第213回国会
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第213回国会(だい213かいこっかい)とは、2024年(令和6年)1月26日に召集された通常国会[1]。会期は6月23日までの150日間。
各党・会派の議席数
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衆議院[編集]2024年(令和6年)6月23日時点[2]
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参議院[編集]2024年(令和6年)6月23日時点[3]
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今国会の動き
[編集]召集前
[編集]2023年
[編集]- 12月14日 - 柿沢未途衆議院議員が自由民主党を離党[4]。
- 12月28日 - 柿沢未途衆議院議員が江東区長選挙で木村弥生を当選させるため地元区議らに現金を渡した公職選挙法違反(買収など)の容疑で逮捕された[5]。
2024年
[編集]- 1月3日 - 日本維新の会の室井邦彦参議院議員が死去[6]。
- 1月7日 - 自由民主党の池田佳隆衆議院議員が、所属する清和政策研究会から還流を受けた4千万円余りを政治資金収支報告書に記さず隠していたとして政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)の容疑で逮捕された[7]。自由民主党は池田を除名[8]。→「政治資金パーティー収入の裏金問題」を参照
- 1月16日 - 日本維新の会と教育無償化を実現する会が衆参両院で統一会派「日本維新の会・教育無償化を実現する会」を結成[9]。
- 1月18日 - みんなでつくる党が齊藤健一郎と浜田聡の2名の参議院議員を除名[10]。会派「NHKから国民を守る党」には残留。
- 1月19日
- 1月22日 - 無所属の上田清司参議院議員が会派「国民民主党・新緑風会」を離脱[15]。
- 1月24日 - 無所属の谷川弥一衆議院議員が略式起訴された責任を取り議員辞職[16]。
- 1月25日 - 参議院の末松信介予算委員長、北村経夫外交防衛委員長、宮本周司財政金融委員長が辞任[17][18]。26日、後任を選任[19]。
会期中
[編集]- 1月26日 - 召集。
- 1月30日 - 衆議院[21]と参議院[22]の本会議で政府四演説。
- 1月31日 - 代表質問1日目。
- 2月1日 - 代表質問2日目。
- 無所属の柿沢未途衆議院議員が公職選挙法違反(買収など)で起訴された責任を取り議員辞職[23]。
- 2月2日 - 代表質問最終日。
- 2月20日 - 衆議院本会議で、旧統一教会との接点が指摘される盛山正仁文部科学相の不信任決議案が、与党と日本維新の会などの反対多数で否決[24]。
- 3月1日 - 衆議院本会議で、小野寺五典予算委員長の解任決議案が、与党と日本維新の会などの反対多数で否決[25]。小野寺が2024年度予算案を同日に委員会採決すると職権で決めたことに反発した立憲民主党が提出したもので、本会議では立憲の山井和則議員が決議案の趣旨弁明を2時間54分かけて行った。予算案の採決を遅らせるためのフィリバスターとみられる[26]。
- 4月4日 - 世耕弘成参議院議員が自由民主党を離党[27]。
- 4月11日 - 衆議院本会議で、政治改革に関する特別委員会の設置を議決。自民党派閥の裏金事件を受けた対応で、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会を改組。委員数は5人増やし、40人体制とした[28]。
- 4月16日 - 立憲民主党の山田勝彦衆議院議員と無所属の須藤元気参議院議員が統一補欠選挙に立候補したため失職[29]。
- 4月23日 - 塩谷立衆議院議員が自由民主党を離党[30]。
- 4月24日 - 宮澤博行衆議院議員が女性問題を報じられたことを受け自由民主党を離党[31]。
- 4月25日
- 4月26日 - 須藤元気の失職に伴い、参議院比例区にて次点の市井紗耶香が繰り上げ当選したが、即日議員辞職[34]。
