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利用者:㭍月例祭/sandbox/res/A

記事を執筆するにあたって

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競馬ジャンルの記事では長い間Wikipedia:検証可能性という方針やWikipedia:出典を明記するというガイドラインはやや軽視されてきました。

その結果として、現在競馬関連の記事には出典が全くないもの、著しく不足しているものが数多く残されています。

PJ競馬では、過去に執筆されたもの・これから執筆されるものを問わず、競馬関連の記事においても、Wikipediaの三大方針にじゅうぶん配慮し、競馬関連記事の品質の改善や信頼性の向上を目指しています。

全般的な注意事項

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(参考)一般的な記事スタイルについてはWikipedia:スタイルマニュアルとその関連項目を参照。

年齢の表記について

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(参考)馬齢#日本における馬齢表記

  • 競走馬の年齢表記には、満年齢は使用せず「旧表記」「新表記」という表現を推奨します。
記事の早い段階で、「この記事は旧年齢で記述します」など宣言することが望ましいでしょう。
加筆を行う場合には、他の執筆者がどちらを採用しているのか留意しましょう。
  • 南半球では季節と年次が北半球とはズレていることをお忘れなく!(ズレ方は国毎に違います)

リンク先は吟味しましょう

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(参考)Wikipedia:記事どうしをつなぐ#リンクすべきでないもの

多すぎるリンクや意味のないリンクはかえって読者に不親切です。

不必要・過剰なリンクは避けましょう。単なる年、日付、国、単語などへのリンクを設定しても読者の理解にはほとんど貢献しません。

  • あまり参考にならないリンクの例
ノーザンダンサーは1961年カナダ生産された競走である。 
  • 関連性の高い記事へのリンクの例
ノーザンダンサーは1961年カナダで生産された競走馬である。
この例では[[:Category:1961年生_(競走馬)|1961年]]とすることで、ノーザンダンサーの同世代にレイズアネイティヴシンザンがいることが示されます。[[:Category:カナダ生産の競走馬|カナダ]]では、ノーザンダンサーのみならず、ニジンスキーやノーザンテースト、ザミンストレルといったノーザンダンサー系の重要な種牡馬もカナダで生産されていることが示されます。これらのリンクは一つのアイデアであって、主題の性格や示したい情報によっては、[[1990年の日本競馬|1990年]]とか、[[カナダの競馬|カナダ]]とすることも有用でしょう。

専門用語や言い回しを避けましょう

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(参考)プロジェクト‐ノート:競馬/過去ログ1#競馬ファン以外でも分かる記事を

競馬を知らない読者を想定し、平易な言葉で書きましょう。どうしても専門的な用語を使う場合には、適切なリンクを設定するか、文中で説明しましょう。
  • 専門的な用語や言い回しと言い換えの例
勝鞍を増やした。→勝利をあげた。勝利を積み重ねた。
ハナを切った。ハナにたった。→先頭にたった。先頭に出た。
逃げを打つ→先頭を走る。逃げる。

(参考)プロジェクト‐ノート:競馬/過去ログ5#記事での表現について

競馬独特の言い回しもできるだけ避けましょう。競馬の世界では見慣れた表現でも、一般的とはいえません。
  • 避けるべき例
ビゼンニシキ皐月賞シンボリルドルフの2着だった。
  • たとえば「アルゼンチンは2014年のワールドカップでドイツの2位だった」と書いたら意味がわかりにくいです。
  • 言い換えた例
ビゼンニシキ皐月賞シンボリルドルフに敗れて2着だった。 - 説明を加える。
皐月賞ではシンボリルドルフが1着、ビゼンニシキは2着だった。 - 主語を入れ替える。
ビゼンニシキ皐月賞で2着だった。勝ったのはシンボリルドルフだった。 - 文章を分割する。

略語の使用

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S(ステークス)、H(ハンデキャップ)、C(カップ)等の簡略表記は、記事本文での使用を避けましょう。競馬に詳しくない読者には理解できません。ただし、文字数の制約の多い表中などでは簡略語を使用してもかまいません。その場合は略語が何を意味するのか、表外に注釈をつけるなどして読者の理解となるように心がけましょう。

客観的・中立的な表現を心がけましょう

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(参考)Wikipedia:中立的な観点(方針)

判断を下さない表現が好まれます。

(参考)Wikipedia:大言壮語をしない(ガイドライン)

