第206回国会
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第206回国会(だい206かいこっかい)とは、2021年(令和3年)11月10日に召集された特別国会である[1]。会期は同年11月12日までの3日間。
概要
[編集]2021年(令和3年)10月31日に投票が行われた第49回衆議院議員総選挙を受けて召集された。
日本国憲法の規定により、召集日に第1次岸田内閣が総辞職したことを受け、内閣総理大臣指名選挙が行われ、岸田文雄が内閣総理大臣に再任され第2次岸田内閣が成立した。
本国会で「平成生まれの国会議員」が初めて登院した[2]。
内閣総理大臣指名選挙
[編集]11月10日に衆参両院の本会議で内閣総理大臣指名選挙が実施され、結果は以下のとおりとなった[3]。
衆議院[編集]
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参議院[編集]
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各党・会派の議席数
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衆議院[編集]計465、2021年(令和3年)11月12日時点[4]
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参議院[編集]計245、2021年(令和3年)11月12日時点[5]
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今国会の動き
[編集]召集前
[編集]- 10月19日 - 自由民主党の高階恵美子参議院議員が衆議院議員総選挙出馬のため失職。
- 10月21日 - 北村経夫の失職に伴い、参議院比例区にて次点の比嘉奈津美が繰り上げ当選。
- 10月24日 - 統一補欠選挙
- 参議院静岡県選挙区補欠選挙で無所属の山﨑真之輔が当選。
- 参議院山口県選挙区補欠選挙で自由民主党の北村経夫が当選。
- 参議院神奈川県選挙区では選挙を行わなかったため、本選挙後、参議院は欠員3となった。
- 10月29日 - 高階恵美子の失職に伴い、参議院比例区にて次点の竹内功が繰り上げ当選。
- 10月31日
- 第49回衆議院議員総選挙。
- 岸田文雄首相が特別国会を11月10日にも召集すると報じられる[6]。
- 11月1日 - 総選挙の開票が終わり、衆議院の全議席確定。
- 11月2日 - 立憲民主党代表の枝野幸男が、総選挙敗北の責任を取り、第206回国会最終日に代表を辞任することを党執行役員会で表明[7]。
- 11月4日
- 11月5日 - 無所属の細野豪志衆議院議員が自由民主党に入党[9]。
会期中
[編集]委員会・審査会・調査会
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “自民、10日特別国会召集を公明に伝達”. 産経新聞 (2021年11月1日). 2021年11月2日閲覧。
- ^ “立憲新人の馬場雄基氏、平成生まれの国会議員に「思いを形にする」”. デジタル毎日. 毎日新聞社. (2021年11月1日) 2021年11月1日閲覧。
- ^ “第101代総理大臣に岸田文雄氏 衆・参本会議の指名選挙で選出”. NHK (2021年11月10日). 2022年8月28日閲覧。
- ^ 会派名及び会派別所属議員数、衆議院。
- ^ 会派別所属議員数一覧、参議院。
- ^ “特別国会11月10日にも召集 第2次岸田内閣発足へ”. デジタル毎日. 毎日新聞社. (2021年10月31日) 2021年11月1日閲覧。
- ^ “立民、執行部刷新へ 枝野代表が辞任表明”. 産経ニュース. 産経デジタル. (2021年11月2日) 2021年11月2日閲覧。
- ^ “山崎真之輔氏国民会派入り 参院静岡補選で当選”. 産経新聞. (2021年11月5日) 2021年11月5日閲覧。
- ^ “自民、無所属・細野豪志氏の入党認める 民主党政権の環境相”. 朝日新聞. (2021年11月5日) 2021年11月5日閲覧。
- ^ “衆議院 新議長に自民 細田氏 新副議長に立民 海江田氏選出へ”. NHK. (2021年11月8日) 2021年11月9日閲覧。
- ^ 第206特別国会 天皇陛下をお迎えして開会式 きょう閉会 NHKニュース 2021年11月12日配信 2021年11月17日閲覧
- ^ 衆議院の役員等一覧 衆議院
- ^ 参議院役員等一覧 参議院