仮面ライダーディエンド
仮面ライダーディエンド | |
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仮面ライダーシリーズのキャラクター | |
初登場 | 『仮面ライダーディケイド』 |
作者 | 石ノ森章太郎(原作) |
演 | 戸谷公人 |
仮面ライダーディエンド(かめんライダーディエンド)は、『仮面ライダーディケイド』などの仮面ライダーシリーズの作品に登場する仮面ライダー。
ここでは、仮面ライダーディエンドと同じアイテムで変身した「チノマナコ ディエンド変身態」についても解説する。ライダーロボ・ディエンド変身態については、ショッカー首領を参照。
コンセプト
[編集]『仮面ライダーディケイド』は過去のシリーズから大勢の仮面ライダーが登場する作品であるため、2号ライダー「ディエンド」の制作に際して東映が求めたのは、ほかでもない「ディケイドの世界」のライダーであることが明瞭なデザインであった[1]。そのため仮面ライダーディケイドと同様に、カードがいくつも顔に刺さっている造形となった[1]。実はこのカード群は並行ではなく、わずかに外へ向かって開いており、デザイナーの阿部統は「カードの隙間から覗いている人のつもり」と述べている[2]。初期案では眼もなかったが、仮面ライダーらしさを出すために、石森プロの早瀬マサトの助言により眼と口に至るラインが加えられた[2]。
また、ディケイドのマゼンタと対比させる意味でボディーカラーにシアンを採用しているが[1]、黄緑や黄色も検討されたという[3]。
肩が張り出してアメリカンフットボールのプロテクターのようになっているのは、ディケイドとシルエットの差別化を図るためであり、当初はパワー系のイメージが抱かれていた[1]。胸部はX (10) をモチーフとしたディケイドに倣って「11」の意匠が盛り込まれていたが[3]、打ち合わせの席で小林大祐が「せっかく顔がこうなんだから、胸もこうしたほうがいい」とカードの群れに描き換えた[4]。そのため阿部統は「合作のようなものですね」と語っている[4]。
仮面ライダーディエンド
[編集]仮面ライダーディエンド MASKED RIDER DIEND[2] | |
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身長 | 194 cm |
体重 | 88 kg |
パンチ力 | 6 t |
キック力 | 8 t |
ジャンプ力 | ひと跳び30 m |
走力 | 100 mを5秒 |
海東大樹がディエンドライバーとカメンライド ディエンドのカードを使用して変身する次元戦士[5]。仮面ライダーディケイドとは、互いを滅ぼしあう存在と言われている[5]。
ライダーカードをディエンドライバーに読み取らせることで、さまざまな仮面ライダーを召喚して使役できる[5]。ディエンド自身の戦闘能力も高く、高速移動・透明化・バリヤーといった特殊能力を駆使して戦う[5]。
変身に際しては、まずカードをディエンドライバーに装填すると「カメンライド」の音声が発せられ、次いでトリガーを引くことで4つのディエンドの紋章を射出する[5]。そのうち3つの紋章が3色のシルエットに変化し、それらが重なることでディエンドのスーツを形成する[5]。さらに10枚のライドプレートが頭部に突き刺さり、最後にボディカラーがシアンに染まって変身完了となる[5]。なお、装着する前のライドプレートを敵にぶつけて攻撃することも可能である[5]。
全身を包むディヴァインスーツは宇宙空間での活動も可能とし、未知の鉱石ディヴァインオレで構成された装甲ディヴァインアーマーは50トンの衝撃をも防ぐ[6]。青い複眼ディメンションヴィジョンは、並行世界の狭間にある物体すら視認できるという[6]。頭部を貫く黒い板ライドプレートは、あらゆる並行世界を行き来するための通行手形であり、胸部にはさらに多くのプレートが突き立って装甲を形成している[6]。額にある2つの赤いシグナルポインターから、ライダーカードのエネルギーを信号として放射することで、召喚した仮面ライダーを自在に操る[6]。
