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円浄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

圓淨(えんじょう、文治5年(1189年)- 建長8年4月19日1256年5月15日))は平安時代後期から鎌倉時代中期にかけての天台宗近衛基通の子。円満院僧正と称された。

略歴

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恒恵のもとで受戒し、円満院に入る。建仁2年(1202年)5月17日に権少僧都から権大僧都に昇進[1]。その後権僧正に進み、安貞2年(1228年)11月、後堀河天皇護持僧となる[2]貞永元年(1232年)10月2日、僧正に任ぜられ、園城寺長吏となる。嘉禎2年(1236年)10月7日には四条天皇の護持僧に補され[3]寛元5年(1247年平等院執印となった。建長8年4月19日(1256年5月15日)、68歳で入寂。

脚注

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参考文献

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  • 上田正昭他『日本人名大辞典』講談社、2001年