京コトはじめ
京コトはじめ | |
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ジャンル | 情報番組 |
出演者 | #出演者を参照 |
製作 | |
制作 | NHK大阪放送局 |
放送 | |
放送チャンネル | NHK総合 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2021年3月12日 - 2024年3月29日(28日深夜) |
回数 | 93[1] |
放送開始 - 2023年3月17日 | |
放送期間 | 2021年3月12日 - 2023年3月17日 |
放送時間 | 14:05 - 14:50[2] |
放送分 | 45分 |
回数 | 65[1] |
2023年4月7日 - 放送終了 | |
放送期間 | 2023年4月7日 - 2024年3月29日(28日深夜) |
放送時間 | 15:10 - 15:54[3] |
放送分 | 44分 |
回数 | 28[1] |
特記事項: 放送回数には、パイロット版と2022年1月3日未明[4]、同年3月7日未明[5]および異時放送を含む。 ミニ番組としても随時放送(放送回数には含まず)。 祝日・年末年始や国会中継時、大相撲・高校野球などのスポーツ中継時は休止(#番組休止に関しても参照)。 |
『京コトはじめ』(きょうコトはじめ)は、2021年3月12日から2024年3月29日(28日深夜)[6]までNHK総合で放送されたNHK大阪放送局制作の、主に京都府に関する情報番組であった。
概要
[編集]東京のNHK放送センターのバックアップ機能を持つNHK大阪放送局の機能強化の一環として『列島ニュース』の枠拡大や『ニュース きん5時』の新設などと合わせ、金曜日の大阪放送局制作の生放送番組の1つとして放送を開始した[2]。
金曜日の14時台は、2021年3月5日まで同じく大阪放送局制作の『ごごナマ おいしい金曜日』が放送されたため、事実上この枠が引き継がれた。
内容としては、京都の魅力を毎回1つのテーマに沿って紹介し、それに関する職人などをゲストに招いて紹介するというものであった[注 1]。
京都に関する番組であったが、前述の事情から制作局は京都放送局ではなく大阪放送局であった。紹介VTRのナレーションも、大阪放送局のアナウンサーが週替わりで担当した。
なお、紹介VTRでは、京都放送局やNHKワールド JAPANで過去に放送された京都に関する番組映像を二次利用したものもあり、京都放送局のアナウンサーも後述する「京コト+」のコーナーのリポーターとして出演した。
2021年3月12日の13時40分 - 14時30分にパイロット版が放送された[注 2]。
2 - 5分程度のミニ番組としても放送され「古都の美 "匠(たくみ)の技" 〇〇」(〇〇には「京菓子」「庭」等)として随時放送された。当初は関西地区のみの放送であったが、2021年10月1日からは全国で放送された。
2022年4月8日以降は、京都や関西ゆかりの芸能人などのゲストが、従来の職人のゲストとは別に、週替わりで出演した。一方「全国ここでもコトはじめ」(京都以外の全国からの中継)が行われなくなった。
番組の終焉
[編集]2024年度より、平日15時10分 - 17時57分が『午後LIVE ニュースーン』に統一されるため[注 3]、当番組は同年3月8日でレギュラー放送を終了する予定であった[注 4][注 5]。
このレギュラー放送最終回は、国会中継で延期となった2月2日放送予定分の収録放送のため、生放送としては3月1日が最後となった[7]。なお、3月1日放送分は当日に放送時間が変更された(#放送時間変更の具体的なケースを参照)[8]。
しかし、3月8日放送予定分はその前日に国会中継が決定し、同月中の放送枠もないことから[注 4]、このレギュラー放送最終回は3月29日(28日深夜)のミッドナイトチャンネル枠で0時30分 - 1時14分に異時放送された[6]。
また、同様の理由で放送を延期した2月9日放送予定分は3月8日までに放送枠がないため[注 4]、2月24日の13時50分 - 14時34分に異時放送された[注 6][9][10][11]。
そのため、本来の時間帯での放送は、2024年2月16日が最後となった[12]。
番組休止に関して
[編集]金曜日の昼間は、国会中継(特に国会開会に関係する政府四演説・代表質問、新年度予算または補正予算審議等)や報道特別番組などの影響を受けやすい時間帯である。そのため、2021年度は、生放送で行われたのは、番組開始当初の2021年4月を除くと僅かであった(#番組休止の具体的なケースを参照)。
2022年度は、新年度予算審議以外の理由で休止したことは、ほとんどなく、生放送で行われたことが多かった。
2023年度は、15時台に移動したため、大相撲中継の影響で休止が多くなり、放送頻度が減少した[3]。
なお、生放送を予定しながら休止となった場合は、その日のうちに収録を行い、後日放送された。この際、番組冒頭で森田が登場する際や中継コーナー時に「〇月〇日に収録したものです」という字幕表記があるほか、通常は「京都から生放送でお届けします」と言うところを「京都からお伝えします」などと挨拶が変更された。
番組休止の具体的なケース