- 4月28日 - 統一補欠選挙。
- 4月30日 - 大塚耕平参議院議員が国民民主党を離党[38]。
- 5月13日
- 5月29日 - 自由民主党の長谷川岳参議院議員は、自治体職員らへの威圧的言動が問題視されたことを受け、参議院地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員長を辞任することを表明[40]。
- 6月18日 - 蓮舫参議院議員が立憲民主党を離党[41]。
- 6月19日
- 参議院本会議で、政治資金規正法改正案が自由民主党、公明党などの賛成多数で可決、成立。日本維新の会は衆議院では賛成したが、調査研究広報滞在費についての自民党の対応に反発し、参議院で反対に回った[42]。
- 参議院本会議で、学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律(こども性暴力防止法、日本版DBS法)が全会一致で可決、成立[43]。
- 国家基本政策委員会合同審査会で党首討論。2021年6月以来、およそ3年ぶり[44]。
- 6月20日
- 6月21日 - 全日程を終え、事実上閉幕[47]。
- 6月23日 - 会期末[48]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ "通常国会26日召集へ、野党側に伝達 震災対応の予算委も調整". 朝日新聞. 朝日新聞社. 10 January 2024. 2024年1月12日閲覧。
- ^ 会派名及び会派別所属議員数、衆議院。
- ^ 会派別所属議員数一覧、参議院。
- ^ 柿沢未途 前法務副大臣 自民党に離党届を提出 - NHK NEWS WEB 2023年12月14日
- ^ 柿沢未途衆院議員ら5人逮捕 東京・江東区長選で買収疑い 東京地検特捜部 - 産経ニュース 2023年12月28日
- ^ “日本維新の会 室井邦彦参院議員が死去”. NHKニュース. (2023年1月4日). オリジナルの2024年1月4日時点におけるアーカイブ。 2024年1月4日閲覧。
- ^ “安倍派の池田衆院議員を逮捕 「裏金」4千万円超か、特捜部”. 共同通信 (2024年1月7日). 2024年1月7日閲覧。
- ^ 「【速報】池田佳隆衆院議員を自民党から除名 茂木幹事長「大変遺憾」」『TBS NEWS DIG』TBS、2024年1月7日。2024年1月7日閲覧。
- ^ “維新と教育無償化を実現する会、統一会派を結成”. 日本経済新聞 (2024年1月16日). 2024年1月16日閲覧。
- ^ みんなでつくる党、国会議員ゼロになり政党要件失う…2人の議員を除名 - 読売新聞 2024年1月20日
- ^ 維新・藤巻氏が繰り上げ当選 参院 - 時事通信 2024年1月18日
- ^ “安倍派の大野議員を在宅起訴、谷川議員を略式起訴 東京地検特捜部”. 毎日新聞. (2024年1月19日) 2024年1月20日閲覧。
- ^ 谷川、大野氏が自民離党 - 時事通信 2024年1月19日
- ^ “在宅起訴の大野泰正被告、参院内閣委員長辞任 略式の谷川弥一衆院議員は来週にも辞職へ”. 産経新聞. (2024年1月19日) 2024年1月24日閲覧。
- ^ 上田氏が国民会派離脱 参院 - 時事通信 2024年1月22日
- ^ 谷川弥一氏が議員辞職 - 時事通信 2024年1月24日
- ^ 『官報 令和6年1月29日 第1150号』2024年1月29日、7頁。オリジナルの2024年1月29日時点におけるアーカイブ 。
- ^ “参院の末松予算委員長が辞任へ 政治資金、584万円不記載”. 時事通信. (2024年1月24日) 2024年1月24日閲覧。
- ^ 『官報 令和6年1月30日 第1151号』2024年1月30日、7頁。オリジナルの2024年1月30日時点におけるアーカイブ 。
- ^ 第213回通常国会召集 / 天皇陛下 御臨席で開会式【国会中継】参議院 開会式 ~令和6年1月26日召集~ - ニコニコ生放送タイムシフト
- ^ 施政方針演説など政府4演説【国会中継】衆議院 本会議 ~令和6年1月30日~ - ニコニコ生放送タイムシフト
