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内田良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うちだ りょう

内田 良
生誕 内田 良
1976年????
日本の旗 日本福井県福井市
国籍 日本の旗 日本
出身校 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期単位取得満期退学
職業 学校リスク学者
活動拠点 名古屋大学
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内田 良(うちだ りょう、1976年[1] - )は、日本の教育社会学者。名古屋大学教授放送大学客員教授

専門は教育社会学[2]や学校リスク学で、教員の過重労働問題校則問題部活動の問題など、学校内の問題を中心に研究を行っている。

略歴

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主張

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  • 体育柔道での事故[4]組体操[5][6]、部活動など学校教育現場における不要なリスクを軽減することを主張。
  • 2013年、「大学准教授で教育の専門家。黒髪で難しい話をしたら、みんな『正しい』と思い込む。何だかうさん臭いけど大丈夫か?と疑いながら聞いてほしいんです」との理由で以降は髪の色を金色に染めている[7]
  • 2019年、部活動時間が減少傾向にあることから国の改革の成果と課題を指摘[8]
  • 2021年5月のオンラインイベントで、中学校の部活動で若手教員が使い捨ての駒のように、やったことのない部活顧問を押しつけられている問題について触れていた[9]

主要論文

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共著・共同執筆

著書

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  • 『「児童虐待」へのまなざし―社会現象はどう語られるか』世界思想社、2009
  • 『柔道事故』河出書房新社、2013
  • 『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』光文社新書 2015
  • 『ブラック部活動』 東洋館出版社、2017年7月
  • 『学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動─なぜ教育は「行き過ぎる」か』、朝日新書、2019年
  • 『部活動の社会学 学校の文化・教師の働き方』、岩波書店、2021年
  • 『学校リスク論』編著、放送大学教育振興会、2022年

共編著

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注釈・出典

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.303
  2. ^ 内田良:名古屋大学大学院教育発達科学研究科・教育学部”. 国立大学法人名古屋大学. 2017年1月27日閲覧。
  3. ^ 管理者の略歴”. 学校リスク研究所. 2014年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月19日閲覧。
  4. ^ 内田良、柔道事故と頭部外傷 -学校管理下の死亡事例110件からのフィードバック- 愛知教育大学教育創造開発機構紀要 2011年 1号 p.95-103, hdl:10424/3677, ISSN 2186-0793
  5. ^ 内田良、「組体操の巨大化に反対 事故の多さ、訴訟のリスク等を考慮し巨大なピラミッドは今すぐにやめるべき (小特集 危険だからやめるべき? 続けるべき? 組体操の是非を考える)」 月刊プリンシパル 20(9), 4-10, 2016-07, NAID 40020894782
  6. ^ 内田良、「識者インタビュー 組み体操巨大化はなぜ止まらなかったのか 学校安全における盲点の生まれ方 (特集 「ピラミッド」「タワー」禁止は必然か? 徹底検証「組み体操」禁止問題)」 総合教育技術 70(9), 67-69, 2015-10, NAID 40020609316
  7. ^ “ひと:内田良さん=「ブラック部活動」問題に取り組む - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20170825/ddm/008/070/109000c 2018年9月15日閲覧。 
  8. ^ 部活動の時間数 減少へ 都道府県データの分析から見える改革の成果と課題(内田良) - Yahoo!ニュース”. Yahoo!ニュース 個人. 2019年10月15日閲覧。
  9. ^ 「若者は使い捨て」 部活で疲弊 噴き出した教師の本音 朝日新聞DIGITAL 2021年6月7日 12時00分 (編集委員・氏岡真弓、2021年7月25日閲覧)

外部リンク

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