[編集]新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置について、新たな宣言発出・対象地域拡大・期間延長などの決定が金曜日に行われることが多い。その場合、午前中に基本的対処方針分科会にて諮問を諮り了承された上で、午後に議院運営委員会への事前説明が行われる場合が大方である。
前述の影響により、当番組の放送前日・当日に急遽、議院運営委員会質疑に関する国会中継が『NHKニュース』への内包の扱いで挟まれ、2021年4月23日(第204回国会・参議院議院運営委員会)[13]および5月の全ての放送が休止となった[注 7]。
2021年7月16日の放送後『2020年東京オリンピック』『第103回全国高等学校野球選手権大会』『2020年東京パラリンピック』とスポーツ中継が相次ぎ、9月10日に再開するまで、約2か月間放送がなかった(前述の『ニュース きん5時』もほぼ同様であった)。
2022年7月1日は、大阪放送局が属する関西地域や、関東地方などでは第26回参議院議員通常選挙の政見放送のため休止[18]。政見放送を同時間帯に行わない地域では、当番組の過去の再放送を実施するため、実質的な裏送りとなった。翌週8日も同様の予定であったが、安倍晋三銃撃事件に伴う報道特別体制のため、全国で休止となった[19]。
放送時間変更の具体的なケース
[編集]2023年7月28日は、15時30分 - 15時50分に日銀によるイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)柔軟化決定による、日銀植田和男総裁記者会見が『NHKニュース』として放送されたため[20]、16時5分 - 16時49分に変更された[21]。
生放送最後の回となった2024年3月1日は国会中継(第213回国会 衆議院政治倫理審査会 自民党政治資金パーティー裏金問題事情聴取)に伴い、16時5分 - 16時49分に変更された[8]。
なお、政治倫理審査会は、立憲民主党が小野寺五典衆議院予算委員長(当時)に対する解任決議案の本会議審議が行われたため、実際には17時6分 - 18時30分となり、この影響で『ニュース きん5時』は僅か6分、『首都圏ネットワーク』などの地域情報番組は18時30分開始の短縮放送となった。
主なコーナー
[編集]いずれも、番組後半に行われた。
京コト+(京コトプラス)
[編集]その日のテーマと関係する、森田がいる場所とは別の京都府内の場所からの中継コーナー。主に、放送当日の大阪放送局生放送が非番のアナウンサー(石橋亜紗、佐々木智一、一柳亜矢子など[注 8])が担当したが、回によっては京都放送局のアナウンサー(岩槻里子〈前番組の『ごごナマ おいしい金曜日』MC〉、竜田理史など)が担当したこともあった。
全国ここでもコトはじめ
[編集]2022年3月4日まで行われた、京都以外の場所からの中継コーナー。全国各地の日本の伝統工芸や文化などを紹介し、中継先に属する地方局のアナウンサーが担当。関東地方からの中継の場合は東京アナウンス室が担当し、主に小松宏司(前番組の『ごごナマ』MC)が担当した。
出演者
[編集]通常放送
[編集]- 森田洋平(NHKアナウンサー[注 9]) - MC(ミニ番組「古都の美 "匠(たくみ)の技"」には出演なし)
- その日のテーマに関わる職人1名以上。
- 京都ゆかり(京都府出身、京都を中心に活動する芸能人)、または大阪局制作分の『連続テレビ小説』出演者のゲスト1名(2022年4月8日より)。週替わりで出演したが、概ね以下の出演者で固定された。
- 奥野史子(京都府出身。元アーティスティックスイミング選手)
- ジェフ・バーグランド(京都外国語大学教授)
- 茂山逸平(京都府出身。能楽師)
- 三林京子(俳優)
ミニ番組「古都の美 "匠(たくみ)の技"」
[編集]- 瀬戸秀夫(NHKアナウンサー) - ナレーション担当
- 2023年7月7日以降、本編の「京コト+」中継リポーターとしても出演した。
関連番組
[編集]- Core Kyoto:NHKワールド JAPANで放送された番組(国内ではBS1で放送)。番組で放送された映像を二次利用したことがあった。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 通常は京都府内からの生中継または収録放送であったが、大阪のスタジオからの場合もあった。後述の中継コーナーも事前収録で対応したケースもあった。
- ^ 14時 - 14時5分は『NHKニュース』のため一時中断。この枠は、同年3月5日まで放送された『ごごナマ おいしい金曜日』と全く同じである。
- ^ 15時55分 - 16時は『みんなのうた』、16時 - 16時5分は『NHKニュース』のため一時中断。
- ^ a b c 3月15日・22日は『大相撲春場所』、29日は『第96回選抜高等学校野球大会』のため。
- ^ 大阪発全国放送の『ニュース きん5時』(金曜日17時台)も同日に終了。2024年度からは、帯番組で13 - 14時台に放送の『列島ニュース』に大阪発全国放送の機能を集約することが決まっていた。
- ^ 一部の地域を除く。
- ^ このうち4月23日と5月7日は、前述のパイロット版の再編集版(実質的な再放送)を予定していた。5月14日(北海道・岡山・広島へ緊急事態宣言発令)・21日(沖縄県へ緊急事態宣言発令)・28日(宣言延長)は通常の生放送を予定していたが、全て議院運営委員会質疑のため中止。当日中に収録を行い、6月18日以降に順次放送した[14][15][16][17]。