腰のディエンドベルトには時空間移動システムが内蔵されている[6]。バックル部の両脇にある左右合わせて6つの円形はシックスエレメントと呼ばれる神秘の印で、向かって右から地・水・火・風・光・闇の元素を宿している[6]。ベルト左サイドにはクラインの壺に通じたライダーカードホルダーがあり、ライダーカードを無限に収納できる[6][7]。なお、ディエンドはホルダーから任意のカードを引き出すことができる[6]。
- ツール
-
- ディエンドライバー
- 悪の秘密結社大ショッカーによって開発された、2連銃型次元転換解放機[8]。海東大樹が大ショッカーから盗み出し、我が物とした[8]。仮面ライダーディエンドへの変身に用いられるほか、ライダーカードに描かれた仮面ライダーの召喚やアイテムへの変形にも活用される[8]。
- 内部には創造を担う秘石トリックスターが収められており、ディエンドの動力源となっている[9]。このトリックスターの働きによって、ライダーカードに封じられた2次元(平面)のエネルギーが3次元(立体)へと解放されるのである[9]。カードを読み取るバレル横のスリット・ライドリーダーには複数枚を一度に装填可能であり、4枚のライダーカードを使って変身と同時に3人のライダーを呼び出したこともあった[9]。
- また、クラインの壺から取り込んだ無尽蔵の次元エネルギーを50口径のエネルギー弾に変換し、2連式の銃口ブッカーマズルから発射する[9]。最大有効射程距離は300メートルで、射出は半自動で行われるが、トリガーによる操作も可能である[9]。
- 開発目的は明らかではないが、仮面ライダーディケイドの装備であるディケイドライバーやライドブッカーと共通の構造が多いことから、これらのプロトタイプだったと考えられる[9]。あるいはディケイドを牽制するためのアイテムという可能性もある[9]。
- ディエンドの変身アイテムが銃型に設定された理由は、ディケイドライバーが変身ベルトとして強烈な印象を与える商品であったため、2号ライダー用にはベルト以外のモチーフが求められたからである[1]。初期デザインはシンプルな外見だったが、子供たちに訴求するためには持ち主が明瞭なほうがいいだろうという判断から、ディエンドの意匠が取り込まれていった[1]。
- かつて『仮面ライダー剣』の玩具を制作した際、1号ライダー用「ブレイラウザー」と2号ライダー用「ギャレンラウザー」の両アイテムにカードリーダー機能を持たせた結果、差別化がうまくできずに商品として中途半端な結果に終わったことがあった[1]。その反省に基づきディエンドライバーのDX版玩具からはカードリーダー機能が省かれており、その代わりに価格が下げられている[1]。その後、2015年に発売された『COMPLETE SELECTION MODIFICATION』版玩具にカードリーダー機能が搭載されている。
- 必殺技
コンプリートフォーム
[編集]仮面ライダーディエンド MASKED RIDER DIEND | |
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コンプリートフォーム COMPLETE FORM[13] | |
身長 | 201 cm |
体重 | 107 kg |
パンチ力 | 14 t |
キック力 | 16 t |
ジャンプ力 | ひと跳び60 m |
走力 | 100 mを3.5秒 |
仮面ライダーディエンドが、時間警察の黒崎レイジから託された専用ツールケータッチで強化変身した形態[14]。通常のディエンドよりも基礎的な能力が向上しているほか、胸部のヒストリーオーナメント[13]に収められたカードから仮面ライダーを召喚できる[14]。
ヒストリーオーナメントのカード配置は以下の通り。
G4 | リュウガ | オーガ | グレイブ |
歌舞鬼 | コーカサス | アーク | スカル |
強化変身に際しては、まずケータッチの画面に浮かび上がった8人のライバルライダーの紋章をタッチしていき、次いでケータッチをディエンドベルトのバックル部分にセットする[14]。するとカメンライド ディエンド コンプリートフォームのカードが出現し、頭部に生成された冠状の部位ディエンドクラウン[13]に収まる[14]。最後に胸のヒストリーオーナメントに8枚のカードが並び、変身完了となる[14]。
- ツール
ネオディエンドライバーVer.
