京王サヤ912形貨車
表示
京王サヤ912形貨車 | |
---|---|
サヤ912 | |
基本情報 | |
車種 | 事業用貨車 |
運用者 | 京王電鉄 |
製造所 | 総合車両製作所 |
製造年 | 2015年(平成27年) |
製造数 | 1両 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,372 mm |
全長 | 20,000 mm |
全幅 | 2,730 mm |
全高 | 2,399 mm |
自重 | 23 t |
台車 | TS-1018A |
車輪径 | 860 mm |
軸距 | 2,200 mm |
台車中心間距離 | 13,800 mm |
最高速度 | 110 km/h |
京王サヤ912形貨車(けいおうサヤ912がたかしゃ)は、2015年(平成27年)に製造された京王電鉄の事業用貨車である。
特徴
[編集]- レール輸送用の長物車で、従来から使用されていたチキ290形が老朽化したため、新たに製造された。
- 台枠は軟鋼製で, 床板は腐食への配慮からステンレス製縞鋼板としている。
- プラットホームにいる旅客が誤って乗車しないよう、側部に柵が設置されている。
- 側部の柵は点検時・物品搬入時の時のために取り外しが可能な部分がある。
- 先頭車同様、視認性向上のため黄色に塗装されている。
運用
[編集]-
武蔵野台駅に進入する検測車。前から3両目がサヤ912。
参考文献
[編集]- 『鉄道ピクトリアル』通巻923号「鉄道車両年鑑2016年版」(2016年10月・電気車研究会)
- 岸上 明彦「2015年度民鉄車両動向」 pp. 93-123
- 京王電鉄(株)鉄道事業本部車両電気部車両計画改良担当 奥 雅希「京王電鉄 デヤ901形・デヤ902形」 pp. 137-138
- 「民鉄車両諸元表」 pp. 193-198
- 「車両データ 2015年度民鉄車両」 pp. 215-227
- 「製品紹介 京王電鉄 事業用車両 デヤ901・902形,サヤ912形」 pp.103
外部リンク
[編集]- 総合車両製作所『総合車両製作所技報』第5号(2016年12月)製品紹介「京王電鉄 事業用車両 デヤ901・902形、サヤ912形」 (PDF) (pp.102 - 107)