- ^ 石橋は『ニュース きん5時』が大相撲中継で休止の週、佐々木は『NHKニュースおはよう関西』を担当しない週、一柳は『きょうの料理』や『列島ニュース』を担当しない週に出演。2023年3月17日までは、畠山衣美が『きょうの料理』を隔週担当のため非番時に出演した。他の大阪放送局のアナウンサー(加藤向陽、鹿島綾乃など)が担当したこともあった。
- ^ 2021年4月付で、大阪放送局に異動。
出典
[編集]- ^ a b c 「NHKクロニクル」による。
- ^ a b “2021年度 国内放送番組編成計画” (PDF). 日本放送協会 (2021年2月10日). 2021年2月10日閲覧。
- ^ a b “2023年度(令和5年度)前半期 放送番組時刻表”. 日本放送協会. p. 2 (2023年2月8日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “京コトはじめ「京都の宝!襖(ふすま)絵の世界」”. NHKクロニクル (2022年1月3日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ “京コトはじめ「古都の職人の技SP」”. NHKクロニクル (2022年3月7日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ a b “NHK大阪放送局@nhk_osaka_JOBKのポスト”. X(旧・Twitter) (2024年3月28日). 2024年3月28日閲覧。
- ^ “明日2/2放送予定の「京コトはじめ」(NHK)が延期になりました。”. お豆腐狂言 茂山千五郎家 (2024年2月1日). 2024年2月22日閲覧。
- ^ a b “NHK大阪放送局@nhk_osaka_JOBKのポスト”. X(旧・Twitter) (2024年2月29日). 2024年3月4日閲覧。
- ^ “京コトはじめ 受け継がれる美琳派の世界”. NHKクロニクル (2024年2月24日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ NHK京都放送局 (2024年2月7日). “【京コトはじめ】京都 美の様式 琳派 金地 装飾的 大胆な構図”. WEBマガジン. 日本放送協会. 2024年2月22日閲覧。
- ^ “NHK大阪放送局@nhk_osaka_JOBKのポスト”. X(旧・Twitter) (2024年2月23日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ “京コトはじめ 京の食文化を支えるみそ”. NHKクロニクル (2024年2月16日). 2024年3月29日閲覧。
- ^ “ニュース「中継・参議院議院運営委員会」”. NHKクロニクル (2021年4月23日). 2024年3月16日閲覧。
- ^ “ニュース「中継・参議院議院運営委員会」”. NHKクロニクル (2021年5月7日). 2024年3月16日閲覧。
- ^ “ニュース「中継・衆議院議院運営委員会」”. NHKクロニクル (2021年5月14日). 2024年3月16日閲覧。
- ^ “ニュース「中継・衆議院議院運営委員会」”. NHKクロニクル (2021年5月21日). 2024年3月16日閲覧。
- ^ “ニュース「中継・衆議院議院運営委員会」”. NHKクロニクル (2021年5月28日). 2024年3月16日閲覧。
- ^ “参議院選挙区選出議員候補者経歴・政見放送「東京都選挙区」(一部)”. NHKクロニクル (2022年7月1日). 2024年3月23日閲覧。
- ^ “ニュース「安倍元首相奈良市で演説中に倒れる」関連”. NHKクロニクル (2022年7月8日). 2024年3月23日閲覧。
- ^ “ニュース「日銀植田総裁記者会見」関連”. NHKクロニクル (2023年7月28日). 2024年3月23日閲覧。
- ^ “京コトはじめ 火災よけを祈る愛宕(あたご)詣(まい)り”. NHKクロニクル (2023年7月28日). 2024年3月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- 京コトはじめ - NHK - 公式サイト
- 京コトはじめ - NHK放送史
NHK総合 金曜日 14:05 - 14:50(高校野球期間、祝日を除く) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ごごナマ・金曜第2部(おいしい金曜日)
(2020年10月2日 - 2021年3月5日) ※14:05 - 14:30 ごごナマ・金曜第3部(ごごウタ) (2020年10月2日 - 2021年3月12日) ※14:30 - 15:00【月1回のみ】 先どりきょうの健康 (2020年10月16日 - 2021年3月5日) ※14:30 - 14:45 【『ごごウタ』放送時を除く】 ミニ番組 (2020年10月16日 - 2021年3月5日) ※14:45 - 14:55 【『ごごウタ』放送時を除く】 |
京コトはじめ
(2021年4月2日 - 2023年3月17日) |
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NHK総合 金曜日 15:10 - 15:55(大相撲期間、高校野球期間、祝日を除く) | ||
京コトはじめ
(2023年4月7日 - 2024年2月16日) |