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倶知安中継局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

倶知安中継局(くっちゃんちゅうけいきょく)は、北海道倶知安町山田に1986年昭和61年)11月29日まで置かれていたテレビFMラジオ中継局である。

概要

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  • 当中継局は1986年(昭和61年)11月29日で廃局となった。NHK札幌放送局と民放が「ニセコテレビ中継局」をニセコ町に開局させたことが背景にある[1]
  • 倶知安中継局では出力が30W(UHF)しかなかったため、一部がカバーしきれない状況にあった。ニセコテレビ中継局ができたことで出力は50Wまで増強され、倶知安中継局よりも広い地域をカバーできるようになった。

中継局概要

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アナログテレビ放送

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チャンネル
番号
放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
4 NHK
札幌総合
映像10W/
音声2.5W
- 垂直偏波 石狩空知
滝川市以南)・後志
黒松内町以外)
- 1964年
8月26日[2]
6 HBC
北海道放送
北海道 1965年
10月15日[3]
10 STV
札幌テレビ放送
1966年
10月18日[4]
12 NHK
札幌教育
全国 1964年
8月26日[2]
24 HTB
北海道テレビ放送
映像30W/
音声7.5W
水平偏波 北海道 1976年
5月29日[5]
26 UHB
北海道文化放送
  • 1986年11月29日をもってすべて廃止された[1]

FMラジオ放送

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周波数 放送局名 空中線
電力
ERP 偏波面 放送対象地域 放送区域
内世帯数
運用開始日
83.8MHz NHK
札幌FM
10W - 水平偏波 石狩・空知
(滝川市以南)・後志
(黒松内町以外)
- 1969年
11月1日[6]
  • 南羊蹄中継局などをフォローする形の中継局であったが、当中継局は1986年(昭和61年)12月で廃局。ニセコ町に移転後は出力が30Wまで引き上げられた。南羊蹄中継局はニセコ町にFMラジオ中継局が設置されるまで出力100Wで放送していた。

脚注

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  1. ^ a b 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'87』日本放送出版協会、1987年、309頁。 
  2. ^ a b 日本放送協会 編『NHK年鑑'65日本放送出版協会、1965年10月25日、234頁。NDLJP:2474362/158https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2474362 
  3. ^ 北海道放送 編『北海道放送三十年』北海道放送、1982年、739頁。 
  4. ^ 日本民間放送連盟(編)『日本放送年鑑'67』旺文社、1967年、79頁。 
  5. ^ 日本民間放送連盟(編)『日本放送年鑑'77』洋文社、1977年、24頁。 
  6. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'70日本放送出版協会、1970年9月20日、317頁。NDLJP:2525970/195https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2525970 

関連項目

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