「これはこうだ」とじかに言うのではなく、「これはこうだ」ということを事実によって示すのです。
たとえば次のような言い回しは、百科事典としては相応しくありません。
  • ふさわしくない表現
目の覚めるような豪脚を繰り出して圧勝した
影をも踏ませぬ楽勝だった
ぶっちぎりの大勝だった
伝説のレースである
最強馬の1頭である
史上まれにみる

同じ着差でも「圧勝」とみるか「辛勝」とみるかは人によってそれぞれです。こうした表現は、より客観的・中立的な表現に改めるべきです。

たとえば次のような表現が可能です。

後続に8馬身の差をつけた
従来のレコードを1秒更新した
過去10年の中でレースレートが最も高かった
フリーハンデで1位である

いずれも、出典を伴っていることが望ましいのは言うまでもありません。

どうしてもという場合には、誰がどのようにその表現を用いたかを示し、出典を用いて記述することは可能でしょう。ただし、過度に行うと可読性を損なう恐れもあります。

○○新聞は「目の覚めるような豪脚」と表現した。
調教師の××は「自分が手がけた中で一番強い馬だ」と述べた。

情報の過剰な列挙

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英語では関係代名詞でつなぐような場合でも、日本語では文章が複雑化して文意が読み取りにくくなることがあります。

  • 情報を一文に過剰に詰め込んだ例
ビゼンニシキは後に三冠を達成するシンボリルドルフが勝った皐月賞で2着だった。
  • 文章を分割してシンプルにした例
ビゼンニシキ皐月賞で2着だった。勝ったのはシンボリルドルフである。シンボリルドルフは後に三冠を達成した。
このように分割した場合、しばしば、後段の情報が本当に必要な記述であるのか、検討を要する場合も出るでしょう。時には思い切って情報を整理・削除するのも一つの手段です。

また、情報や実例を列挙する際には、それが主題の理解に本当に必要であるかは考慮する必要があります。

  • 情報の過剰な列挙の例
メジロラモーヌは1986年に牝馬三冠を達成した。ほかに牝馬三冠を達成したものとしてはスティルインラブアパパネジェンティルドンナがいる。また、南関東ではチャームアスリープが達成している。さらに変則三冠馬としてはクリフジがいる。なお二冠を制したものとしては…。
多くの場合、主題より後に同じような事をやったものを列挙したり、似たようなものを列挙しても、主題そのものをより詳しく知ることにはあまり貢献しないでしょう。これらは、もし本当に必要であれば、関連項目などに移動すべきです。
  • 情報の過剰な連結
しばしば、他の馬の実績を引き合いに出して、その馬に勝ったのだからこの馬は強いという趣旨の記述が行われます。しかし、その時点で既に持っていた実績ではなく、その後の活躍を取り上げてあたかも既に実力を持っていたかのように記述することは、あまり適切ではないかもしれません。


「トリビア」「豆知識」「エピソード」などとして雑多で断片的な情報を箇条書きすることは避けるべきとされています。

(参考)Wikipedia:雑多な内容を箇条書きした節を避ける
多くの不適切な記事で見受けられる特徴に、主題に関する説明、あるいは挿話や逸話といった内容を箇条書きした一覧だけで構成される節があります。具体的には「トリビア」「豆知識」「エピソード」「特徴」「略歴」「利点」「欠点」「その他」等の節に多く見られますが、例に挙げたものに限らず多くの記事に見られます。文章はただ単に列挙するだけでなく、一連の流れを持った文書となるようにきちんと組み上げましょう。
こうした情報は、必ずしも無益とはいえませんが、このようなスタイルで記述することは推奨されていません。
十分な文章にできない場合には、ひとまずノートに移しておくという選択肢もあります。
出典のない、雑多な内容の箇条書きは、除去される可能性もあります。

単位に気をつけましょう

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(参考)Wikipedia:表記ガイド#単位

慣例ある分野では尺貫法やヤード・ポンド法を用いることができます。この場合でも、できるだけSI単位系での換算を併記します。

距離や重量など、競馬では国によって使用単位は異なります。日本、フランス、ドイツなどではメートル法を採用していますが、アメリカ、イギリス、アイルランド、カナダ、南アフリカなどでは依然としてヤード・ポンド法が使用されています。

