仙台高等裁判所
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仙台高等裁判所 | |
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長官 | 菅野雅之 |
組織 | |
管轄区域 | 宮城県、福島県、山形県、岩手県、秋田県、青森県 |
支部 | 秋田 |
担当検察庁 | 仙台高等検察庁 |
上位裁判所 | 最高裁判所 |
下位裁判所 |
仙台地方裁判所、福島地方裁判所、山形地方裁判所、盛岡地方裁判所、秋田地方裁判所、青森地方裁判所 仙台家庭裁判所、福島家庭裁判所、山形家庭裁判所、盛岡家庭裁判所、秋田家庭裁判所、青森家庭裁判所 |
概要 | |
所在地 |
〒980-0812(専用: 980-8638) 宮城県仙台市青葉区片平一丁目6番1号 北緯38度15分24.3秒 東経140度52分6.4秒 / 北緯38.256750度 東経140.868444度座標: 北緯38度15分24.3秒 東経140度52分6.4秒 / 北緯38.256750度 東経140.868444度 |
法人番号 | 6000013010006 |
設置 | 1947年(昭和22年)5月3日 |
前身 | 宮城控訴院 |
仙台高等裁判所 |
仙台高等裁判所(せんだいこうとうさいばんしょ)は、宮城県仙台市にある日本の高等裁判所の一つで、東北地方6県を管轄している。略称は、仙台高裁(せんだいこうさい)。秋田に支部を置いている。
概略
[編集]- 所在地
- 本庁 宮城県仙台市青葉区片平1丁目6番1号(仙台高等・地方・簡易裁判所合同庁舎)
- 秋田支部 秋田県秋田市山王7丁目1番1号
- 沿革
- 1875年 - 5月4日福島上等裁判所として設置され、8月12日宮城県(宮城上等裁判所)に移される。
- 1881年 - 宮城控訴裁判所と改称。
- 1886年 - 宮城控訴院と改称。
- 1947年 - 裁判所法の施行により、現在の仙台高等裁判所と改称される。
- 1948年 - 秋田支部が設置される。
管轄
[編集]- 本庁
- 秋田県全域、山形県(地裁・家裁 鶴岡、酒田支部管内)、青森県(地裁・家裁 弘前、五所川原支部管内)
歴代長官
[編集](在任期間、後職など)
- 福島上等裁判所長
- (心得)早川景矩(1875年5月12日 - 1875年8月12日)
- 宮城上等裁判所長
- 早川景矩(1875年8月12日 - 1877年6月28日)
- (心得)坂本政均(1877年6月29日 - 1881年10月15日)
- 宮城控訴裁判所長
- 西岡逾明(1881年10月15日 - 1883年1月29日)
- 中島錫胤(1883年1月29日 - 1883年11月8日)
- 小畑美稲(1883年11月8日 - 1884年12月4日)
- 牟田口通照(1884年12月11日 - 1886年5月10日)
- 宮城控訴院長
- 牟田口通照(1886年5月10日 - 1890年8月21日)
- 大塚正男(1890年8月21日 - 1896年10月1日)
- 高木勤(1896年10月10日 - 1902年9月11日)
- 古荘一雄(1902年9月11日 - 1905年11月6日)
- 前田孝階(1905年11月6日 - 1910年4月14日)
- 清水一郎(1910年4月20日 - 1921年6月13日)
- 柳川勝二(1921年6月13日 - 1921年11月3日)
- 棚橋愛七(1921年11月3日 - 1925年3月28日)
- 遠藤忠次(1925年3月28日 - 1926年7月20日)
- 石井豊七郎(1926年7月20日 - 1928年12月22日)
- 西川一男(1928年12月22日 - 1931年4月23日)
- 田中右橘(1931年4月23日 - 1932年5月10日)
- 遠藤武治(1932年5月10日 - 1932年5月31日)
- 清水壮左久(1932年6月3日 - 1935年4月8日)
- 櫻田壽(1935年4月8日 - 1937年3月8日)
- 久保田美英(1937年3月8日 - 1938年7月19日)
- 鈴木秀人(1938年7月19日 - 1939年5月31日)
- 鬼頭豊隆(1939年5月31日 - 1941年1月31日)
- 日高要次郎(1941年1月31日 - 1942年5月11日)
- 杉浦忠雄(1942年5月11日 - 1943年3月27日)
- 坂野千里(1943年3月27日 - 1945年9月8日)
- 小林四郎(1945年9月8日 - 1946年2月8日)
- 仙台高等裁判所長官
