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武蔵野台駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
武蔵野台駅
南口(2012年4月)
むさしのだい
Musashinodai
KO20 飛田給 (1.1 km)
(0.8 km) 多磨霊園 KO22
地図下は白糸台駅
所在地 東京都府中市白糸台四丁目18-4
北緯35度39分51秒 東経139度30分40秒 / 北緯35.66417度 東経139.51111度 / 35.66417; 139.51111座標: 北緯35度39分51秒 東経139度30分40秒 / 北緯35.66417度 東経139.51111度 / 35.66417; 139.51111
駅番号 KO21
所属事業者 京王電鉄
所属路線 京王線
キロ程 18.8 km(新宿起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[京王 1]22,002人/日
-2023年-
開業年月日 1916年大正5年)10月31日
備考 1959年昭和34年)、車返駅から改称
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武蔵野台駅(むさしのだいえき)は、東京都府中市白糸台四丁目にある、京王電鉄京王線である。京王中央管区所属。駅番号KO21

歴史

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年表

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  • 1916年大正5年)10月31日:京王電気軌道(現・京王電鉄)の車返駅(くるまかえしえき)として開設。
  • 1944年昭和19年)5月31日東急電鉄大東急)が京王電気軌道を吸収合併、同社京王線の駅となる。
  • 1948年(昭和23年)6月1日:東急から京王帝都電鉄が分離、同社の駅となる
  • 1959年(昭和34年)6月1日:武蔵野台駅(むさしのだいえき)へ改称。
  • 1979年(昭和54年)月日不明:地下道の駅舎完成。
  • 1979年(昭和54年)10月3日:駅東側の飛田給11号踏切でトラック(2名乗車)荷台から踏切の線路上に転落した重機と上り急行列車が衝突、重機は上り急行列車との衝突の際、前に押し出されて下り線へはみ出し、さらに今度は下り特急列車が衝突して前2両が脱線転覆、下り特急列車の先頭車両が落下した重機を載せたトラックに衝突した。重機に乗り込んでいたトラック運転手1名が重機ごと電車に轢かれて死亡し、乗員乗客52名が負傷した上、初代5000系にも1両廃車(下り特急列車の先頭車両、クハ5871が廃車。)が生じる事故が発生した。尚、列車二重衝突事故を起こした重機は同駅の駅舎改築[1](地下道の駅舎完成後に同駅東側の旧駅舎を解体。)に伴う旧駅舎の跡地付近での道路舗装工事に使われており、事故当日は降雨により作業が中止され、重機をトラックに載せて撤収・移送している途中での事故だった。

駅名の由来

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所在地一帯の地形「武蔵野台地」に因んでおり、町名にはない。同じ府中市内には武蔵台の町名もあるが、当駅からは6㎞程離れているため(武蔵台の最寄駅は西国分寺駅)注意を要する。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅改札口は橋上駅舎内2Fにある。両ホーム中間部には冷暖房完備の待合室が設置されている。

トイレは改札口を入って2F改札内にある。ユニバーサルデザインの一環としての「だれでもトイレ」(オストメイト対応)が設置されている。

改札口と各ホーム間、および北口・南口地上間にエスカレーターが設置されている。

駅南口には路線バス・タクシー乗り場がある。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 KO 京王線 下り 京王八王子高尾山口多摩動物公園方面
2 上り 調布明大前笹塚新宿S 都営新宿線方面

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員22,002人である[京王 1]