  • 「8ハロン」や「1マイル」といっても普通はわからないので、できるだけメートル法に換算した値も併記するように心がけましょう。(距離 (競馬)#距離の表記法も参照。)
  • 特に「ハロン」は、日本では正確に200メートルを意味しますが、日本以外の多くの国ではだいたい201.168メートルを意味します。2400メートルを「12ハロン」と書くことが適切かどうか、その場合場合に応じて判断しましょう。
  • 出典を用いる際の注意として、その出典がどこの国・文化に基いて書かれているかには留意する必要があります。たとえばイギリスの文献では、「菊花賞は1 7/8マイルである」というように書かれることがあります。1+7/8マイルは正確には約3017.52メートルとなりますから、イギリス文献をそのまま使うと「菊花賞は3017.52メートル」と誤った情報を書いてしまうことになります。

競走の格付けの表記について

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(参考)競馬の競走格付け

  • Gを「グレード」と読む国と「グループ」と読む国があります。例えばイギリスには「グレード1」の平地競走はありません。
  • グレード/グループ等の格付けは主催者の表記に従う。日本国外のグレード/グループ競走はアラビア数字で「G1」等と表記し、ローマ数字「GI」は使用しない。日本国内のグレードはJRA全競走やNARのダートグレード競走はローマ数字で「GI」「JpnI」、2006年以前の南関東グレードはアラビア数字で「G1・G2・G3」、2007年以降の南関東グレードは「SI・SII・SIII」と表記する。
  • グレード・グループ表記は、年毎に変わることもあり、1つの競走が複数の表記スタイルを持っている場合(国際G2・国内G1)のようなものもあり、複雑です。できるだけ文章を用いてわかりやすい説明を心がけましょう。

外国語の表記

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記事名は原則、日本語表記とします(Wikipedia:記事名の付け方

  • 競走馬、競走についての記事名の指針は後述します。

外国語を日本語化する際には、原則として日本語化している出典に準拠するようにしましょう。独自の判断で訳したりカタカナ化することは避けましょう。また、原語も併記しましょう。

  • 出典が見つけられなかったり、迷ったらプロジェクト‐ノート:競馬で相談しましょう。誰かが出典を見つけてきてくれるかもしれません。
  • 原語を併記することで、あとの編集者が調べ物や加筆・検証を行うための助けになります。原語を併記しないと、後から読む人がそのカナ転記が妥当なのかどうか、検証しようがありません。

よくある間違い

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  • 「競走」と「競争」。※「レース」ではなく極力「競走」と書く。
  • (産駒を)輩出する - 「輩出」は、(1)『すぐれたものがつづいて世に出る』(2)『(人材を)多く送り出す』という意味です。したがって、「1頭を輩出した」というような意味合いでは不適切な用語です。(2)の意味で「たくさんの優秀な産駒を出した」という場合には「輩出」は適切です。また、(1)の意味で「ノーザンダンサー系は代々名馬を輩出した」というように、1頭づつであっても累代にわたって名馬が出たような場合には適切です。1頭の繁殖牝馬が1頭の名馬と複数の凡馬を出した場合には、「輩出」が適切かどうかは疑わしいです。


競走馬に関する記述の注意点

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(参考)Wikipedia:スタイルマニュアル (人物伝)Wikipedia:ウィキプロジェクト スポーツ人物伝

競走馬は人物ではありませんが、これらの指針は競走馬の記述の参考になるでしょう。

単独記事にする前に

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以下は新規記事を作成する(または、スタブ記事を改編する)際に用いる指針です。記事によっては必ずしも従う必要はありません。臨機応変に対応してください。

  • あまりにも実績がなく、また知名度もない馬の記事を作らない(実績か知名度のどちらかがあれば構いません)。
  • 「実績」や「知名度」を証明するためにはWikipedia:検証可能性を満たす出典を示す必要があります。
  • 出典を示す責任は掲載を希望する側に

