井上ともやす
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井上 ともやす | |
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出生名 | 井上智資 |
別名 | チーフ井上 |
生誕 | 1967年2月16日(57歳) |
出身地 | 日本 千葉県船橋市 |
ジャンル | フォークソング、J-POP、ブルーグラス |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル、フォークギター、エレクトリック・ギター、三線、マンドリン、ハーモニカ、カズー |
活動期間 | 1999年 - |
レーベル | ヤモリレコーズ |
公式サイト | https://tomoyasuinoue.jimdofree.com/ |
井上 ともやす(いのうえ ともやす、1967年2月16日 - )は、日本の男性シンガーソングライター、作曲家。千葉県船橋市出身。1970年代日本のフォークソングをルーツに、現在もプロテストソングを作り歌うほか、ブルーグラスからロックまで、幅広いスタイルの自作曲を持ち、石野真子、宮良牧子らの歌手への楽曲提供、CDプロデュースも行っている。沖縄県で出会ったライフスタイルに影響されて三線も弾き、自らの教室で教えている。
近況
[編集]1987年から毎年上野恩賜公園の水上音楽堂にて「アコースティックボイス」というライブを主催。
現在は関東地方各地を中心に、ギターと三線を使ったオリジナル曲のライブ活動の他、吉田拓郎のカバーだけを歌うトリビュートライブイベントなどを積極的に行っている。
また、神奈川県相模原市のライブハウスアコースティックパフォーマンスコレクションで「井上ともやすのお呼びつけライブ!」と称する自主企画のタイバンライブを定期的に行ない、時には沖縄料理店で流しをしたり、わらぶーとしてのライブも行っている。三線は、時にスライドギターのようにボトルネック奏法も駆使する。
また、沖縄ミュージシャンや石野真子らへの楽曲の提供、宮良牧子、古賀愛子らのCDプロデュース[1][2]、根岸和寿とのユニット「カーリーブラザーズ」としてお祝いソングの制作、シンガーソングライターのいわさききょうことインターネットラジオ定期番組『どこへ行くフォークソング』を制作するなど、精力的に活動を行っている。
略歴
[編集]- 1967年 - 九州の福岡県朝倉郡と大分県日田市出身の父母の下、千葉県で生まれ育つ。
- 1982年 - 吉田拓郎に影響を受け、15歳でフォークギターを始める。
- 1985年 - 静岡県掛川市のヤマハリゾートつま恋で開催された「吉田拓郎 "ONE LAST NIGHT IN つま恋"」に触発され、ライブ活動を開始[3]。
- 1992年 - 上野恩賜公園水上音楽堂にて「アコースティックボイス」ライブを主催。
- 1999年 - チーフ井上とフォークゲリラボーイズ名義で、ブルーグラスを日本語の歌詞で歌った「100万回愛してる!!」をリリース。
- 2000年8月 - 隣国の姿を自分の目で確かめるべく、初の外国北朝鮮を万景峰号で訪問。
- 2001年 - チルーとやまとぅんちゅ沖縄ポップスユニットnachi-booのファーストアルバム『あん美(ちゅ)らさ』をリリース。日本トランスオーシャン航空の機内放送に採用。なちぶー(泣き坊)は泣き虫を意味する沖縄方言。
- 2002年 - nachi-booセカンドアルバム『夏の夜はカチャーシー』を発売。
- 2002年7月 - 山梨県白州町(現北杜市)の尾白川渓谷で1999年の夏祭り用に作った「水の詩」をソロシングルとしてリリース。
- 2002年10月25日 - 代官山クラシックスにてコペルニクスの演出で、菊池常利と「神無月〜月を呼ぶ男達」ライブを行う。
- 2004年 - 北朝鮮で出会った人たちとの交流を歌にしたシングル「アンニョンハセヨ カムサハムニダ」をリリース。いとちんと爆笑沖縄ユニット「わらぶー」を結成、なちぶー(泣き坊)の逆の「笑坊」から命名した。
- 2006年2月 - シングル第三弾「どこへ行くアメリカ」を発売。
- 2006年3月4日 - わらぶー初のCD『わらぶー音楽図鑑』を発売。
