全日本9人制バレーボール実業団選手権
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開始年 | 1948 |
---|---|
主催 |
日本バレーボール協会 日本実業団バレーボール連盟 |
チーム数 |
男子: 女子:チーム |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 |
男子:住友電工(7回目) 女子:富士通テン(5回目) |
最多優勝 |
男子:富士通、中部徳洲会病院(9回) 女子:群馬銀行(11回) |
公式サイト | |
http://www.jva.or.jp/in_japan/ |
全日本9人制バレーボール実業団選手権(ぜんにほん 9にんせいバレーボールじつぎょうだんせんしゅけん)は、1948年から開催されている実業団チームによる9人制バレーボールの日本選手権大会である。正式名称は、男子が全日本9人制バレーボール実業団男子選手権、女子が全日本9人制バレーボール実業団女子選手権。
概要
[編集]2013年現在も開催されている実業団チームによる9人制バレーボールのメジャー大会である。
戦後の混乱から立ち直りつつあった1948年に、全日本大学男子選手権や全日本高校選手権などとともに、全日本実業団男女東西対抗戦が開催された。東部実業団および西部実業団の代表チームが、同年7月4日に西宮市で対戦している。
翌1949年、これまで東西で開催された実業団選手権を統合し、実質的に第1回目となる大会が「全日本バレーボール実業団選手権」として富山市で開催された。
1961年に「全日本6人制バレーボール実業団選手権」開催されたことに伴い、大会名称を「全日本9人制バレーボール実業団選手権」に改称した。なお全日本6人制バレーボール実業団選手権はのちに全日本都市対抗バレーボール優勝大会と併催となっている。
参加チーム
[編集]2013年度大会における参加資格は、オープン大会ではなく下記の選抜された男子64チーム[1]、女子25チーム[2]。
- 前年度優勝チーム
- 主催団体による推薦チーム
- 都道府県代表チーム(複数代表の都道府県あり)
- 4とは別に開催地のチーム
試合方式
[編集]2013年度の男子大会の試合方式は下記の通り。
- 1グループ4チーム×16グループにてグループ戦を行う。
- グループ戦を勝ち抜いた48チームによりノックアウト方式のトーナメント戦を行う。三位決定戦は行わない。
歴史
[編集]- 1948年 全日本実業団男女東西対抗戦が開催される。
- 1949年 東部実業団選手権と西部実業団選手権を統合し、実質的な第1回大会が開催される。
- 1961年 全日本6人制バレーボール実業団選手権の開催に伴い、大会名を全日本9人制バレーボール実業団選手権に改称。
歴代優勝/準優勝チーム
[編集]年度 | 男子 | 女子 | ||||
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回 | 優勝 | 準優勝 | 回 | 優勝 | 準優勝 | |
1948 | 1 | 麻生鉱業 | 昭和電工富山 | プレ | 日紡尼崎 | 鐘紡大井 |
1949 | 2 | 麻生鉱業 | 東洋レーヨン | 1 | 鐘紡大井 | 鐘紡淀川 |
1950 | 3 | 八幡製鐵 | 麻生鉱業 | 2 | 倉紡万寿 | 日紡足利 |
1951 | 4 | 八幡製鐵 | 小倉製鋼 | 3 | 日紡足利 | 倉紡万寿 |
1952 | 5 | 小倉製鋼 | 八幡製鐵 | 4 | 日紡足利 | 鐘紡四日市 |
1953 | 6 | 小倉製鋼 | 東レ九鱗会 | 5 | 日紡足利 | 倉紡万寿 |
1954 | 7 | 住友小倉 | 日本鋼管 | 6 | 鐘紡四日市 | 倉紡津 |
1955 | 8 | 住友小倉 | 三井田川 | 7 | 日紡貝塚 | 倉紡津 |
