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東本線
フアマーク駅
フアマーク駅
基本情報
起点 クルンテープ駅
終点 アランヤプラテート駅
所有者 タイ国有鉄道
運営者 タイ国有鉄道
路線諸元
路線距離 254.50 km
軌間 1,000 mm
電化方式 非電化
路線図
緑色の路線が東本線
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東本線(ひがしほんせん、タイ語:รายชื่อสถานีรถไฟ สายตะวันออก)は、タイ王国鉄道でありクルンテープ駅アランヤプラテート駅 (254.50km) 間を結ぶ鉄道路線である。チャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅 (134.51km) 間及び4つの支線を有する。

概要[編集]

1908年チャチューンサオ開業を嚆矢とし[1]1926年にはカンボジア国境にほど近いアランヤプラテートまで延伸した。貨物輸送を主眼として戦後開通したバンコク湾海岸沿いに南下する支線群からなる。

今では支線の貨物輸送がメインとなっており、旅客輸送は平行道路を走行するバスに奪われている[注釈 1]。2023年現在、もっとも便数の多いバンコク- チャチューンサオ間でも旅客列車は10往復程度にとどまり、定期優等列車は休日の1往復のみ。また、旅客列車自体が設定されていない区間も多い。

2019年4月、カンボジア側国境のポイペトまで再延伸。詳細は区間の節、ならびにth:ทางรถไฟสายอรัญประเทศ–ปอยเปต(タイ語・アランヤプラテート - ポイペトの鉄道)を参照。

クルンテープ駅 - アランヤプラテート駅 - カンボジア国境[編集]

東本線の基幹路線、すなわち本線である。このうちクルンテープ - チャチューンサオ間はバンコク近郊区間にあたり、バンコク中心部とチャチューンサオ県の県都であるムアンチャチューンサオ郡をほぼきれいに東西に結んでいる。当線の旅客列車の半数程度がクルテープ - チャチューンサオ間の運行である。

チャチューンサオで東部臨港地帯を結ぶサッタヒープ支線と分かれた後は北に進路を変え、同県バーンナームプリアオ郡にあるクローンシップカーオ駅東北線ケンコーイ駅を結ぶ貨物バイパス線(後述)が分岐する。同駅以遠は再び東に進路を変え、プラーチーンブリー県ムアンプラーチーンブリー郡サケーオ県ムアンサケーオ郡といった県庁所在地を経て同県アランヤプラテート郡を結び、タイ=カンボジア国境でロイヤルカンボジア鉄道北線に接続する。チャチューンサオからブラーチーンブリーにかけてはバーンパコン川右岸に沿って(但し本流からは1 km - 2 km離れた丘陵地を通る)、プラチャンタカーム以東は国道33号線にほぼ並走するルートをとっている。

第二次世界大戦中日本軍により、アランヤプラテート駅からカンボジアシソポンまで(約50 km)の鉄道を開通させ、1941年12月20日頃よりプノンペン - バンコク間の国際線が運行されたが戦後廃止された。1955年4月22日 に再開されたが1961年12月27日 に再度廃止になった[2]。さらに1970年に再復活し1975年に再々廃止になったその後ポル・ポト政権によりカンボジア国内の、シソポンより国境までの線路が撤去された。後に修復工事が実施され[3]。2019年4月22日、アランヤプラテート - ポイペト間が開通した[4]。タイ=カンボジア間の鉄道は再連結されたものの、2020年現在タイとカンボジアの二国間を直通運転する国際列車は運行されていない。カンボジアの鉄道も参照。


歴史[編集]

ロフタス(Alfred John Loftus)とリシュリュー( Andreas du Plessis de Richelieu)らはバンコクよりパークナーム、チャチューンサオに至る民営鉄道2路線の免許を申請し、1886年に交付された。しかし間もなく資金難に直面し、最終的にタイ王室の援助を得て前者はパークナーム鉄道として1893年開業にこぎつけた一方、当線の一部に相当する後者の計画は頓挫した[5][注釈 2]。以降もチャチューンサオ方面に対し民営鉄道の開業申請が続いたが、官営鉄道として建設することが決定したことから全て却下された[7]。シーラーチャーへの路線が計画され、1901年には測量も開始された[1]。ところが翌1902年7月、北部プレー県で少数民族の暴動が発生した。暴動を受け北本線の延伸を優先することとなり、1905年に当線が着工したのち1908年に開業した[1]

