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佐世保中央駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐世保中央駅
駅舎。後方はイオン佐世保店(2011年3月)
させぼちゅうおう
Sasebo-Chūō
中佐世保 (0.2 km)
(1.0 km) 佐世保
地図
  • 左下は佐世保中央駅、右上は中佐世保駅
  • (両駅は国道35号を挟んだ所にある)
所在地 長崎県佐世保市島瀬町
北緯33度10分15.66秒 東経129度43分14.70秒 / 北緯33.1710167度 東経129.7207500度 / 33.1710167; 129.7207500座標: 北緯33度10分15.66秒 東経129度43分14.70秒 / 北緯33.1710167度 東経129.7207500度 / 33.1710167; 129.7207500
所属事業者 松浦鉄道
所属路線 西九州線
キロ程 92.8 km(有田起点)
電報略号 サチ
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
951人/日
-2019年-
開業年月日 1990年平成2年)3月10日
備考 直営駅
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佐世保中央駅(させぼちゅうおうえき)は、長崎県佐世保市島瀬町にある、松浦鉄道西九州線である。

佐世保市街地の中核的な存在である四ヶ町アーケードのすぐ側にあり、買い物客等が多く利用している。

四ヶ町アーケードから日本一距離の長いアーケード街として知られるさるくシティ4○3が伸びていることから「日本一長い「さるくシティ4〇3アーケード」の駅」の愛称が付けられている[1][2]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する高架駅である。直営駅。有人時間(9:00 - 18:00)以外はトイレも閉鎖される。列車到着時には接近放送がある。なお、佐世保共済病院とは直通連絡通路があり[2]2022年2月28日まではイオン佐世保店への連絡通路も供用されていた[2]

以前は自動券売機が設置されていたが、故障後に更新費用関係から廃止し、車内での現金払いで対応しているほか、有人時間帯は窓口で手書きの補充乗車券を販売している。

全体はややカーブしていて、佐世保駅側はすぐにトンネルである。

隣駅の中佐世保駅までは国道35号を挟み200 mしか無く、鉄道線としては筑豊電気鉄道黒崎駅前 - 西黒崎間と並んで日本一駅間距離の短い区間となっている[2][注釈 1](途中はアーケード等の建築物が多く、また緩やかなカーブがあるため互いの駅は見えない)。ちなみに、中佐世保駅も島瀬町内にある。区間が非常に短いため、駅を発車してすぐに次の停車駅がアナウンスされる。

2010年12月下旬より、エレベーター設置・駅舎増築工事が開始され、翌2011年3月12日よりエレベーター使用開始(5:30 - 23:30まで稼働)と同時に駅事務室が2階エレベーター出入口前に移動した。

利用状況

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「長崎県統計年鑑」と「佐世保市統計書」によると、近年の1日平均乗降人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗降人員
1999年 1,159
2000年 1,144
2001年 1,074
2002年 1,100
2003年 983
2004年 890
2005年 787
2006年 784
2007年 807
2008年 845
2009年 870
2010年 832
2011年 838
2012年 844
2013年 866
2014年 856
2015年 870
2016年 870
2017年 892
2018年 909
2019年 951

駅周辺

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佐世保中央駅は四ヶ町アーケードのすぐ側にあり、駅を出ると1分とかからずにアーケードに入ることができるため、買い物等で出向く際には中佐世保駅よりこちらが便利である[注釈 2]

ギャラリー

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隣の駅

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松浦鉄道
西九州線
快速
北佐世保駅 - 佐世保中央駅 - 佐世保駅
普通
中佐世保駅 - 佐世保中央駅 - 佐世保駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 軌道線を含めるととさでん交通後免線一条橋停留場清和学園前停留場の間が最短となっている(営業キロ0.1 km、実測84 m)。
  2. ^ 2022年2月28日イオン佐世保店が閉店するまでは、営業時間中に連絡通路を通って入ることも可能であった)

出典

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  1. ^ a b サブ駅名決定』(PDF)(プレスリリース)松浦鉄道、2015年5月11日。オリジナルの2019年3月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190306044015/http://matutetu.com/files/libs/75/201505150906295470.pdf2021年2月13日閲覧 
  2. ^ a b c d “〝二つの日本一〟に囲まれた駅 「鉄道なにコレ!?」第9回”. 共同通信. (2020年4月26日). オリジナルの2021年2月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210211135345/https://this.kiji.is/623402968795497569 2021年2月11日閲覧。 
  3. ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、735頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目

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外部リンク

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