1956 | 9 | 帝人三原 | 東レ九鱗会 | 8 | 倉紡倉敷 | 日紡貝塚 |
1957 | 10 | 松下電器 | 八幡製鐵 | 9 | 鐘紡四日市 | 倉紡津 |
1958 | 11 | 八幡製鐵 | 東レ九鱗会 | 10 | 日紡貝塚 | 倉紡倉敷 |
1959 | 12 | 八幡製鐵 | 松下電器 | 11 | 倉紡倉敷 | 日紡貝塚 |
1960 | 13 | 日本鋼管 | 松下電器 | 12 | 倉紡倉敷 | 日紡貝塚 |
1961 | 14 | 日本鋼管 | 松下電器 | 13 | 倉紡倉敷 | 日紡貝塚 |
1962 | 15 | 八幡製鐵 | 帝人三原 | 14 | 倉紡倉敷 | ヤシカ諏訪 |
1963 | 16 | 住友金属 | 東レ愛媛 | 15 | 日本鋼管 | 林兼産業 |
1964 | 17 | 住友金属小倉 | 富士フイルム | 16 | 東邦レース | 林兼産業 |
1965 | 18 | シチズン時計 | 東洋工業 | 17 | 電々神戸 | 東邦レース |
1966 | 19 | 日本ビクター | 日立国分 | 18 | 電々神戸 | 電々神戸 |
1967 | 20 | 住金和歌山 | 日本カーバイト | 19 | 明治生命 | 八幡製鐵堺 |
1968 | 21 | 富士フイルム | 住金和歌山 | 20 | 日清紡本社 | 自衛隊大宮 |
1969 | 22 | 富士鉄名古屋 | 九州電力福岡 | 21 | 三菱重工京都 | 宇部興産 |
1970 | 23 | 日本精工 | 九州電力福岡 | 22 | 三菱電機伊丹 | 三菱重工京都 |
1971 | 24 | 新日本製鐵名古屋 | 日産ディーゼル | 23 | 日清紡能登川 | 市川毛織 |
1972 | 25 | 住友金属紫泉会 | 森永製菓鶴見 | 24 | 電々岡山 | 日清紡針崎 |
1973 | 26 | 岩崎通信機 | 東亜合成名古屋 | 25 | 日清紡能登川 | 日清紡富山 |
1974 | 27 | 日本光学 | 九州電力福岡 | 26 | 海南鋼管 | 日清紡美合 |
1975 | 28 | 東芝鶴見 | 日本光学 | 27 | 富士電機川崎 | 住友海南鋼管 |
1976 | 29 | 日本光学 | 岩崎通信機 | 28 | 久光製薬 | 日新電機京都 |
1977 | 30 | 専売東京 | 日本光学工業 | 29 | 富士電機川崎 | 中勢病院鹿和会 |
1978 | 31 | 専売東京 | 専売九州 | 30 | 石川島播磨重工 | 宮崎マツダ |
1979 | 32 | 専売九州 | 東武信用金庫 | 31 | 石川島播磨重工 | 富士電機川崎 |
1980 | 33 | 専売九州 | 東武信用金庫 | 32 | 富士通小山 | フコク生命 |
1981 | 34 | 専売東京 | 専売九州 | 33 | 日清紡能登川 | 石川島播磨重工 |
1982 | 35 | 専売九州 | 専売東京 | 34 | 群馬銀行 | 西日本相互銀行 |
1983 | 36 | 専売九州 | 電々岡山 | 35 | 群馬銀行 | 西日本相互銀行 |
1984 | 37 | 三菱電機 | 東京電力埼玉 | 36 | 群馬銀行 | 三菱電機紅菱会 |
1985 | 38 | 三菱電機 | 住友電工 | 37 | 群馬銀行 | 山梨中央銀行 |
1986 | 39 | 三菱電機 | 日本精工 | 38 | 山梨中央銀行 | セイコー京葉 |
1987 | 40 | 三菱電機 | 富士通 | 39 | 山梨中央銀行 | 琉球銀行 |
1988 | 41 | 三菱電機 | 日本たばこ山形 | 40 | 群馬銀行 | 琉球銀行 |
1989 | 42 | 住友電工 | JT福岡 | 41 | 群馬銀行 | 琉球銀行 |
1990 | 43 | 富士通 | JT福岡 | 42 | 群馬銀行 | 山梨中央銀行 |