[編集]仮面ライダーディエンド MASKED RIDER DIEND | |
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ネオディエンドライバーVer. | |
身長 | 194 cm |
体重 | 88 kg |
パンチ力 | 24.5 t |
キック力 | 36.4 t |
ジャンプ力 | ひと跳び48.2 m |
走力 | 100 mを3.1秒 |
『仮面ライダージオウ』EP29から登場。海東大樹がネオディエンドライバーを使用して変身する仮面ライダーディエンドの新たな姿。以前よりも能力が強化されている[15]。
- ツール
専用ビークル
[編集]- マシンディエンダー
- ディエンドの専用バイク。設定のみで劇中未登場(未制作)であったが、『オールライダー超スピンオフ』第3話でネタにされ、マシンディケイダーをディエンドカラーにした色調加工映像として登場[注釈 1]。
- 後年制作された『レッツゴー仮面ライダー』ではほんの一瞬だが正式に専用ビークルとして使用された。
チノマナコ ディエンド変身態
[編集]チノマナコ | |
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身長 | 198 cm |
体重 | 95 kg |
ディエンド変身態 | |
身長 | 207 cm |
体重 | 138 kg |
『仮面ライダーディケイド』第24話、 第25話、およびスーパー戦隊シリーズ『侍戦隊シンケンジャー』の第二十一幕に登場した。
- チノマナコ
- 仮面ライダーが存在しないシンケンジャーの世界において、人間界の支配をもくろむ怪物アヤカシの1体[19]。
- 力自慢で、敵を投げ飛ばす戦法を得意とする[20]。また全身の至るところに目玉があり、爆弾として射出することができる[20]。撃ち出した目玉を空中に固定し、足場として使うという応用も可能[20]。
- アヤカシ集団「外道衆」の幹部「骨のシタリ」の命を受け、仮面ライダーディエンドを襲ってディエンドライバーを強奪[19]。仮面ライダーディケイドとも交戦するが、ディケイドがコンプリートフォームに強化変身すると撤退した[19]。
- チノマナコ ディエンド変身態
- 奪ったディエンドライバーの力で、チノマナコは「この世界に生まれた最初の仮面ライダー」となった[23]。ディエンドライバーの音声は通常時よりも低く変化しており、紋章も禍々しい造形となっている[20]。また頭部のライドプレートは大きく歪んでおり、その1枚1枚の隙間から下級のアヤカシ「ナナシ連中」を呼び出すことができる[20]。巨漢の割に優れた敏捷性を備え、剣戟にも耐える強靭な皮膚を持つ。
- 本来アヤカシには、本拠地である三途の川を離れて長時間活動すると水切れと呼ばれる現象を起こして戦闘不能になる弱点があるが、ディエンドライバーの影響で水切れを起こさない体質に変貌している[20]。ただし、絶命後に巨大化して復活するアヤカシの特性「二の目」もまた失われている[20]。
- カメンライドで仮面ライダーブレイドを召喚したほか、怪人を召喚するカイジンライドのカードを使ってムースファンガイアとイーグルアンデッドの2体を使役し、アヤカシ以外の敵との戦闘に不慣れな侍戦隊シンケンジャーを窮地に陥れた[20]。
- しかしブレイドは、ディケイド コンプリートフォームによってブレイドブレードに変えられ、侍戦隊シンケンジャーのリーダーであるシンケンレッドに託される[20]。さらにディケイドはアタックライド ディケイド 烈火大斬刀を発動し、2大ヒーローの同時攻撃を受けたチノマナコ ディエンド変身態は爆発して果てた[19]。
カードの一覧
[編集]劇中で使用された・テレビ朝日公式サイトで図柄が公開されているカードを以下に示す。またアルファベットの略称は仮面ライダーディケイド#カードの種類を参照。
名称は「仮面ライダーWEB 仮面ライダー図鑑」に基づく[24]。
カメンライド
[編集]仮面ライダーへの変身や、召喚に用いるカード[25]。
基本的に召喚された仮面ライダーには自我がないが、簡単な言葉を発することはある[10]。
カード名 カード表記 |
登場作品 | 効果 | 備考 |
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『ディケイド』ほか | 仮面ライダーディエンドに変身する[25][26]。 | |
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『ディケイド』 | [注釈 2] | |
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『しにがみ博士』 | 仮面ライダーアギトを召喚する。 | |
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『超・電王』 | 仮面ライダーG3を召喚する。 | |
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『超・電王トリロジー』 | 仮面ライダーG4を召喚する。 | |
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『ジオウ』 | 仮面ライダーナイトを召喚する[28]。 | |
|
『超・電王』 | 仮面ライダー王蛇を召喚する[29][26]。 | |