- (職務代行)垂水克己(1946年2月9日 - 1947年5月3日)(裁判所法施行)
- (代理)垂水克己(1947年5月3日 - 1947年9月25日)
- 垂水克己(1947年9月26日 - 1948年10月4日)
- 石坂修一(1948年10月22日 - 1952年9月21日)
- 吉田肇(1952年10月17日 - 1954年11月21日)
- 村田正雄(1954年11月22日 - 1957年8月11日)
- 山崎一郎(1957年8月12日 - 1959年10月20日)
- 稲田得三(1959年10月20日 - 1961年6月20日)
- 田村千代一(1961年6月21日 - 1963年5月26日)
- 下村三郎(1963年6月26日 - 1964年10月15日)
- 相島一之(1964年10月19日 - 1966年7月21日)
- 村上朝一(1966年7月22日 - 1967年7月11日)
- 新村義広(1967年7月14日 - 1968年9月19日)
- 小沢文雄(1968年9月20日 - 1970年6月24日)
- 岸上康夫(1970年6月26日 - 1971年4月12日)
- 飯田一郎(1971年4月13日 - 1973年9月9日)
- 青木義人(1973年9月17日 - 1975年10月7日)
- 木下忠良(1975年10月8日 - 1977年9月12日)
- 上野敏(1977年9月13日 - 1979年2月10日)
- 江尻美雄一(1979年2月19日 - 1979年10月8日)
- 川島一郎(1979年10月9日 - 1981年7月22日)
- 谷野英俊(1981年7月23日 - 1982年9月30日)
- 小林信次(1982年10月1日 - 1985年10月23日)
- 井口牧郎(1985年10月24日 - 1987年5月27日)
- 沖野威(1987年5月28日 - 1990年11月7日)
- 田尾桃二(1990年11月8日 - 1991年11月10日)
- 栗原平八郎(1991年11月11日 - 1992年3月16日)
- 野崎幸雄(1992年3月17日 - 1993年3月7日 名古屋高裁長官)
- 藤田耕三(1993年3月8日 - 1995年11月6日 広島高等裁判所長官)
- 上谷清(1995年11月7日 - 1998年9月7日)
- 小林充(1998年10月 - 1999年8月 定年退官 東洋大学教授)
- 佐藤文哉(1999年8月16日 - 2001年2月20日 定年退官 帝京大学教授)
- 島田仁郎(2001年2月21日 - 2002年2月20日 大阪高裁長官)
- 今井功(2002年2月21日 - 2002年11月5日 東京高裁長官)
- 田中康久(2002年11月6日 - 2004年12月27日 公安審査委員会委員長)
- 原田和徳(2004年12月27日 - 2005年12月20日 依願退官 中央更生保護審査会委員長)
- 近藤崇晴(2005年12月20日 - 2007年5月22日 最高裁判事)
- 相良朋紀(2007年5月23日 - 2008年11月24日 広島高裁長官)
- 千葉勝美(2008年11月25日 - 2009年12月27日 最高裁判事)
- 房村精一(2009年12月28日 - 2011年1月10日 名古屋高裁長官、公安審査委員会委員長)
- 一宮なほみ(2011年1月11日 - 2013年6月17日 人事官、人事院総裁)
- 倉吉敬(2013年6月17日 - 2015年4月1日 東京高等裁判所長官)
- 市村陽典( 2015年4月2日 - 2016年1月18日 定年退官 行政不服審査会会長)
- 河合健司( 2016年2月22日 - 2017年4月5日 定年退官、弁護士)
- 秋吉淳一郎( 2017年4月6日 - 2020年3月27日 退官、国家公務員倫理審査会会長)
- 青柳勤 (2020年3月30日 - 2021年5月5日 定年退官)
- 古財英明(2021年5月14日 - 2022年8月19日 定年退官)
- 森純子(2022年9月2日 - 2023年5月22日 定年退官)
- 菅野雅之(2023年5月25日 - )
部署と法廷
[編集]開廷は秋田支部刑事部は週1回、その他は週2回(2015年11月現在)。
民事部
[編集]- 第1民事部(第401号法廷)
- 第2民事部(第402号法廷)
- 第3民事部(第402号法廷)
- 秋田支部(第2号法廷)
刑事部
[編集]- 第1・2刑事部(第404号法廷)
- 秋田支部(第2号法廷)
参考文献
[編集]- 秦郁彦 編『日本官僚制総合事典 : 1868-2000』東京大学出版会、2001年。ISBN 4130301217。