全日本女子野球連盟
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団体種類 | 一般社団法人 |
---|---|
設立 | 2014年 |
所在地 |
東京都渋谷区渋谷2丁目22-8 名取ビル9階 |
法人番号 | 3011005005807 |
起源 | 日本女子野球協会 |
主要人物 | 会長 山田博子 |
活動地域 | 日本 |
活動内容 | 日本国内における女子硬式野球の統括 |
親団体 | 全日本野球協会(BFJ) |
ウェブサイト | https://wbfj.jp |
特定非営利活動法人日本女子野球協会より改組 |
一般社団法人全日本女子野球連盟(いっぱんしゃだんほうじん ぜんにほんじょしやきゅうれんめい)は、日本の女子硬式野球における統括団体。中学、高校、大学、クラブのカテゴリーにおける団体が加盟し、女子野球日本代表の編成や派遣、大会を主催する。略称はWBFJ。
概要
[編集]世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する女子野球ワールドカップに派遣する女子野球日本代表(愛称:マドンナジャパン)を編成・強化し派遣する[1]。
以前はIBAF女子野球ワールドカップ(国際野球連盟が主催)および女子野球世界大会(国際女子野球協会が主催)に派遣する女子硬式野球日本代表チーム(チーム・エネルゲンの愛称で呼ばれた)の編成・育成をしていたが、2016年に両大会はWBSCの主催するWBSC女子野球ワールドカップに統合された。
沿革
[編集]- 1999年2月 - アメリカ・フロリダで開催される春季全米大会に日本代表チーム(第1期チーム・エネルゲン)を派遣すべく、任意団体として「全日本女子硬式野球チーム実行委員会」を組織[2]。
- 2002年4月 - 「日本女子野球協会」と改組。
- 2003年3月 - 特定非営利活動法人(NPO法人)の認可を富山県より受ける。
- 2004年4月 - 日本野球連盟への加盟が承認。全日本野球会議の構成団体の一員になる。
- 2004年7月 - 国際野球連盟(IBAF)主催のIBAF女子野球ワールドカップ(カナダ・エドモントン)に女子硬式野球U-18日本代表チームが出場し、準優勝。
- 2005年8月 - 全日本野球会議普及振興委員会の協力で、第1回全日本女子硬式野球選手権大会を実施(参加チームは、高校5、一般11)。
- 2006年4月 - 女子野球日本代表が全日本野球会議の代表派遣事業として承認される。
- 2006年7月 - 第2回IBAF女子野球ワールドカップ(台湾・台北)に女子野球日本代表チームが出場。
- 2006年10月 - 市原市長杯第1回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会を実施。
- 2008年8月 - 第3回IBAF女子野球ワールドカップを初めて自国開催し(愛媛県・松山市)、初優勝を遂げる。
- 2014年4月 - NPO法人の解散を決定し、「全日本女子野球連盟」と改組。一般社団法人となる。
- 2023年3月 - 全日本野球協会(BFJ)に加盟する[3]。
運営構成
[編集]- 地域リーグの運営協力
- 全日本女子硬式野球選手権大会の主催 (高校、大学、クラブの各大会の上位チームで戦う)
- 全日本女子硬式クラブ野球選手権大会の主催[4]
- 全国女子中学生硬式野球選手権大会の主催
- 全国高等学校女子硬式野球選手権大会、選抜大会(全国高等学校女子硬式野球連盟が主催)への開催協力
- 全日本大学女子硬式野球選手権大会 (全日本大学女子硬式野球連盟が主催)への開催協力
- 野球女子日本代表(侍ジャパン)編成、強化、派遣
- 国際交流、国際指導協力、国際交流大会へのチーム派遣
- 女子野球タウン認定事業[5](2020年9月から開始)
- その他国内外の女子硬式野球に関する活動を行う
下位組織
[編集]- 全日本女子硬式クラブ野球連盟
- 全日本大学女子硬式野球連盟
- 全国高等学校女子硬式野球連盟
- 地域別リーグ(北海道、東北、関東、中部、関西、中四国、九州)
スポンサー
[編集]公式サイト記載順(2024年7月現在)
ダイヤモンドスポンサー
[編集]プラチナスポンサー
[編集]オフィシャルスポンサー
[編集]- 電光石火
- (株)ニューイースト
オフィシャルボールサプライヤー
