸市中央区の町名。郵便番号650-0034。
地理
[編集]旧居留地の東から4番目の筋にあたる。事務所ビルの建ち並ぶ商業地域。
東は江戸町、南は海岸通、西は浪花町、北は三宮町。丁目には分かれず、他の旧居留地の町々と地番を共有する。
歴史
[編集]元は神戸外国人居留地内の東西5本南北8本あった道路のうち東から4番目の幅20.1m、長さ466.2mの道路に明治5年(1872年)付けられた名前。由来は京都からで、他の道と同じく著名な地名から付けられた。これが正式な町名となったのは明治32年(1899年)に居留地が返還された時である。
昭和6年(1931年)より神戸区、昭和20年(1945年)より生田区、昭和55年(1980年)より中央区に所属。
- 明治元年(1868年)、外人商業会議所創立、フランス領事館設置。
- 明治34年(1901年)から明治38年(1905年)までイタリア領事館置かれ、明治39年(1906年)よりポルトガル領事に委託。
- 明治38年(1905年)、フランス領事館が中山手通六丁目に移転。
- 明治39年(1906年)~大正3年(1914年)、ノルウェー領事館が置かれた。
- 大正3年(1914年)~大正8年(1919年)、オランダ領事館が置かれた。
- 大正8年(1919年)~昭和6年(1931年)、アメリカ領事館が置かれた。
- 昭和3年(1928年)、ボリビア領事館開設。
- 昭和7年(1932年)、イギリス領事館が地内に移転。
- 昭和9年(1934年)、前町・仲町(中央部の東西の通り)・北町(北から2番目の通り)の各一部を編入。
- 戦後、ギリシャ・スウェーデン領事館が開設され後に移転。
- 昭和57年(1982年)、旧東京銀行神戸支店ビルに神戸市立考古館・南蛮美術館を吸収して神戸市立博物館として開館。
人口統計
[編集]- 平成17年国勢調査(2005年10月1日現在)での定住者なし[1]。
- 昭和63年(1988年)の世帯数92・人口164(江戸町を含む)[2]。
- 昭和35年(1960年)の世帯数12・人口36[2]。
- 大正9年(1920年)の世帯数27・人口96[2]。
- 明治34年(1901年)の戸数21・人口63[2]。
経済
[編集]- 店・企業
施設
[編集]脚注
[編集]- ^ “神戸市町別世帯数・年齢別人口(国勢調査)”. 神戸市. 2009年8月30日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1988
- ^ a b 企業情報 会社概要、八馬汽船株式会社公式サイト。
参考文献
[編集]- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』神戸新聞総合出版センター、2007年。ISBN 978-4-343-00437-6。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 竹内理三 編『角川日本地名大辞典 28 兵庫県』角川書店、1988年。ISBN 978-4040012803。