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[3]
年度 1日平均
乗降人員[4]
1日平均
乗車人員[5]
出典
1955年(昭和30年) 889
1960年(昭和35年) 1,300
1965年(昭和40年) 2,937
1970年(昭和45年) 4,212
1975年(昭和50年) 5,085
1980年(昭和55年) 13,397
1985年(昭和60年) 18,262
1990年(平成02年) 20,278 9,945 [* 1]
1991年(平成03年) 10,093 [* 2]
1992年(平成04年) 10,151 [* 3]
1993年(平成05年) 10,170 [* 4]
1994年(平成06年) 10,359 [* 5]
1995年(平成07年) 21,672 10,708 [* 6]
1996年(平成08年) 10,992 [* 7]
1997年(平成09年) 11,030 [* 8]
1998年(平成10年) 11,334 [* 9]
1999年(平成11年) 11,120 [* 10]
2000年(平成12年) 22,392 11,096 [* 11]
2001年(平成13年) 11,173 [* 12]
2002年(平成14年) 23,150 11,501 [* 13]
2003年(平成15年) 23,712 11,653 [* 14]
2004年(平成16年) 23,617 11,638 [* 15]
2005年(平成17年) 24,206 11,929 [* 16]
2006年(平成18年) 24,707 12,208 [* 17]
2007年(平成19年) 25,618 12,661 [* 18]
2008年(平成20年) [注釈 1]25,627 12,682 [* 19]
2009年(平成21年) 25,153 12,460 [* 20]
2010年(平成22年) 24,821 12,299 [* 21]
2011年(平成23年) 24,469 12,112 [* 22]
2012年(平成24年) 24,647 12,216 [* 23]
2013年(平成25年) 24,986 12,392 [* 24]
2014年(平成26年) 24,584 12,170 [* 25]
2015年(平成27年) 25,201 12,451 [* 26]
2016年(平成28年) 25,458 12,605 [* 27]
2017年(平成29年) 25,728 12,740 [* 28]
2018年(平成30年) 26,121 12,948 [* 29]
2019年(令和元年) 26,232 12,984 [* 30]
2020年(令和02年) 18,902 9,375 [* 31]
2021年(令和03年) [京王 2]20,000 10,016 [* 32]
2022年(令和04年) [京王 3]21,169
2023年(令和05年) [京王 1]22,002

駅周辺

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南口は小さなロータリーとなっており、路線バス停留所がある。

駅東側に接して公道が線路に直交している。この公道沿いと南口ロータリー沿いが主たる商店街である。この公道を南側へ行くと、都市再生機構車返団地がある。逆に商店街を北側へ行くと、東京都道229号府中調布線(旧・甲州街道)に出る。

駅西側(約600m)に西武鉄道多摩川線白糸台駅があり、駅北側に同駅への案内図がある。但し、連絡運輸は行っていない。

駅構内の商業施設の変遷

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2011年(平成23年)3月の駅舎改築に伴い、駅構内(改札外)に店舗スペースが設置され、コンビニエンスストアのK-Shopと書籍販売の啓文堂書店が開店したが[6][7]、2018年(平成30年)9月限りでどちらも閉店した。

その後、2019年(平成31年)2月に両店舗の店舗跡を利用して地産地消をテーマにした複合店舗「武蔵野台商店」が開店した[8]。しかし、新型コロナウイルスによる感染症拡大に伴う緊急事態宣言を受けて2020年(令和2年)4月8日より臨時休業していたが、同年5月20日に再開することなくそのまま閉店することが発表された[9]

その後、店舗跡は京王ストアがフランチャイズで運営するドラッグストアマツモトキヨシ武蔵野台駅店が2020年(令和2年)11月27日に開業した。

近隣の施設等

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近隣の駅

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バス路線

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駅南口のロータリーに以下のバスが乗り入れる。

武蔵野台駅南口

また、当駅南口から徒歩7分程度の所に「車返団地」バス停、徒歩10分程度の所に「車返団地折返場」バス停があり、以下の路線バスが利用可能である(「車返団地」バス停は駅南口からちゅうバス押立町ルートを利用しての乗り換えも可能)。

車返団地
車返団地折返場

隣の駅

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京王電鉄
KO 京王線
特急・急行・区間急行
通過
快速(平日下りのみ運転)・各駅停車
飛田給駅 (KO20) - 武蔵野台駅 (KO21) - 多磨霊園駅 (KO22)

脚注

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注釈

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  1. ^ 当駅の乗降人員最高値年度

出典

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東京都統計年鑑
京王電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京王電鉄株式会社. “駅別乗降人数” (pdf). 2024年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月27日閲覧。
  2. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2022年6月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月1日閲覧。
  3. ^ 京王電鉄株式会社. “1日の駅別乗降人員”. 2023年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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