今市市
表示
いまいちし 今市市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
廃止日 | 2006年3月20日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 今市市、日光市、藤原町、足尾町、栗山村→日光市 | ||||
現在の自治体 | 日光市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 栃木県 | ||||
市町村コード | 09207-0 | ||||
面積 | 243.54km2 | ||||
総人口 |
61,998人 (推計人口、2006年3月1日) | ||||
隣接自治体 |
宇都宮市、鹿沼市、日光市、栗山村、 藤原町、塩谷町、上河内町 | ||||
市の木 | スギ | ||||
市の花 | カタクリ | ||||
他のシンボル |
市の鳥:カワセミ 市民の日:4月1日 | ||||
今市市役所 | |||||
所在地 |
〒321-1292 栃木県今市市本町1番地 | ||||
外部リンク | 今市市 (Internet Archive) | ||||
座標 | 北緯36度43分12秒 東経139度41分54秒 / 北緯36.7199度 東経139.6982度座標: 北緯36度43分12秒 東経139度41分54秒 / 北緯36.7199度 東経139.6982度 | ||||
ウィキプロジェクト |
今市市(いまいちし)は、かつて関東地方の北部、栃木県北西部に存在した都市。旧上都賀郡および河内郡。
宇都宮市への通勤率は13.3%(平成17年国勢調査)。2006年3月20日に、(旧)日光市や足尾町などの周辺自治体と新設合併し、(新)日光市の一部となった。現在の日光市役所本庁舎は、旧今市市役所敷地内に新築された建物を使用している。
江戸時代には、日光街道や会津西街道、日光例幣使街道今市宿の宿場町として繁栄した。現在も、日光へ至る鉄道は今市を経由する。
地理
[編集]歴史
[編集]- 江戸時代:日光街道の宿場町であり、日光例幣使街道・会津西街道が分岐する交通の要衝として栄えた。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 今市村、瀬尾村、瀬川村、平ヶ崎村、千本木村、室瀬村、下之内村、吉沢村、土沢村が合併して今市町が発足。
- 1890年(明治23年)6月1日 - 日本鉄道(→国鉄→東日本旅客鉄道)今市駅開業。
- 1929年(昭和4年)7月7日 - 東武鉄道下今市駅開業。
- 1949年(昭和24年)12月26日 - 今市地震発生。被害の大きかった日光町と合わせて死者・行方不明者10人、重軽傷者162人、家屋全半壊3369戸。また翌月10日には、風速35mの強風により日光町と合わせて家屋約200戸が全壊した[1]。
- 1954年(昭和29年)
- 2006年(平成18年)
行政
[編集]- 今市町長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 柴田静 | 1889年(明治22年)6月 | 1891年(明治24年)11月 | |
2 | 原田照宣 | 1891年(明治24年)12月 | 1895年(明治28年)2月 | |
3 | 福田登久彌 | 1895年(明治28年)2月 | 1896年(明治29年)3月 | |
4 | 池田惣三郎 | 1896年(明治29年)4月 | 1898年(明治31年)8月 | |
5 | 小野新三九 | 1898年(明治31年)8月 | 1904年(明治37年)7月 | |
6 | 渡辺佐平 | 1904年(明治37年)10月1日 | 1913年(大正2年)11月17日 | |
7 | 高野留吉 | 1913年(大正2年)11月26日 | 1918年(大正7年)8月30日 | |
8 | 安西貞治 | 1918年(大正7年)10月1日 | 1926年(大正15年)9月23日 | 在任中死去 |
9 | 渡辺佐平 | 1926年(大正15年)10月30日 | 1930年(昭和5年)10月29日 | |
10 | 高野勝三郎 | 1931年(昭和6年)3月4日 | 1932年(昭和7年)2月27日 | |
