コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

八広

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 墨田区 > 八広
八広
町丁
八広駅 出入口(2012年7月17日)
地図北緯35度43分19秒 東経139度49分37秒 / 北緯35.721814度 東経139.827058度 / 35.721814; 139.827058
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 墨田区
人口情報2024年(令和6年)4月1日現在[1]
 人口 23,284 人
 世帯数 12,822 世帯
面積[2]
  1.185012028 km²
人口密度 19648.75 人/km²
郵便番号 131-0041[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 足立
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

八広(やひろ)は、東京都墨田区町名。現行行政地名は八広一丁目から八広六丁目。住居表示実施済み区域。

地理

[編集]

東京都墨田区の北端に位置し、向島地域に属する。北東で荒川を挟んで対岸に葛飾区四つ木、東で東墨田、南で文花、南西で京島、西で向島、北西で墨田と隣接する。町域の北東辺の荒川をもって墨田区 - 葛飾区境を成す。

荒川堤防上を東京都道449号新荒川堤防線、東辺を東京都道449号新荒川堤防線支線、西辺を水戸街道と接する。また、町域北西部を南北に京成電鉄が走り、北部に同路線の鉄道駅が1つある。

地価

[編集]

住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、八広4-47-7の地点で35万3000円/m2となっている[5]

歴史

[編集]

地名の由来

[編集]

一帯は元々「吾嬬町」(あずままち/あずまちょう)といい、1965年12月1日住居表示実施に伴い、寺島町六・八丁目、隅田町四丁目・吾嬬町西五 - 九丁目の8地区が合併して成立した[6]ため、「八」の字を採り、その字体から「末広がり」の縁起を担いで命名された。

世帯数と人口

[編集]

2024年(令和6年)4月1日現在(墨田区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
八広一丁目 1,961世帯 3,422人
八広二丁目 2,449世帯 4,521人
八広三丁目 1,949世帯 3,592人
八広四丁目 2,560世帯 4,636人
八広五丁目 1,699世帯 2,996人
八広六丁目 2,204世帯 4,117人
12,822世帯 23,284人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[7]
20,863
2000年(平成12年)[8]
19,883
2005年(平成17年)[9]
20,810
2010年(平成22年)[10]
21,018
2015年(平成27年)[11]
21,152
2020年(令和2年)[12]
21,816

世帯数の変遷

[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[7]
7,905
2000年(平成12年)[8]
8,039
2005年(平成17年)[9]
8,863
2010年(平成22年)[10]
9,364
2015年(平成27年)[11]
9,825
2020年(令和2年)[12]
10,635

学区

[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年9月時点)[13]

丁目 番地 小学校 中学校 備考
八広一丁目 1〜25番 墨田区立第三寺島小学校 墨田区立寺島中学校
43番 墨田区立八広小学校 墨田区立吾嬬第二中学校
26〜42番 墨田区立第三吾嬬小学校 墨田区立寺島中学校
八広二丁目 全域
八広三丁目 全域
八広四丁目 1〜47番 墨田区立八広小学校 墨田区立吾嬬第二中学校 調整区域により以下への変更が可能
・墨田区立第三吾嬬小学校
墨田区立中川小学校
48〜51番
八広五丁目 全域
八広六丁目 1番2〜7号 墨田区立隅田小学校 墨田区立桜堤中学校
53〜59番 墨田区立八広小学校 墨田区立吾嬬第二中学校 調整区域により以下への変更が可能
・墨田区立第三吾嬬小学校
・墨田区立中川小学校
1番(2〜7号除く)
2〜52番

交通

[編集]

鉄道

[編集]

バス

[編集]

道路・橋梁

[編集]
道路
橋梁

事業所

[編集]

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]

丁目 事業所数 従業員数
八広一丁目 133事業所 1,116人
八広二丁目 168事業所 951人
八広三丁目 113事業所 565人
八広四丁目 144事業所 802人
八広五丁目 135事業所 801人
八広六丁目 142事業所 1,116人
835事業所 5,351人

事業者数の変遷

[編集]

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[15]
986
2021年(令和3年)[14]
835

従業員数の変遷

[編集]

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[15]
5,578
2021年(令和3年)[14]
5,351

施設

[編集]
教育機関
公園
  • 八広公園(八広五丁目)
  • 八広野球場(八広六丁目)
常在山宝蔵寺。
寺社仏閣
飲食店
  • 日の丸酒場(八広六丁目) - 1937年創業の居酒屋。
  • そば万(八広五丁目) - 1939年創業の蕎麦屋。
  • 50BAN(八広四丁目) - 1927年創業の洋食店。王貞治の実家、中華料理店「五十番」の屋号を引き継いでいる。

出身人物・ゆかりのある人物

[編集]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 世帯人口現況” (CSV). 墨田区 (2024年4月5日). 2024年4月6日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-2.1)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年4月1日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 八広の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
  6. ^ 町区域の新設等”. 墨田区役所 (1965年6月1日). 2018年6月6日閲覧。
  7. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  13. ^ 通学区域”. 墨田区 (2022年9月1日). 2024年4月6日閲覧。
  14. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  15. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  16. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
  1. ^ 蓮實重彥『監督小津安二郎 』(ちくま学芸文庫)