|
『ディケイド』 | 仮面ライダーシザースを召喚する[30][26]。 | |
|
仮面ライダーライアを召喚する[30][26]。 | ||
|
仮面ライダーファムを召喚する[30][26]。 | ||
|
劇場版 | 仮面ライダーガイを召喚する[29][26]。 | |
|
『超・電王トリロジー』 | 仮面ライダーリュウガを召喚する[31][26] | |
|
『ディケイド』 | 仮面ライダーデルタを召喚する[25][26]。 | |
|
劇中未使用 | 仮面ライダーカイザを召喚する[31][26] | |
|
『超・電王トリロジー』 | 仮面ライダーオーガを召喚する。 | |
|
『ディケイド』 | 仮面ライダーサイガを召喚する[25][26]。 | |
|
ライオトルーパー[注釈 3]を召喚する[25][26]。 | ||
|
仮面ライダーブレイドを召喚する[25][26]。 | ||
|
『超・電王トリロジー』 | 仮面ライダーグレイブを召喚する。 | |
|
『ディケイド』 | 仮面ライダー轟鬼を召喚する[30][26]。 | |
|
|
仮面ライダー歌舞鬼を召喚する[25][26]。 | |
|
『ディケイド』 | 斬鬼を召喚する[30]。 | |
|
仮面ライダー威吹鬼を召喚する[30][26]。 | ||
|
仮面ライダードレイクを召喚する[25][26]。 | ||
|
仮面ライダーサソードを召喚する[25][26]。 | ||
|
|
仮面ライダーコーカサスを召喚する[29][26]。 | |
|
『ディケイド』 | 仮面ライダーヘラクスを召喚する[30][26]。 | |
|
仮面ライダーケタロスを召喚する[30][26]。 | ||
|
劇場版 | 仮面ライダーパンチホッパーを召喚する[29][26]。 | |
|
『ディケイド』 | 仮面ライダー電王を召喚する[25][26]。 | |
|
仮面ライダーキバを召喚する[25][26]。 | ||
|
仮面ライダーレイを召喚する[25][26]。 | ||
|
仮面ライダーサガを召喚する[25][26]。 | ||
|
仮面ライダーイクサを召喚する[25][26]。 | ||
|
『超・電王トリロジー』 | 仮面ライダーアークを召喚する。 | |
|
|
仮面ライダーJを召喚する。 | |
|
|
仮面ライダースーパー1を召喚する。 | |
|
『しにがみ博士』 | 仮面ライダーBLACK RXを召喚する。 | |
|
『ディケイド』 | BLACKの世界の南光太郎を召喚する[26]。 | [注釈 5] |
|
『ジオウ』 | 仮面ライダーアクセルを召喚する[28]。 | |
|
『超・電王トリロジー』 | 仮面ライダースカルを召喚する。 | [注釈 6] |
|
『ジオウ』 | 仮面ライダーバースを召喚する[28]。 | |
|
仮面ライダーバロンを召喚する[28]。 | ||
|
仮面ライダースペクターを召喚する[28]。 | ||
|
仮面ライダーブレイブを召喚する[28]。 |
ファイナルカメンライド
[編集]ディエンド コンプリートフォームの頭部に装着されるカード。
カード名 カード表記 |
登場作品 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
|
『超・電王トリロジー』 |
ファイナルフォームライド
[編集]他の仮面ライダーを武器に変身させるカード[32]。
カード名 カード表記 |
登場作品 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
|
『ディケイド』 | 仮面ライダーブレイドをブレイドブレードに変身させる[32][33]。 | |
|
仮面ライダー電王をデンオウデンライナーに変身させると思われる[32]。 | [注釈 7] | |
|
仮面ライダー電王をモモタロスに変身させる[32][33]。 | ||
|
仮面ライダーキバをキバアローに変身させる[32][33]。 | ||
|
劇場版 | 仮面ライダーディケイドをジャンボディケイドライバーに変身させる[29][33]。 |
アタックライド
[編集]技を発動するカード[34]。
カード名 カード表記 |
登場作品 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
|
『ディケイド』 | ディエンドライバーを強化し、速射エネルギー弾、ホーミング弾、空中炸裂弾などを放つ[10]。 | |
|
自らの分身を造り出す[10]。分身には実体があり、それぞれディエンドライバーを使える[10]。 | ||
|
体を透明化し、奇襲や撤退を行う[10]。 | ||
|
召喚した仮面ライダーの必殺技を発動させる[34][35]。 | ||
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劇場版 | ディエンドの紋章型のエネルギー光弾を放ち、敵の攻撃を防ぐ[10]。 | |
|
『超・電王トリロジー』 | 劇場版8人ライダーを召喚し、必殺技を発動する[38][35]。 | |
|
『ジオウ』 | 銃撃を強化する[28]。 | |
|
自らの姿を消す[28]。 | ||
|
劇中未使用 | ||
|
劇中未使用 |
ファイナルアタックライド
[編集]必殺技を発動するカード[39]。
カード名 | 登場作品 | 発動技 | 備考 |