11 | 芝崎喜三郎 | 1932年(昭和7年)4月18日 | 1932年(昭和7年)10月24日 | |
12 | 長島源次郎 | 1933年(昭和8年)3月17日 | 1937年(昭和12年)3月16日 | |
13 | 高野勝三郎 | 1937年(昭和12年)4月1日 | 1941年(昭和16年)3月31日 | |
14 | 高橋彌次右衛門 | 1941年(昭和16年)4月1日 | 1946年(昭和21年)1月18日 | |
15 | 熊谷安正 | 1946年(昭和21年)6月10日 | 1948年(昭和23年)2月27日 | 在任中死去 |
16 | 青木源吉 | 1948年(昭和23年)4月25日 | 1954年(昭和29年)3月30日 |
- 今市市長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 青木源吉 | 1954年(昭和29年)3月31日 | 1956年(昭和31年)4月24日 | |
2 | 八木澤善吉 | 1956年(昭和31年)4月25日 | 1964年(昭和39年)4月24日 | |
3 | 猪瀬征次郎 | 1964年(昭和39年)4月25日 | 1966年(昭和41年)1月31日 | |
4 | 山口武信 | 1966年(昭和41年)2月20日 | 1972年(昭和47年)1月8日 | 在任中死去 |
5 | 福田新作 | 1972年(昭和47年)2月14日 | 1974年(昭和49年)4月11日 | 病気による辞職 |
6 | 斎藤昭男 | 1974年(昭和49年)5月8日 | 1986年(昭和61年)5月7日 | |
7 | 福田儀 | 1986年(昭和61年)5月8日 | 1987年(昭和62年)3月27日 | 事前収賄罪で逮捕され辞職 |
8 | 猪瀬征次郎 | 1987年(昭和62年)4月26日 | 1991年(平成3年)4月14日 | |
9 | 福田昭夫 | 1991年(平成3年)4月21日 | 2000年(平成12年)9月20日 | |
10 | 斎藤文夫 | 2000年(平成12年)10月22日 | 2006年(平成18年)3月19日 | 合併後に日光市長に就任 |
- 今市町長の出典:『栃木県町村合併誌 第一巻』, p. 177-178、『いまいち市史 通史編6』, p. 48,94,402
- 今市市長の出典:『いまいち市史 通史編6』, p. 441、市長プロフィール(日光市ホームページ)
姉妹都市・提携都市
[編集]経済
[編集]特産品
教育
[編集]学校
[編集]県立高等学校
市立中学校
- 小林中学校
- 豊岡中学校
- 東原中学校
- 落合中学校
市立小学校
- 猪倉小学校
- 今市小学校
- 今市第二小学校
- 今市第三小学校
- 大桑小学校
- 大沢小学校
- 大室小学校
- 落合西小学校
- 落合東小学校
- 小林小学校
- 小百小学校
- 轟小学校
- 南原小学校
図書館
[編集]交通
[編集]鉄道路線
[編集]東日本旅客鉄道(JR東日本)
道路
[編集]路線バス
[編集]路線バスを以下の事業者が運行していた。
- 関東自動車 簗瀬営業所今市車庫
- 今市市営バス
観光地
[編集]- 追分地蔵尊
- 六方沢橋
- 大笹牧場
- 日光ワンニャン村
- そばまつり
- 日光街道杉並木まつり
著名な出身者
[編集]- 船村徹(作曲家)※今市高等学校卒業。出身は塩谷郡塩谷町
- 星善博(詩人)
- 八木沢荘六(野球選手)※第2代市長・八木澤善吉は実父。
- 蔵持不三也(早稲田大学教授)
- 福田昭夫(衆議院議員・前栃木県知事)
- 伊藤元久(日本穀物検定協会理事長)
- 大沼竣(俳優)
- 関谷昇(千葉大学教授)
- 大嶋一生(前日光市長)
- 渡辺裕介(エフエム栃木アナウンサー)
- 入江大生 (野球選手)
脚注
[編集]- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、75頁。ISBN 9784816922749。
参考文献
[編集]- 『栃木県町村合併誌 第一巻』 栃木県、1955年4月。
- 『いまいち市史 通史編6』 今市市、2006年2月28日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 今市市ホームページ at the Wayback Machine (archived 2002-11-21)