(参考)Wikipedia:検証可能性

出典を示す責任は、ある編集を行った執筆者、またはその編集を残すことを希望する執筆者にあります。このため、執筆者は出典を明記すべきです。定評のある情報源がない場合、その話題に関する記事はウィキペディアで立てるべきではありません。
まだ若くキャリアの浅い現役馬や、大きな競走を勝ったばかりの競走馬、産駒が少ない新種牡馬などの場合には、十分な質と量の出典を確保するのは容易ではありません。
この場合には、ひとまず、より上位の記事に加筆するという方法があります。
より上位の記事とは、父馬や母馬、あるいは所有者(馬主)や生産者(牧場)、もしくは勝った競走の記事を指します。たとえば父馬の場合には、「代表産駒」などの節に追記するという方法があります。記事内容・出典が十分な質・量を満たした時点で、記事を分割して独立記事とすることができます。
  • 実績や知名度を問わず、質・量があまりにも不十分なスタブ記事を安易に作成することは避けるべきとされています

(参考)Wikipedia:スタブ

時間をおいてもスタブが十分に成長しない場合は、スタブを作った人が自分で責任をもって加筆すべきです。そういう責任を負う準備と覚悟がないのなら、安易にスタブを立ち上げるべきではありません。あとから少しずつ加筆するよりは最初から出来る限り記述する方がお勧めです。

(参考)Wikipedia:スタブ#役に立つスタブとサブスタブ

サブスタブとは
  • 辞書的な定義しかなかったり、だれもが知っている情報しかなかったりする。
  • 断片的な情報しかなかったり、下手をすると誤りが含まれていたりする。
  • とりあえず作っておこうという考えで作られることが多く、作られた後で見直しされることがほとんどない。
サブスタブは新規作成しないようにしてください。注目されずに終わったサブスタブは醜い姿を長い間さらすことになりがちです。また、中途半端に加筆された結果、かえって誤解を生むものになる可能性があります。
※スタブカテゴリは競馬関係者記事を含めてCategory:競馬に関するスタブ{{Keiba-stub}}を使用します。

(参考)Wikipedia:独立記事作成の目安(ガイドライン制定前)

ある対象に特筆性が見つかった場合は、多くの場合ウィキペディアに記述できますが、ことごとく新規に独立記事を作成するだけが最良とは限りません。場合によっては既に記述されているより包括的な項目内の情報として、新たな節を設ける等、記事の強化に役立てる方が良い場合もあります。
ある馬が重賞を勝った、G1を勝ったというだけで喜び勇んで記事を立てるのは早計です。その父馬や母馬に加筆するほうが、トータルとしては質の高い記事になるということはあるでしょう。

競走馬記事の実例

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Wikipedia:秀逸な記事
Wikipedia:良質な記事

これらの記事は、長い時間をかけ、膨大な出典を利用し、多くの執筆者による査読を経てきたもので、競走馬記事の理想型と言えます。最初からこの水準での記事を立項しなければいけないということはありませんが、記事を書く上での参考になるでしょう。

出典が整備され検証可能性に配慮された競走馬の記事の最近の例としては、次のようなものがあります。

最近の馬の記事
  • シーザムーン - クラシック競走に勝って間もない時期に執筆された外国の競走馬ですが、外国の出典に数多くあたって加筆されています。
  • ディアデラマドレ - 現役中に執筆された日本の競走馬ですが、数多くの出典を用いて執筆されています。
  • ハッピースプリント - 地方競馬の現役競走馬ですが、数多くの出典を用いて執筆・加筆されています。
古い馬の記事

これらのように、「出典」として使えるものには様々なものがあります。競馬関連の書籍だけでなく、一般新聞の縮刷版や、インターネット上の記事やデータベース、外国の文献やサイトも利用できます。これらの利用に際しては、Wikipedia:検証可能性#信頼できる情報源Wikipedia:検証可能性#通常は信頼できないとされる情報源を参照してください。

馬名の表記

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原則として記事名に採用する馬名は、出典に基づいたものにしてください。外国馬でカタカナ転記が必要な場合には次のような優先順位に従ってください。