---|---|---|---|
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『ディケイド』 | ディメンションシュート[39][40] | |
|
ディエンドエッジ[39][40] | ||
|
ディエンドファング[39][40] |
カイジンライド
[編集]怪人を召喚するカード。海東が元々所持していたものと思われるが、以下の2枚以外が存在するのかは不明[20][注釈 10]。
カード名 | 登場作品 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
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『ディケイド』 | ムースファンガイアを召喚する[41]。 | |
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イーグルアンデッドを召喚する[41]。 |
種類不明
[編集]カード名 | 関連作品 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|
コンプリートカード | ディケイド | ケータッチのパネル用カードとして使用される。 |
変身者
[編集]海東 大樹 ()- 仮面ライダーディエンドに変身する青年。一人称は「僕」。様々な並行世界 (A.R.WORLD) を単独で往来し、価値のある"お宝"と判断した物を収集している[42]。
- 仮面ライダーディケイド / 門矢士が記憶喪失となるよりも以前から旅を続けており、過去の士を知る人物である[42]。また、ディケイドを敵視する鳴滝とも面識がある[42]。
- かつてはディエンドの世界を支配する邪神フォーティーンの下で、反社会的な活動を行う者たちを取り締まる任に就いていた[42]。海東は自分が作り上げた教育プログラムの効果で、捕えられた人々が更生し、穏やかな暮らしを送っていると信じていたのである[43]。しかしフォーティーンが人々に強制的な脳改造手術を施しているという事実を知り、反旗を翻した海東は追われる身となった[42]。その後、大ショッカーが開発したディエンドライバーを盗み出し、ディエンドへの変身能力を手に入れる[42]。
- 「ブレイドの世界」で、記憶を失った士に初めて接触し、以後は同じ世界を旅していくこととなる[42]。アギトの世界ではG4チップを手に入れるための足掛かりとして、仮面ライダーG3-Xの装着者となった[44]。響鬼の世界では音撃道の宝を記した3つの巻物を狙うが、巻物に隠された真意が「3つの流派の力をひとつに」であることに気づくと、音撃道の修行に励むアスム少年を教え導いた[44]。
- ディエンドの世界に帰郷した際は、フォーティーンの操り人形になり果てた兄の海東純一と再会[44]。救出を試みるものの、純一が自ら望んで人々の支配に加担していたという真実を知り、故郷を後にする[44]。
- 士たちとは長く対立関係にあったが、旅を重ねるうちにいつしか友情が芽生え、やがて士こそ最高の宝であると認めるに至った[42]。
登場作品
[編集]- 『仮面ライダーディケイド』放送中の派生作品
-
- 映画『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
- デンライナーの面々とオニ一族の決戦の最中に突然現れ、「面白そう」という理由だけで、G3・王蛇・コーカサスを召喚し、「楽しんでくれ」と自分だけ戦わずにそのまま去っていった。
- 藤沢真行による漫画版
- オニ一族の切り札である鬼の戦艦を手に入れるべく、ユウの石をゴルドラに渡した後でウラタロスたちから武器を向けられた際、お詫びとしてG3・王蛇・コーカサスを召喚して去っていった。
- 映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 仮面ライダーたちの宝を手に入れるためにライダートーナメントに参加。劇中ではアマゾンのギギの腕輪を手に入れていた。士とユウスケと共に決勝戦まで勝ち進めるも、戦闘中に自ら退場。
- その後大ショッカー戦闘員の振りをして大ショッカーから夏海を助け、士や他の仮面ライダーたちと共に大ショッカーに立ち向かい、ギギの腕輪をアマゾンに返した。また同作品ではディエンドライバーが大ショッカーから盗んだ物であることを明かしている。
- 舞台『MASKED RIDER LIVE&SHOW 〜十年祭〜』
- ライダープリズンを訪れ、監獄内の仮面ライダーたちにライダー漫才で最もおもしろかった者に牢獄のカギを与えると告げる。
- 映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
- ディケイドが起こしたライダー大戦では参戦せず様子見していたが、自らの命を絶った士の復活の方法を知る夏海を行かせるためにスーパーショッカーに立ち向かった。その後、復活した士や他の仮面ライダーと共にネオ生命体の分身でスーパーショッカーの主要怪人として登場したドラスと戦う[注釈 11]。
- 映画『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
- 劇中における主役。電王の世界でかつて手放した黒崎家の宝飾拳銃をもう一度手に入れるため、スパイダーイマジン(赤目)に「野上良太郎に会いたい」と契約したうえで囮にし、野上良太郎やモモタロスたちが降りたデンライナーと電王が戦闘中に放り投げたライダーパスを手に入れ、「2008年の11月22日」の自分を止めようとする。
