会議は踊る (宝塚歌劇)
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ミュージカル[1]『会議は踊る-E・シャーレルとA・シャーレルによる-』(かいぎはおどる)は、宝塚歌劇団のミュージカル作品。17場[1]。
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]参考。
若きロシア皇帝とウィーンの町娘との恋を軽妙なタッチでロマンティックに描いた作品。
1931年の同名ドイツ映画を原作とし、1970年代に同じくドイツでミュージカル化された脚本を宝塚版にアレンジしている。
あらすじ
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[2]参考。
ウィーン会議が開かれた1814年、ロシア皇帝アレクサンドル1世の馬車目がけて投げつけられた花束が爆弾と間違われ、手袋屋の娘クリステルが逮捕されてしまう。いたずら好きの皇帝は、サーシャという伍長に扮して彼女を助け出す。
公演期間と公演場所
[編集]- 1989年1月1日 - 2月14日[3](新人公演:1月24日[4]) 宝塚大劇場(1月6日に昭和天皇が崩御し、7・8日の公演が中止となった[2]。)
- 1989年4月2日 - 4月29日[5](新人公演:4月11日[4]) 東京宝塚劇場
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通
- 脚本:フランツ・ガイガー[3]
- 作詞:ロベルト・ギルベルト[3]
- 音楽[3]:ヘルマン・ティーメ、ヨーゼフ・ストラウス、ウェルナー・ハイマン
- 潤色・演出:阿古健[1]
- 翻訳:高田ゆみ子[3]
- 音楽・作曲・編曲:中元清純[3]
- 編曲[3]:小高根凡平、鞍富真一
- 音楽指揮:野村陽児(宝塚)[3]、北沢達雄(東京)[5]
- 振付[3]:中川久美、ジム・クラーク
- 装置[3]:石濱日出雄、関谷敏昭
- 衣装:任田幾英[3]
- 照明:今井直次[3]
- 小道具:榎本満春[3]
- 効果:扇野信夫[3]
- 音響監督:松永浩志[3]
- 演技指導:美吉左久子[3]
- 演出補:村上信夫[3]
- 演出助手[3]:谷正純、中村一徳
- 舞台進行:恵見和弘[3]
- 製作担当:柏原正一(東京)[5]
- 制作:高野賢一[3]
配役
[編集]※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通
- 本公演
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- アレクサンドル1世 - 大浦みずき[3]
- クリステル・ヒュープナー - ひびき美都[3]
- クレメンツ・メッテルニヒ - 朝香じゅん[3]
- フランツ - 真矢みき[3]
- エヴァ・コナルスキー伯爵夫人 - 峰丘奈知[3]
- エリザベート王女 - 梢真奈美[3]
- コズロフ・イワノヴィッチ陸軍少佐 - 瀬川佳英[3]
- ミハイル大尉 - 安寿ミラ[3]
- グレゴレイ中尉 - 友麻夏希[3]
- カロリーナ・セベーニュ公爵夫人 - 宝純子[3]
- ルイーゼ - 華陽子[3]
- ユーリア大蔵大臣男爵夫人 - 北小路みほ[3]
- エレーナ - 香坂千晶[3]
- ゾフィ・ホーフリング・ウィーン市長夫人 - 月丘千景[3]
- マックス - 宝樹芽里[3]
- パウル - 三矢直生[3]
- 新人公演
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫 著、編集統括:北川方英 編『夢を描いて華やかに―宝塚歌劇80年史―』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。