  • (1)日本で登録されたカタカナ馬名がある場合には、それに従う。
  • 短期であれ長期であれ、種牡馬やジャパンカップの出走など、日本国内に入ったことがある外国馬には公式なカナ名が与えられますので、それに従う。それ以前に立項され、後に日本に輸入されたような場合には記事名を変更してください。
  • (2)日本で公式に登録されていないカナ名の場合には、出典に従う。
  • 公式なカナ名がない外国馬名をカナ転記する際は、自分の判断で転記せず、カナ化された出典を示してください。近年の海外重賞優勝馬であれば、『優駿』『競馬ブック』『ギャロップ』などの文献や、JRA 海外の競馬JBIS(公益社団法人日本軽種馬協会インターネット情報サービス)JAIRS(公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル)、などのウェブ上でカナ化されたものを見出すことができるでしょう。古い時代の競走馬であれば、古い時代の文献で見つかる可能性があります。どうしても見つけられない場合にはプロジェクト‐ノート:競馬で相談してください。誰かが見つけてくれる可能性もあります。それでも見つからない場合には、相応の出典が見つかるまで待つという選択肢もあります。
  • この場合、複数の異なるカナ転記方法が出てくることがしばしばあるでしょう。その場合には、より信頼性が高く、より多く採用されている転記に従うのが一つの判断です。しかしたとえば「ダンジグ」と「ダンチヒ」のように、容易には決定し難い場合もあるでしょう。その場合には、ひとまず一つの転記方法を選択し、記事中かノートに、様々な転記のバージョンとその出典を列記し、読者の判断に委ねるという方法もあります。
  • (3)中国語の馬名(香港の競走馬など)はカナ表記をし、漢字馬名で記事を立てない。
  • いずれにせよ、出典に準拠しているのであれば、よほど致命的な間違いがない限り、カナ転記についての論争は多くの場合不毛でしょう。「エルバジェ」と「ハーバージャー」、「リファール」と「リファード」のように、英語として読むのかフランス語として読むのかによって大きく変わり、長い間結論がくだされていないようなものも多くあります。このような場合にはそれぞれの転記方法を列挙し、読者の判断に委ねましょう。

外国語での表記

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記事名以外(本文)で外国馬を表記する場合には、上の(1)~(5)に準じてカナ表記することが望ましいですが、困難な場合には原語表記のみとする選択肢もあるでしょう。

なお、カナ表記する場合でも、原語表記を併記しましょう。後々ほかの編集者さんが調べ物をして加筆を行う際の重要な手がかりになります。

血統表と馬名の表記

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なお、血統表については次の通りです。(プロジェクト‐ノート:競馬#血統表における馬名の表記(外国産・外国調教馬)のルールの追認について

  • ウィキペディア日本語版では、血統表中の表記として、「日本で競走に走った馬」ならびに「日本に繁殖で輸入された馬」はカタカナ表記(あるいはラテン併記)、それ以外の日本に輸入されていない競走馬は母言語にかかわらずラテン文字表記としている。ただし日本で繁殖馬として登録された場合に漢字等を用いて登録されているものはそれに従う。

血統の表現について

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特殊な用語には説明かリンクを。
  • 「全兄弟」や「半姉妹」というような表現は一般の読者には通じません。記事中で説明を行うか、[[競走馬の血統#競走馬の血縁関係|全弟]]などのようなリンクを設けるなどして、理解しやすいように心がけましょう。
抽象的な表現や評価を避ける。
(参考)プロジェクト‐ノート:競馬/過去ログ3#血統の表現について

避けるべき表現

「父のレインボークエストの欧州独特の重厚な血に、母の父であるアレッジドの一本調子な血が加わって、日本での産駒は苦戦を強いられている。」
  • 「欧州独特」「重厚な血」「一本調子な血」「~それが原因で日本では苦戦している」などの表現は、Wikipedia:中立的な観点Wikipedia:独自研究は載せないなどの重要な方針文書に抵触する可能性があります。こうした表現は価値判断を含んでいます。少なくとも、そう評価している出典を示し、『○○では××と評価されている』というような書き方にするべきでしょう。

所属国の表現について

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競走馬の場合、生産国と調教国を区別して書かれることがあり、Wikipedeia内でも競走馬記事についてはこれが慣習化しています。ただし、生産国、調教国のいずれも、その記述や出典にじゅうぶん注意を払ってください。