- 実は自分に恨みを抱いていた時間警察の黒崎レイジが母親の水島さゆりを恨んでいることを知り、自分が奪った拳銃の箱に家の理由でレイジ宛の彼女の手紙が隠していたことを知るが、追いかけてきた警察の発砲で失ってしまう。その歴史を変えるためにデンライナーを盗み、再び拳銃を手に入れる行動に入った。
- お宝を求める性格は変わらないが、士たちの衝突や共闘を経て人間性も成長し、仲間や他人の想いをお宝と認識して、レイジに母親の想いを分からせるために今回の行動を起こした。
- 映画『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
- 岩石大首領の猛攻に苦戦するオーズたちの前に、伊達明 / 仮面ライダーバースが連れてきた平成のサブライダーの1人として登場。
- 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 本作の最後の敵として登場。スーパー戦隊を潰そうとする士と、ライダーを倒そうとするキャプテン・マーベラス / ゴーカイレッドの目的を探るべく、泉比奈、ジョー・ギブケン / ゴーカイブルー、ドン・ドッゴイヤー / ゴーカイグリーンと行動を共にする。
- 終盤で作戦のためとはいえ友情を踏みにじり、ジョーと自分の心を傷つけた士とマーベラスに憤慨し、2人が阻止しようとしたビッグマシンの完成を果たしてしまう。最終的にビッグマシンが破壊され、重傷を負いながらもなんとか生還し、士からディケイドのライダーカードを盗んで姿を消した。
- 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』
- 霧野エイトが開発したゲーム『超スーパーヒーロー大戦』のトーナメント戦において、ライダーオールブルーの桃枠として参戦。第1回戦では、スーパー戦隊オールレッドの緑枠として参戦したニンジャレッドと対戦。
『仮面ライダージオウ』
[編集]EP29から登場。異世界を渡り歩く仮面ライダー。士同様、仮面ライダーとしての記憶・能力は失っておらず、オーロラカーテンで時空間を移動する能力を持つ。原典同様に怪盗として珍しいお宝を狙っており、「通りすがりの仮面ライダーを追いかける者」と自称している。突如クジゴジ堂に現れソウゴたちに豪華な朝食を振る舞うが、実は白ウォズの依頼で彼らの持つライドウォッチを盗むための策略であった。盗んだ強力な、ジオウライドウォッチIIとゲイツリバイブライドウォッチは白ウォズの手に渡されたが、戦いの末いくつかのライドウォッチは再びソウゴらに奪還される[ep 1]。
ジオウの世界のお宝である白ウォズの未来ノートを盗んだ後、祝電としてオーロラカーテンで2068年の世界にいるオーマジオウとソウゴ・ゲイツを対面させる[ep 2]。
タイムジャッカーによって歴史が改変されたジオウの世界に再び現れ、加古川飛流から歴史改変の能力を持つアナザージオウIIウォッチを奪うも、スウォルツに時間を止められ、失敗。その後、スウォルツから時間を静止させる能力を強引に与えられ、その力を使いグランドジオウライドウォッチをソウゴから奪い[ep 3]、スウォルツの指示で不要になったウールとオーラの始末を命じられるが、スウォルツの指示には従わず、オーラにグランドジオウライドウォッチを手渡す。その後、ソウゴたちとアナザーライダー軍団の戦闘に乱入し、時間を静止させる能力を使って士の時間を止め、スウォルツにディケイドの力を奪わせ、その報酬としてアナザージオウIIウォッチを手にした[ep 4]。
命を落とした士をアナザージオウIIウォッチの力によって蘇らせるが、その副作用で自身がアナザージオウIIとなる。最後のお宝として士の命を狙うが、ディケイドの力を半分取り戻した士とソウゴによって倒され、アナザージオウIIウォッチも破壊される[ep 5]。
その後、士とともにスウォルツのアナザーディケイドと戦うも、ダークライダーやツクヨミに阻まれる。
最後は仮面ライダーオーマジオウとなったソウゴによって創り変えられていく世界を、士と共に見届ける[ep 6]。
- 『RIDER TIME 仮面ライダーディケイドVSジオウ ディケイド館のデスゲーム』
関連キャラクター
[編集]- 仮面ライダーディケイド
- ディエンドと同じくライダーカードを使用する仮面ライダー。
- アナザージオウII
- 『仮面ライダージオウ』で海東大樹が変身した怪人。
- アナザーディエンド
- 上記作品のオリジナルビデオ作品『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』に登場する怪人。ディエンドの能力を持つ。白ウォズがアナザーディエンドウォッチで変身した怪人。
- ライダーロボ
- 『スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号』に登場するロボット。『S.I.C. HERO SAGA』でディエンドを取り込み、ライダーロボ・ディエンド変身態に変化する。
- 海東純一
- 『仮面ライダーディケイド』に登場する仮面ライダー。海東大樹の兄である海東純一として登場。
仮面ライダーディエンドを演じた人物
[編集]俳優
[編集]- 戸谷公人
-
- 『仮面ライダーディケイド』
- 『仮面ライダージオウ』