- ^ 施政方針演説など政府4演説【国会中継】参議院 本会議 ~令和6年1月30日~ - ニコニコ生放送タイムシフト
- ^ 柿沢前副大臣が議員辞職 4月に衆院3補選へ - 時事通信 2024年2月1日
- ^ “盛山文科相の不信任決議案を否決 信頼回復「名案あれば教えて」”. 朝日新聞. (2024年2月20日) 2024年3月3日閲覧。
- ^ “衆院、小野寺予算委員長の解任決議案を否決”. 日本経済新聞. (2024年3月1日) 2024年3月3日閲覧。
- ^ “立民・山井氏が衆院でフィリバスター、2時間54分の新記録 不記載の51人読み上げ”. 産経新聞. (2024年3月1日) 2024年3月3日閲覧。
- ^ “世耕弘成氏が自民党を離党 党紀委の勧告受け”. 日本経済新聞. (2024年4月4日) 2024年4月5日閲覧。
- ^ “衆院、政治改革特別委を設置 月内にも初開催”. 時事通信. (2024年4月11日) 2024年5月21日閲覧。
- ^ “衆参2議員、立候補で自動失職 元モー娘・市井氏は当選辞退へ”. 東京新聞. (2024年4月16日) 2024年4月26日閲覧。
- ^ “塩谷立・元文科相が離党…政治資金巡る問題で離党勧告処分、「党としての決定なので従う」”. 読売新聞. (2024年4月23日) 2024年4月23日閲覧。
- ^ “宮沢前防衛副大臣が自民党離党 女性問題報じられる”. 朝日新聞. (2024年4月24日) 2024年4月26日閲覧。
- ^ “宮沢博行元防衛副大臣が議員辞職 女性問題と報道”. 産経新聞. (2024年4月25日) 2024年4月26日閲覧。
- ^ “立民・川内博史元衆院議員の繰り上げ当選を決定 衆院比例九州”. 産経新聞. (2024年4月24日) 2024年4月26日閲覧。
- ^ “元モー娘・市井紗耶香氏の議員辞職を許可 参院本会議 過去最短の在職1日”. 産経新聞. (2024年4月26日) 2024年4月26日閲覧。
- ^ “衆院島根1区補選、立民・亀井亜紀子氏が当選…自民は島根の小選挙区で初黒星”. 読売新聞. (2024年4月28日) 2024年4月30日閲覧。
- ^ “衆院長崎3区補選、無党派層7割弱が山田氏に 本社出口調査”. 朝日新聞. (2024年4月28日) 2024年4月30日閲覧。
- ^ “衆院補選東京15区 立憲・酒井菜摘氏、政権批判票集め混戦抜け出す”. 毎日新聞. (2024年4月28日) 2024年4月30日閲覧。
- ^ “大塚耕平氏が国民民主離党”. 時事通信. (2024年4月30日) 2024年4月30日閲覧。
- ^ a b “衆参比例の2氏、繰り上げ当選 自民、立民の欠員補充”. 共同通信. (2024年5月10日) 2024年5月15日閲覧。
- ^ “長谷川岳議員、参院地方創生・デジタル社会特別委員長の辞任を表明…パワハラについて「猛省」”. 読売新聞. (2024年5月29日) 2024年5月30日閲覧。
- ^ “立民が蓮舫氏の離党承認 無所属で東京都知事選に出馬”. 産経新聞. (2024年6月18日) 2024年6月18日閲覧。
- ^ “改正政治資金規正法 成立 自民 公明など賛成多数 野党側は反対”. NHK. (2024年6月19日) 2024年6月24日閲覧。
- ^ “「日本版DBS」法が成立 性犯罪歴を確認へ”. 日本放送協会. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “岸田首相、解散・退陣要求を拒否 「結果出すことに専念」―3年ぶり党首討論”. 時事通信. (2024年6月19日) 2024年6月24日閲覧。
- ^ “蓮舫氏が参院議員失職 補選日程は確定せず”. 時事通信. (2024年6月20日) 2024年6月20日閲覧。
- ^ “内閣不信任決議案 自民・公明両党などの反対多数で否決”. NHK. (2024年6月20日) 2024年6月24日閲覧。
- ^ “国会、事実上閉幕で法案成立率は98・4% 「政治とカネ」問題の裏で閣法審議は与党リード”. 産経新聞. (2024年6月21日) 2024年6月24日閲覧。
- ^ “通常国会が閉幕 裏金焦点、与党延長応ぜず”. 時事通信. (2024年6月24日) 2024年6月24日閲覧。