[編集]オフィシャルシステムパートナー
[編集]- (株)Discover
オフィシャルクリエイティブパートナー
[編集]- (株)CMC
女子野球タウン
[編集]# | 認定 | 都道府県 | 地域 | 年 | チームあり |
---|---|---|---|---|---|
1 | 第1号 | 佐賀県 | 嬉野市 | 2020[7] | |
2 | 第1号 | 埼玉県 | 加須市 | 2020[7] | ○ |
3 | 第1号 | 愛媛県 | 松山市 | 2020[7] | ○ |
4 | 第2号 | 広島県 | 廿日市市 | 2020[8] | |
5 | 第2号 | 広島県 | 三次市 | 2020[8] | |
6 | 第3号 | 北海道 | 喜茂別町 | 2021[9] | ○ |
7 | 第3号 | 滋賀県 | 東近江市 | 2021[10] | ○ |
8 | 第3号 | 長野県 | 松本市 | 2021[11] | ○ |
9 | 第4号 | 兵庫県 | 淡路市 | 2021[12] | ○ |
10 | 第4号 | 和歌山県 | 田辺市 | 2022[13] | |
11 | 第5号 | 東京都 | 府中市 | 2022[14] | ○ |
12 | 第5号 | 兵庫県 | 丹波市 | 2022[12] | ○ |
13 | 第6号 | 神奈川県 | 秦野市 | 2022[15] | ○ |
14 | 第7号 | 高知県 | 高知市 | 2023[16] | ○ |
15 | 第8号 | 岡山県 | 瀬戸内市 | 2023[17] | ○ |
16 | 第8号 | 栃木県 | 栃木市 | 2023 | |
17 | 第9号 | 島根県 | 川本町 | 2024[18] |
歴代代表理事(会長)
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 【侍女子】アジア杯3連覇へ阪神、西武から4人ずつ選出…マドンナジャパン20人発表 2023年4月10日 スポーツ報知
- ^ 日本女子野球の歩み - 全日本女子軟式野球連盟
- ^ 全日本女子野球連盟の加盟について 2023-3-15 全日本野球協会
- ^ 【スポーツ振興くじ助成:一般社団法人全日本女子野球連盟】 平成30年10月6日往訪 スポーツ振興くじ助成事業実施状況調査報告 日本スポーツ振興センター
- ^ 女子野球タウン認定事業
- ^ 当社は「全日本女子野球連盟」に今年も協賛します 2023年7月19日 ENEOS株式会社 広報部 広報グループ
- ^ a b c 女子野球タウン 加須市に認定書/埼玉 2021/1/5 毎日新聞
- ^ a b 「女子野球タウン」に広島・廿日市、三次市 同一県から2都市の同時認定は全国初 2020.12.21 full-count
- ^ 北海道・北喜茂別町「女子野球タウン」認定 イベント通じ町内活性化へ 2021年6月1日 日刊スポーツ
- ^ 東近江市が「女子野球タウン」に認定 バイオレッツ本拠地 2021年6月29日 中日新聞Web
- ^ 松本から発信!女子野球 県内初「タウン」認定 2021/06/01 信濃毎日新聞デジタル
- ^ a b 「女子高校野球の聖地」が「女子野球タウン」に認定 全国で12市目 合宿や教室など誘致へ 丹波市 2022/7/29 神戸新聞NEXT
- ^ 女子野球盛り上げよう 田辺市で「タウン」調印式 2022年04月04日 紀伊民報AGARA
- ^ 東京都初、女子野球タウンに認定!読売巨人軍とスポーツ振興に関する協働協定を締結 2022年6月3日 府中市
- ^ 秦野市 女子野球タウンに認定 神奈川県内では初 2022年12月9日 タウンニュース
- ^ 高知市が「女子野球タウン」に認定、女子野球で地域活性化めざす 朝日新聞バーチャル高校野球 2023年11月24日 スポーツブル
- ^ 女子野球タウンについて 2023年11月30日 瀬戸内市
- ^ “山陰 女子野球タウン 川本町認定受ける 全日本連盟と協定”. 山陰中央新報デジタル (2024年11月4日). 2024年11月8日閲覧。
- ^ 全日本女子野球連盟・長谷川一雄会長にインタビュー
- ^ 元NPB長谷川氏が女子野球協会新会長に
- ^ 山田博子さん(全日本野球協会 理事)インタビュー
- ^ 【女子野球】全日本連盟の新代表に山田博子氏