- 『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 『[仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』
スーツアクター
[編集]- 永徳
-
- 『仮面ライダーディケイド』[45]
- 『仮面ライダージオウ』[46]
- 『劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦』
- 『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』
- 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
- 『仮面ライダーアウトサイダーズ』[47]
- 横田遼
-
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
声優
[編集]- 戸谷公人
-
- 『仮面ライダー クライマックスヒーローズ』シリーズ
- 『仮面ライダー バトライド・ウォー』シリーズ
- 『RIDER TIME 仮面ライダーディケイド VS ジオウ ディケイド館のデス・ゲーム』
- 『仮面ライダーアウトサイダーズ』
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 直後にディエンドカラー化したディケイドが画面に登場して種明かしとなる。
- ^ 書籍『仮面ライダー平成 vol.10 仮面ライダーディケイド』では「パワーアップ用カメンライド」に分類している[27]。
- ^ 3体もしくは5体。
- ^ a b c d 書籍『仮面ライダーディケイド超全集 下巻』では片仮名で表記している[30]。
- ^ 元々はディケイドが所持していたが、カードの絵柄が戻った直後に「このカードは、キミには使えない」と言って強奪。ディエンドによると、ディケイドには使えないカードらしい。
- ^ 『MOVIE大戦2010』に登場したものとは背景が異なる。書籍『仮面ライダー平成 vol.10 仮面ライダーディケイド』では「スカル(色違い)」と表記している[27]。
- ^ 劇中でFFR MOMOTAROSに変化した。
- ^ 資料によっては、バリヤーと表記している[35][36]。
- ^ 資料によっては、ゲキジョウバンと表記している[37]。
- ^ ジオラマ小説『S.I.C HERO SAGA MASKED RIDER DECADE EDITION -オーズの世界-』においては、チノマナコがディエンドライバーの力を使いこなしたことで、ディエンドが所持していたライダーカードが変質した物だと門矢士が語っている。
- ^ 劇中ではドラスを邪悪な金属生命体と呼んでいる。
出典
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- ^ a b c d e f g h i j k OPF 164 2017, p. 8.
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- ^ a b 百化繚乱 下 2012, p. 315.
- ^ 完全超悪 2020, p. 155, 「DESIGNER INTERVIEW 青木哲也・篠原保・出渕裕・雨宮慶太[仮面ライダーディケイド]」.
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- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 超辞典 2011, pp. 230–233, 「カメンライド」
- ^ a b 平成10 2015, pp. 30–31, 「『ディケイド』大図鑑 ライダーカード」
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- ^ a b 『仮面ライダーディケイド 特写写真集 カメンライド』p.64-67より。
- ^ a b c d e 超全集 上巻 2009, pp. 32–35, 「ライダーカード図鑑 ファイナルフォームライド」
- ^ a b c d 超辞典 2011, pp. 645–646, 「ファイナルフォームライド」
- ^ a b 超全集 上巻 2009, pp. 30–31, 「ライダーカード図鑑 アタックライド」
- ^ a b c 超辞典 2011, pp. 39–41, 「アタックライド」
- ^ ディケイド特写 2019, pp. 72–75, 「全ライダーカード一挙掲載」
- ^ パンフレットY 2010.
- ^ 超全集 下巻 2010, p. 88, 「仮面ライダーディエンド コンプリートフォーム」
- ^ a b c d 超全集 上巻 2009, pp. 36–39, 「ライダーカード図鑑 ファイナルアタックライド」
- ^ a b c 超辞典 2011, p. 644, 「ファイナルアタックライド」
- ^ a b 超全集 下巻 2010, pp. 34–35, 「シンケンジャーの世界」
- ^ a b c d e f g h OPF 64 2016, p. 27.
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- ^ a b c d OPF 64 2016, p. 28.
- ^ 超全集 下巻 2010, p. 87.