- 2010年10月 - 1stソロアルバム『平和の詩(うた)が聞こえる』を発売。
- 2012年8月19日 - 長野県東筑摩郡朝日村あさひプライムスキー場にて開催の「Asahi Prime信州フォークフェスタ2012」[4]に海援隊、あのねのね、オフコースの鈴木康博らと共に出演し、司会も担当。
- 2014年3月2日、9日 - 市川市民文化ネットワークの主催で、千葉県の行徳I&Iホールと四街道市文化センターで開催の、障害を持つ子供とその親らが出演するチャレンジド・ミュージカル『WE WE NA MI MI〜あなたとわたし〜』の宮沢賢治コーナーの音楽を担当。
- 2016年2月14日 - セカンドソロアルバムを発売。
- 2017年2月17日 - 武蔵野市のスターパインズカフェで生誕50周年コンサートを開催。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- 『平和の詩(うた)が聞こえる』(2010年10月)
- 平和の詩が聞こえる
- やポネシアンブルース
- 団地っ子のバラッド
- GoodBye Teen's
- てーげーeasy(作詞:井上ともやす、作曲:グレン・フライ)(イーグルス「Take It Easy」の沖縄方言カバー)
- 冷たい雨を聴いている
- 黄昏挽歌
- サンキューソング
- たった一人のお母ちゃんから
- 広島に雪が降る
- Spirit To Shout!
- 縁ですね
- 『アジアの瞳 Peaceful Eyes In Asia』(2016年2月14日、CH-003)
- どこへ行く日本
- オヤケアカハチの唄
- B級キャプテン
- 歌ってよフォークダディ
- 椅子
- どこへ行くアメリカ
- 音楽が聞こえてくるよ
- 雨ニモマケズ(作詞:宮沢賢治、作曲:井上ともやす)
- アジアの瞳
- ギターを弾いている
シングル
[編集]- 『水の詩』 2002年7月 ファーストシングル C/W「心の町に行こう」
- 『アンニョンハセヨ カムサハムニダ』 2004年4月3日シングル第2弾 C/W「明日はきっと晴れ」
- 『どこへ行くアメリカ』 2006年2月4日 シングル 第3弾 C/W「ルーツ」
参加作品
[編集]sayama
[編集]- 『Water-Spirit』(2002年11月ドイツ盤ヒーリングミュージックのオムニバスアルバム)
nachi-boo
[編集]- 『あん美(ちゅ)らさ』(2001年)
- 『夏の夜はカチャーシー』(2002年)
チーフ井上とフォークゲリラボーイズ
[編集]- 『100万回愛してる』(1999年)
わらぶー
[編集]- 『わらぶー音楽図鑑』(2006年3月4日、ラッツパック wara-0001)
- 日本トランスオーシャン航空の2008年3月、4月機内放送で「ヤモリがキュ!」を紹介。
楽曲提供
[編集]- 高田康子
- 「水の詩」(2009年11月11日)
- 宮良牧子
- 「星を追いかけて」(2005年7月6日)
- 「サンゴぬファーぬ物語」(2008年8月20日、アルバム『心の星』所収)
- 「心の星」(同上)
- 「マブイウタ」(2008年11月23日、アトン・ミュージック)
- 石野真子
- 「サンキューソング」(『Love Merry-go-round』所収、COME TRUE RECORDS、CTR-08028)
- MERRY
- 「あん美らさ」(2007年9月18日、アルバム『琉星〜Ryusei〜』所収)
- 「大地をバン!バン!」(同上)
- 「恋の風」(作曲)(同上)
- 「てのひら」(作曲)(同上)
インターネットラジオ
[編集]映画
[編集]- 『風之舞〜風の復活〜』(2007年) - わらぶーとして出演。
出典
[編集]- ^ a b “歌手の古賀愛子さん、プロデューサーの井上ともやすさんゲスト出演!”. 有限会社石垣コミュニティーエフエム (2016年3月20日). 2017年4月16日閲覧。
- ^ 「母の故郷で初ライブ 石垣島2世の古賀愛子さん」『八重山毎日新聞』、2016年3月24日、八重山毎日新聞社
- ^ 「つま恋 42年の歴史に幕 全国から2000人別れ惜しむ」『毎日新聞』、2016年12月26日 [1]
- ^ チラシ
- ^ 第1回目、YouTube