生産国が問題になる例
  • イギリスとアイルランド
アイルランド共和国イギリス連邦から完全に独立を果たすのは1949年です。しかしそれ以前の20世紀初め頃から、独立を宣言したり、主権国家となったり、国号を定めたりといった時期があります。(詳細はアイルランドの歴史を参照。)
さまざまな競馬の文献(イギリスやアイルランドのものも含めて)では、しばしば、1949年以前に誕生した馬を「アイルランド産」と表現される場合があります。これらが厳密な意味で「アイルランドを生産国とする」とみなすのかについては議論の余地があるかもしれません。
  • 時期や国・法制度のちがい
国・地域・時期によって、なにをもって「生産国」とみなすのかには相違があります。誕生の瞬間に物理的に存在した土地を「生産国」とみなすとは限りません。
いずれにしろ、生産国の情報について、出典を明確にすることで、ひとまずその議論を棚上げすることはできるでしょう。
調教国が問題になる例
  • かつて日本から凱旋門賞へ海外遠征を行ったメジロムサシはフランスの厩舎に入厩したので、凱旋門賞では「フランス調教馬」として扱われています。
特にヨーロッパを中心に、いまは国境を超えて出走することが珍しくありませんので、「調教国」を厳密に特定することは難しくなっています。また、国をまたいで転厩する事例も稀ではありません。
この場合も、情報の出典を明確にすることで、ひとまずは議論を回避できるでしょう。しかし、よくわからない場合には、あえて書かないという選択肢もあります。

記事の構成

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文頭定義の一例
  • 名前(Name(外国登録馬のみ))は(国)競走馬である。‥‥で活躍し、主な勝利は‥と‥である。‥‥で知られる。等々、その馬に関する代表的な情報を書きましょう。その他、説明する文章などは記事本文に書きましょう。
近年のJRA所属馬の場合、JRAが馬名の英字表記や馬名の由来を公表しています。これを出典として馬名の由来や英字表記を記述することはできます。
しかし、こうした根拠がなく「馬名の由来」や「英字表記」を記述するのは独自研究に抵触する可能性があります。馬名の由来や英字表記にも出典をつけるようにしましょう。
旧馬齢表記についての注釈
  • 2000年以前に誕生した日本の競走馬など、 記事内での旧表記(数え年)を使用する場合、「* 以降、馬齢は全て旧表記(数え年)にて表記する。」あるいは([[馬齢|旧表記]])などと断りを入れましょう。
2000年以前の馬について、新表記で記事を書くと「2歳時に阪神3歳ステークスを勝った」というような表現にならざるを得ない場合もあります。記事の早い段階でこれらについて断り書きを入れるか、適切なリンクや注釈・但し書きが必要でしょう。
戦績・競走成績は必ずしも全てを書く必要はありません。
  • 戦績については、必ずしも出走した全ての競走について記述する必要はありません。メリハリも必要です。読み手に優しい記事を心がけましょう。
  • 避けるべき記述
ヒシミラクルは2歳の8月11日のデビュー戦(小倉・芝1200m)で9番人気で出走し、リバートレジャーから1.1秒差の7着だった。次に8月25日の新馬戦(1200m)で11着だった。次に9月8日に未勝利戦(阪神・1200m)に出て8着だった。次の未勝利戦(阪神・1200m)では9着だった。次の10月7日の未勝利戦では京都競馬場に移り、距離もこれまでの1200メートルから2000メートルに伸びたことで6番人気に支持されたが10着に終わった。3週後の未勝利戦では…
  • 重要な情報に絞った記述
デビュー直後は短距離を中心に使われていたが、結果が出なかったため中距離を使われはじめる。…
成績表
  • 成績表の着差表記は可能な限りタイム差表記にする。
馬体を基準にした○馬身差などの表記の場合、1着と2着が5馬身差、2着と3着が1馬身差であっても、1着と3着の差が6馬身差とは限りません。このため、タイム差での表記が推奨されています。
使用するカテゴリ
  • 品種([[Category:(品種 : サラブレッドなど)|ソートキー]])
  • 生産国([[Category:(国名)生産の競走馬|ソートキー]])
  • 調教国([[Category:(国名)調教の競走馬|ソートキー]])
  • 生年([[Category:○○年生 (競走馬)|国名の漢字一文字略称+ソートキー]])
  • 没年([[Category:○○年没|ソートキー]])(没年の独立化は以後の検討課題)。
  • 種牡馬([[Category:(国名)供用種牡馬|ソートキー]])(種牡馬入りした馬に限る)

騎手記事のスタイル

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Wikipedia:スタイルマニュアル (人物伝)およびWikipedia:ウィキプロジェクト スポーツ人物伝に準拠する。一般的な記事スタイルについてはWikipedia:スタイルマニュアルとその関連項目を参照。