- ^ jumpeishiokawaのツイート(1162977945633218560)
- ^ 『仮面ライダーアウトサイダーズ』ep.1 オーディオコメンタリー(萩野崇×柴﨑貴行監督)
出典(リンク)
[編集]『ジオウ』参照話数
[編集]- ^ “EP29「ブレイド・ジョーカー!?2019」”. 仮面ライダージオウ. テレビ朝日 (2019年3月31日). 2019年3月31日閲覧。
- ^ “EP30「2019:トリニティはじめました!」”. 仮面ライダージオウ. テレビ朝日 (2019年4月7日). 2019年4月7日閲覧。
- ^ “EP42「2019:ミッシング・ワールド」”. 仮面ライダージオウ. テレビ朝日 (2019年7月7日). 2019年7月7日閲覧。
- ^ “EP43「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」”. 仮面ライダージオウ. テレビ朝日 (2019年7月14日). 2019年7月14日閲覧。
- ^ “EP47「2019:きえるウォッチ」”. 仮面ライダージオウ. テレビ朝日 (2019年8月11日). 2019年8月11日閲覧。
- ^ “LAST「2019:アポカリプス」”. 仮面ライダージオウ. テレビ朝日 (2019年8月25日). 2019年8月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 劇場パンフレット
- 『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』パンフレット 2010年6月19日発行 構成・取材・文:用田邦憲 発行所:東映事業推進部
- 関連書籍
- てれびくんデラックス愛蔵版(小学館)
- 中村公紀・吉田伸浩編 編『仮面ライダーディケイド超全集』 上巻、2009年7月21日。ISBN 978-4-09-105127-1。
- 『仮面ライダーディケイド超全集』 上巻、小学館〈てれびくんデラックス愛蔵版〉、2019年3月1日。 ※『平成仮面ライダー超全集BOX I』所収
- 中村公紀・吉田伸浩編 編『仮面ライダーディケイド超全集』 下巻、2010年6月3日。ISBN 978-4-09-105130-1。
- 『仮面ライダージオウ超全集』2019年12月25日。ISBN 978-4-09-941676-8。
- 中村公紀・吉田伸浩編 編『仮面ライダーディケイド超全集』 上巻、2009年7月21日。ISBN 978-4-09-105127-1。
- 岩畠寿明(エープロ) 編『仮面ライダーディケイド RIDE THE DECADE』講談社〈講談社ヒットブックス テレビマガジン特別編集スペシャル〉、2009年9月25日。ISBN 978-4-06-179167-1。
- 『DETAIL OF HEROES 04 仮面ライダーディケイド 特写写真集 KAMENRIDE』ホビージャパン、2010年3月26日。ISBN 978-4-7986-0018-5。
- 『DETAIL OF HEROES EX 仮面ライダーディケイド 特写写真集 KAMENRIDE【復刻版】』ホビージャパン、2019年5月31日。ISBN 978-4-7986-1926-2。
- 『仮面ライダー超辞典』監修:石森プロ・東映、双葉社、2011年7月24日。ISBN 978-4-575-30333-9。
- 『仮面ライダー Official Mook 仮面ライダー平成』講談社シリーズMOOK(講談社)
- vol.10《仮面ライダーディケイド》、2015年2月25日。ISBN 978-4-06-353560-0。
- vol.20《仮面ライダージオウ》、2019年12月24日。ISBN 978-4-06-517508-8。
- 『東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995〜2012』グライドメディア、2012年10月16日。ISBN 978-4-8130-2180-3。
- 『平成仮面ライダー怪人デザイン大鑑 完全超悪』ホビージャパン、2020年12月24日。ISBN 978-4-7986-2338-2。
- てれびくんデラックス愛蔵版(小学館)
- 雑誌
- 『宇宙船』vol.164(SPRING 2019.春)、ホビージャパン、2019年4月1日、ISBN 978-4-7986-1916-3。
- 『フィギュア王』ワールドフォトプレス
- 『フィギュア王』No.139、2009年9月30日、ISBN 978-4-8465-2789-1。
- 『フィギュア王』No.260、2019年10月30日、ISBN 978-4-8465-3208-6。
- 『週刊 仮面ライダー オフィシャルパーフェクトファイル』デアゴスティーニ・ジャパン
- 「海東大樹」『オフィシャルパーフェクトファイル』64号、2016年1月5日、27 - 28頁。
- 「仮面ライダーディエンド」『オフィシャルパーフェクトファイル』67号、2016年1月26日、1 - 4頁。
- 「ディエンドライバー」『オフィシャルパーフェクトファイル』92号、2016年7月19日、23 - 24頁。
- 「チノマナコ」『オフィシャルパーフェクトファイル』137号、2017年5月30日、15 - 16頁。
- 「仮面ライダーディエンド コンプリートフォーム」『オフィシャルパーフェクトファイル』143号、2017年7月11日、3 - 4頁。
- 「仮面ライダーディエンド」『オフィシャルパーフェクトファイル』164号、2017年12月5日、7 - 8頁。