1991 | 44 | ヤマハ | 横河電機 | 43 | 神奈川中央交通 | 富士電機 |
1992 | 45 | 富士通 | JT東京 | 44 | 神奈川中央交通 | 西日本銀行 |
1993 | 46 | 富士通 | ヤマハ | 45 | 百十四銀行 | 群馬銀行 |
1994 | 47 | 富士通 | 住友電工 | 46 | 富士電機 | 西日本銀行 |
1995 | 48 | 富士通 | JT東京 | 47 | 富士電機 | 群馬銀行 |
1996 | 49 | 富士通 | JT東京 | 48 | 神奈川中央交通 | 石川島播磨重工 |
1997 | 50 | 住友電工 | JT東京 | 49 | 群馬銀行 | 神奈川中央交通 |
1998 | 51 | 住友電工 | 富士通 | 50 | 群馬銀行 | 神奈川中央交通 |
1999 | 52 | 住友電工 | 富士通 | 51 | 神奈川中央交通 | 群馬銀行 |
2000 | 53 | 富士通 | 住友電工 | 52 | 群馬銀行 | 山梨中央銀行 |
2001 | 54 | JT東京 | 住友電工 | 53 | 群馬銀行 | 松下電池工業 |
2002 | 55 | 東北リコー | 沖縄銀行 | 54 | 石川島播磨重工 | 群馬銀行 |
2003 | 56 | 中部徳洲会病院 | 北陸電力 | 55 | 石川島播磨重工 | セイコーエプソン |
2004 | 57 | 住友電工 | 中部徳洲会病院 | 56 | パイオニア所沢 | マツダ |
2005 | 58 | 中部徳洲会病院 | 富士通 | 57 | パイオニア所沢 | 松下電池工業 |
2006 | 59 | 中部徳洲会病院 | 住友電工 | 58 | パイオニア所沢 | 群馬銀行 |
2007 | 60 | 富士通 | 中部徳洲会病院 | 59 | 富士通テン | 山梨中央銀行 |
2008 | 61 | 富士通 | 日本精工 | 60 | 富士通テン | 山梨中央銀行 |
2009 | 62 | 日本精工 | 住友電工 | 61 | パナソニックエナジー | 群馬銀行 |
2010 | 63 | 住友電工 | 横河電機 | 62 | パイオニア | パナソニックエナジー |
2011 | 64 | 中部徳洲会病院 | 住友電工 | 63 | パナソニックエナジー | 富士通テン |
2012 | 65 | 中部徳洲会病院 | 住友電工 | 64 | パナソニックエナジー | 富士通テン |
2013 | 66[3] | 中部徳洲会病院 | JR九州 | 65[4] | 富士通テン | 群馬銀行 |
2014 | 67[5] | 中部徳洲会病院 | 住友電工 | 66[6] | 富士通テン | イビデン |
2015 | 68[7] | 中部徳洲会病院 | 住友電工 | 67[8] | パナソニックESブルーベルズ | イビデン |
2016 | 69[9] | 住友電工 | 富士通 | 68[10] | 富士通テン | パナソニックESブルーベルズ |
2017 | 70 | 中部徳洲会病院 | サンデン・ホールディングス | 69 | パナソニックESブルーベルズ | 富士通テン |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『日本バレーボール協会五十年史』 発行:日本バレーボール協会、編集:日本バレーボール協会五十年史編集委員会 1982年7月31日発行。
- 全日本9人制バレーボール実業団男子選手権大会 優勝チーム一覧
- 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会 優勝チーム一覧
- 第66回 全日本9人制バレーボール実業団男子選手権大会 開催要項
- 第65回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会 開催要項