今泉廉
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いまいずみ れん 今泉 廉 | |
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本名 | 今泉 廉(いまいずみ きよし) |
生年月日 | 不詳年 |
出生地 | 日本 |
職業 | 元俳優、演劇講師 |
ジャンル | 劇映画(時代劇・現代劇、特撮映画、トーキー) |
活動期間 | 1947年 - 1960年 |
主な作品 | |
『空の大怪獣 ラドン』 『地球防衛軍』 |
来歴・人物
[編集]1947年、第2期東宝ニューフェイスとして東宝に入社[4]。同期には塩沢とき、杉葉子、越後憲がいる。
特撮映画を中心に、ジャンルを問わず、多くの作品に出演した。端正な顔立ちで、特撮作品では白衣の役が多い[3][4]。
俳優は早くに離れて東宝演劇部の講師に転向した[4]。また、後に自宅で俳優養成所を運営していたという。[要出典]
出演作品
[編集]全て製作・配給は「東宝」である。
- 青い山脈(1949年、今井正監督) - 高校生
- また逢う日まで(1950年、今井正監督)
- ラッキーさん(1952年、市川崑監督) - 松岡
- 四十八人目の男(1952年、佐伯清監督) - 吉良の侍甲
- 上海の女(1952年、稲垣浩監督)
- 港へ来た男(1952年、本多猪四郎監督) - 山下
- 旅はそよ風(1953年、稲垣浩監督) - 番頭惣七
- 続・思春期(1953年、本多猪四郎監督) - 青年
- 亭主の祭典(1953年、渡辺邦男監督)
- 花の中の娘たち(1953年、山本嘉次郎監督) - ベルボーイ
- お祭り半次郎(1953年、稲垣浩監督) - 薬売り
- 赤線基地(1953年、谷口千吉監督) - 駐留軍の要員
- 女心はひと筋に(1953年、杉江敏男監督)
- さらばラバウル(1954年、本多猪四郎監督) - 指揮所の兵[注釈 1]
- 伊津子とその母(1954年、丸山誠治監督) - 神田書房社員
- 坊っちゃん社員(1954年、山本嘉次郎監督)
- 続・坊っちゃん社員(1954年、山本嘉次郎監督)
- 落語シリーズ 第二話 夏祭り落語長屋(1954年、青柳信雄監督)
- かくて自由の鐘は鳴る 福澤諭吉傳(1954年、熊谷久虎監督) - 藩士・水島
- 水着の花嫁(1954年、杉江敏男監督) - 梅津進
- 次郎長三国志
- 次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊(1954年、マキノ雅弘監督)
- 次郎長三国志 第九部 荒神山(1954年、マキノ雅弘監督) - 都田村の梅太郎
- ゴジラ(1954年、本多猪四郎監督) - 無電課長[出典 1][注釈 2]
- 女性に関する十二章(1954年、市川崑監督)
- 密輸船(1954年、杉江敏男監督)
- 浮雲(1955年、成瀬巳喜男監督) - 踊る信者
- 天下泰平(1955年、杉江敏男監督) - 戸川
- 続・天下泰平(1955年、杉江敏男監督) - 戸川
- お笑い捕物帖 八ッあん初手柄(1955年、青柳信雄監督) - 同心1
- 麦笛(1955年、豊田四郎監督)
- 33号車応答なし(1955年、谷口千吉監督)
- 続宮本武蔵 一乗寺の決斗(1955年、稲垣浩監督)
- 社長シリーズ
- 乱菊物語(1956年、谷口千吉監督)
- 花嫁会議(1956年、青柳信雄監督)
- 黒帶三国志(1956年、谷口千吉監督)
- 暗黒街(1956年、山本嘉次郎監督)
- 婚約三羽烏 KONYAKU SANBAGASU(1956年、杉江敏男監督) - 受験者・山田
- 不良少年(1956年、谷口千吉監督) - 少年院職員・島田
- 囚人船(1956年、稲垣浩監督) - 少年囚・野々宮久六
- 嵐(1956年、稲垣浩監督) - 雑誌記者・宮口
- 殉愛(1956年、鈴木英夫監督)
- 空の大怪獣 ラドン(1956年、本多猪四郎監督) - 砂川技師[出典 1]
- 星空の街(1957年、小田基義監督) - 坂井
- あらくれ(1957年、成瀬巳喜男監督)
- サラリーマン出世太閤記(1957年、筧正典監督) - 富岡
- 生きている小平次(1957年、青柳信雄監督) - 役者4
- 新しい背広(1957年、筧正典監督) - 及川先生
- 一本刀土俵入(1957年、マキノ雅弘監督) - 若い男
- 脱獄囚(1957年、鈴木英夫監督)
- 地球防衛軍(1957年、本多猪四郎監督) - 早見技師[出典 2]
- 柳生武芸帳 双龍秘剣(1958年、稲垣浩監督)
- ジャズ娘に栄光あれ(1958年、山本嘉次郎監督)
- 無法松の一生(1958年、稲垣浩監督) - 町の青年
- 結婚のすべて(1958年、岡本喜八監督)
- 若い獣(1958年、石原慎太郎監督)
- 奴が殺人者だ(1958年、丸林久信監督)
- 大江戸千両祭(1958年、青柳信雄監督)
- 裸の大将(1958年、堀川弘通監督) - 魚吉の板前[注釈 1]
- 密告者は誰か(1958年、熊谷久虎監督)
- 若旦那は三代目(1958年、中村積監督)
- 暗黒街の顔役(1959年) - 板金工業の社長秘書
- 若旦那大いに頑張る(1959年、中村積監督)
- 僕は独身社員(1960年、古澤憲吾監督)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 東宝特撮映画全史 1983, p. 527, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
- ^ ゴジラ大百科 1993, p. 115, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ a b c モスラ映画大全 2011, p. 25, 「脇役俳優辞典05」
- ^ a b c d e f g 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 106, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
出典(リンク)
[編集]参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。
- 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)
- 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2。
- 『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日。ISBN 978-4-8003-0452-0。