文頭定義の一例
  • 名字 名前(みょうじ なまえ、本名、名字 名前(みょうじ なまえ)、xxxx年xx月xx日 - )は(国)騎手である。特に‥‥で知られる。主に‥‥で活躍。‥‥なキャラクターが特徴。愛称は‥‥。出身は‥‥。等々、その人物に関する一般的な情報を書く。その他、人物を説明する文章、重要な事項はここに書く。家族・親戚関係に著名な人物がいる場合は記す。
来歴

来歴に関しては、

  • その人物が何時・何処で生まれたのか、幼年期・子供時代は何をしていたのか等を書く。
  • その後は何をきっかけにして騎手を目指したのかを書く。
  • 騎手になってからは、デビュー戦、主な勝ち鞍やその他の活動に関する情報を書く(年月日が分かればそれも書く)。
  • 引退していれば正確な引退日とその様子。
  • 引退後の主な活動等。
  • 既に他界されている場合はその年月日。
戦績
使用するカテゴリ
  • [[Category:(国名)の騎手]]
  • [[Category:(国名)の調教師]]
  • [[Category:(国名・地域名・都道府県名など)出身の人物]]
  • [[Category:○○年生]]
  • [[Category:○○年没]](存命中の人物の場合は[[Category:存命人物]])

これが基本で、他にもあれば(競馬評論家、競馬アナウンサー、競馬解説者、俳優など)加えて下さい。


競馬の競走(レース)記事のスタイル

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参考になりそうな記事の例
  • 記事名は正式名称とする(例えばフランスのダービーに当たるレースは通称:フランスダービーと呼ばれるが、正式名称であるジョッケクルブ賞で記事を作る)。
  • 基本的に記事名にスポンサー名を付けない(例えばメルボルンカップは正式にはエミレーツ・メルボルンカップだが、メルボルンカップとして記事を作る。ただし、京都新聞杯のようにスポンサー名を取り除くと意味の通らなくなる冠競走は除く)。リダイレクトも同様。
  • 記事名は日本語表記を用いる。日本国外の競走については原語表記または正式名称を文中に付記する。日本で開催される競走においては英語表記はつけない(必要に応じて、記事内で言及する)。

あくまで一例として参考にして下さい。

  • オープン特別競走については、単独記事を作成しないという合意が過去に行われています。
(参考)プロジェクト‐ノート:競馬/過去ログ3#オープンクラスの競走の記事の作成と、GFDL違反についてプロジェクト‐ノート:競馬/過去ログ3#オープン特別競走について
  • 出典を明記する
日本国内の重賞の記事のうち、歴代優勝馬の節(各回の結果)については、2014年7月現在、出典を整備する活動が行われているところです。
既存の記事の多くには出典がありませんが、今後、競走の結果を加筆する場合には、出典の明記をお願いします。
  • なお、競走の結果の出典に際しては、不用意に情報の合成を行わないようにご注意ください。
例えばAというURLには第×回○○記念の優勝馬□□が書いてあり、BというURLに□□という馬の馬主△△や調教師▲▲が書いてある場合に、A+Bによって、第×回○○記念の優勝馬主が△△であるとか、勝利調教師が▲▲であるとは、必ずしもいえません。馬主や調教師も途中で変わる可能性があるからです。


文頭定義の一例
  • 名前(Name(日本国外の競走の場合の正式名称))とは(国・主催団体)(特別な開催名)(開催競馬場)(コース・距離)で施行する競馬競走である。

可能であれば用いられる競走の種類(平地競走など)、格付け(グレード・グループなど)、競走馬の品種(サラブレッドなど)、馬齢・性別の制限も付記する。

以下節を立てて説明する。どのような節を立てるかは記事による。下はその一例。

  • 競走概要(どんな定義で創設されどんな変化があり現在どんな位置付けの競走であるか・賞金額・出走条件・斤量情報など)
  • 競走の傾向(優勝馬や出走馬の背景など)
  • 主な前走orトライアル競走
  • 歴史(創設年からの簡素な年表)
    • 歴代優勝馬
    • 父子制覇or母子制覇or兄弟制覇(競走馬に限らず)
    • 競走の主な記録
  • 本番競走での優勝成績(本番(特にGI競走)は省く)
  • エピソードor名レース(自他が認める主なもの・マニアックなネタはノートで検討する)
  • 関連項目(世界の同等な競走や同国での関連のある競走等、競走馬への強引な繋ぎはしない)

競馬の競走回顧

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複数の回顧記事が削除されたもの。