19世紀初頭にはインドシナ半島の東部ほぼ全域を勢力下に収めていたタイ王国(チャクリー王朝)であったが、インドから東進して1886年第三次英緬戦争によりビルマを支配下に置いたイギリス、そしてイギリスによってインドから追われるかたちでインドシナ半島に植民地を広げるフランスの二大勢力によって領土を次々と失い、1893年にはラオスを、1896年にはベトナムカンボジアを失った。ただし、当時のタイでは奴隷制度が公認されているなど、欧米からは野蛮な未開の地とみなされていた。またバンコクから遠く離れた属国の地位は低いものであり、タイの支配から解放されたこれらの国々は宗主国を歓迎するという一面もあった。こうした中、摂政を代々担当してきた王侯貴族のブンナーク家の影響力を排除することに成功したラーマ5世は奴隷解放など近代化に取り組むこととなる。しかし改革の全てが国民に受け入れられたということでもなく、例えば労役や徴兵制の廃止は、免除されていた納税が新たに課せられることとなり、不満を募らせた[8]。なかでもプレー県など北部地域に在住する少数民族は改革に強く反発し、支配側のタイ人を殺害するなどの暴動に至った。1902年の暴動発生は年内に鎮圧されるが、政府側は反感を弱めるべく様々なインフラ投資を打ち出した。鉄道開通もその一環となる。

官営鉄道の発足後まもなく、クルンテープ駅に集約されていた貨物駅機能を移すこととなり、1910年にメナム支線が開通した[9]

官営鉄道の開業当初より、クルンテープ駅を拠点とする北・東北方面はレール間隔が1435 mmのいわゆる標準軌で建設されており、クルンテープ駅へ乗り入れる当線も必然的に標準軌が採用された。一方、トンブリー駅を拠点とする南方面は間隔1000 mmのメーターゲージで建設されたが、国内で統一されない不便が問題となり、標準軌の路線は当線を含め1920年から10年をかけメーターゲージへ改軌された[10]

クルンテープ駅 - アランヤプラテート駅間は、1926年11月8日に全線開業し[11]、この時点で現在の本線がほぼ形成された。さらに太平洋戦争下においてはカンボジア王立鉄道との接続も行われ、相互間を直通する国際列車も運行された(中断期間を挟み、1961年まで継続)[12]

戦後、支線としてチャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅等が1989年7月14日に開業し、[13]バンコク湾に面する物流拠点レムチャバン港の貨物輸送機能も担うこととなった。さらに1995年には東北本線ケンコーイ駅に至るバイパス線も開通し、従来経路上のバンコク都心部を迂回する輸送体系が確立した。

2003年、貨物輸送の伸びによりフアマーク駅 - チャチューンサオ駅間が3線となり[14][注釈 3]2012年にはチャチューンサオ駅 - レムチャバン港駅間の複線化が行われた[14][15]

2020年、貨物輸送用バイパス線であるチャチューンサオ - クローンシップカーオ - ケーンコイ 間 (約106 km)の複線化工事が完成した[14][注釈 4]

延伸の歴史[編集]

路線データ[編集]


運行旅客列車[編集]

区間[編集]

クルンテープ駅 - アランヤプラテート駅 - カンボジア国境[編集]

駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
クルンテープ駅 BANGKOK 1001 0.00 km 特別駅 กท. バンコク都 パトゥムワン区
ウルポン停車場 Urupong 3102 2.64 km 停車場 รุ.
パヤータイ停車場 Phayathai 3103 3.67 km 停車場 ญท. ラーチャテーウィー区
ラチャロップ停車場 Rachaprarop 3104 4.59 km 停車場 รป.
マッカサン駅 Makkasan 3001 5.17 km 1等 มส. 分岐
メナム方面
アソーク停車場 Asoke 3105 6.98 km 停車場 อโ.
クローンタン駅 Khlong Tan 3009 9.85 km 2等 คต. フワイクワーン区
スクンビット71停車場 Sukhumvit 71 3106 11.14 km 停車場 วท. スワンルワン区
フアマーク駅 Hua Mak 3010 15.18 km 1等 หม.
バーンタップチャーン駅 Ban Thap Chang 3012 20.87 km 3等 ทช. プラウェート区
ソイワットランブーン停車場 Soi Wat Lan Boon 3013 23.94 km 停車場 ซว. ラートクラバン区
ラートクラバン駅 Lat Krabang 3014 26.75 km 2等 ะบ.
プラチョムクラオ駅英語版 Phra Chom Klao 3107 30.33 km 停車場 พม.
フアタケー駅 Hua Takhe 3015 30.91 km 1等 หข. 分岐
ラートクラバンICD方面
クローンクルアンペーン駅英語版 Khlong Luang Phaeng 3017 39.50 km 3等 คพ.
クローンウドムチョンラジョーン駅英語版 Khlong Udom Chonlajorn 3018 43.43 km 停車場 ดจ. チャチューンサオ県 ムアンチャチューンサオ郡
プレン駅 Preng 3019 46.50 km 3等 คป.
クローンクウェーンクラン停車場 Khlong Kwaeng Klan 3020 51.02 km 停車場 แข.
クローンバンパラ駅英語版 Khlong Bang Phra 3021 53.99 km 3等 คบ.
バントゥーイ停車場 Bang Toey 3022 57.10 km 停車場 งย.
チャチューンサオ駅 Chachoengsao Junction 3023 60.99 km 1等 ฉท. 分岐
サッタヒープ方面
ペットリー停車場 Paet Riu 3025 62.87 km 停車場 แร
バンクワァン停車場 Bang Kwan 3050 67.14 km 停車場 บญ.
プロンアカス停車場 Phrong Akat 3053 74.53 km 停車場 โก. バーンナムプリアオ郡
バーンナムプリアオ駅 Bang Nam Prieo 3055 79.04 km 3等 บย.
クローンシップカーオ駅 Khlong Sip Kao Junction 3057 85.60 km 3等 สเ. 分岐
ケンコーイ方面
クローンイーシップエッ停車場 Khlong Yi Sip Et 3058 89.42 km 停車場 เอ.
ヨータカ駅英語版 Yothaka 3059 93.73 km 3等 ยท. プラーチーンブリー県 バーンサーン郡
バーンサーン駅 Ban Sang 3061 101.53 km 2等 สา.
ノーンナームカーオ停車場 Nong Nam Khao 3063 109.49 km 停車場 งข.
バーンパークプリー駅 Ban Pak Phli 3064 115.28 km 3等 าป. ナコーンナーヨック県 パークプリー郡
プラーチーンブリー駅 Prachin Buri 3066 121.78 km 1等 ปจ. プラーチーンブリー県 ムアンプラーチーンブリー郡
ノーンカチャープ停車場 Nong Krachap 3067 126.25 km 停車場 อะ.
コークマコック駅英語版 Khok Makok 3068 131.00 km 3等 กอ.
プラチャンタカーム駅 Prachan takham 3070 137.65 km 3等 จค. プラチャンタカーム郡
ノーンセーン停車場 Nong Saeng 3071 143.41 km 停車場 หแ.
バーンドンバン駅 Ban Dong Bang 3072 146.73 km 3等 ดบ.
バーンプロームセーン駅 Ban Phrom Saeng 3073 151.85 km 3等 พส. カビンブリー郡
バーンコデーン停車場 Ban Ko Daeng 3074 156.15 km 停車場 เด.
カビンブリー駅 Kabin Buri 3075 161.26 km 2等 กบ.
カビンガオ停車場 Kabin Kao 3076 165.50 km 停車場 กก.
ノーンサン駅英語版 Nong Sang 3078 172.71 km 3等 อส.
プラプロン停車場 Phra Prong 3081 183.76 km 停車場 พป.
バーンケーン駅 Ban Kaeng 3083 190.06 km 3等 บแ. サケーオ県 ムアンサケーオ郡
サーラーラムドゥアン駅 Sala Lamduan 3085 195.87 km 3等 ลด.
サケーオ駅 Sa Kaeo 3087 202.25 km 2等 ะก.
ターカセム停車場 Tha Kasem 3090 216.28 km 停車場 ทเ.
フワイチョット停車場 Huai Chot 3092 223.40 km 停車場 ยจ. ワッタナーナコーン郡
ワッタナーナコーン駅 Watthana Nakhon 3094 233.86 km 2等 วค.
バーンポーンコム停車場 Ban Pong Kom 3096 240.32 km 停車場 อม.
フワイドゥア停車場 Huai Dua 3097 245.03 km 停車場 หอ.
アランヤプラテート駅 Aranyaprathet 3100 254.50 km 1等 อร. アランヤプラテート郡
バーンクロンルク国境駅英語版 Ban Klong Luk Border 3130 260.23 km 3等 ลง.
タイ/カンボジア国境 260.45 km
ポイペト駅英語版 Poipet 261.25 km カンボジア
バンテイメンチェイ州

チャチューンサオ駅 - サッタヒープ駅[編集]

旅客列車の運行はクルンテープ駅 - バーンプルータールアン駅間の1往復のみである。

駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
チャチューンサオ駅 Chachoeng Sao Junction 3023 60.99 km 1等 ฉท. チャチューンサオ県 ムアンチャチューンサオ郡
ペートリウ停車場 Paet Riu 3025 62.87 km 停車場 แร
ドーンシーノン駅英語版 Don Si Non 3026 75.97 km 3等 ดอ. バーンポー郡
パーントーン駅英語版 Phan Thong 3029 91.53 km 3等 งท. チョンブリー県 パーントーン郡
チョンブリー駅 Chon Buri 3032 107.79 km 1等 ชบ. ムアンチョンブリー郡
セーンスック停車場 Saen Sook 3033 114.46 km 停車場 แน.
バーンプラ駅英語版 Bang Phra 3034 121.31 km 3等 ระ. シーラーチャー郡
カオ・プラバーッ停車場 Khao Phrabat 3035 125.35 km 停車場 ขะ.
ワチラウッド停車場 Vajiravudh Scout Camp 127.50 km 停車場
シーラーチャー分岐駅 Si Racha Junction 3036 130.60 km 2等 ศช. 分岐
レムチャバン方面
バーンラムン駅英語版 Bang Lamung 3039 144.08 km 1等 มุ. バーンラムン郡
パッタヤー駅英語版 Pattaya 3041 155.14 km 3等 พา.
パッタヤーターイ停車場 Pattaya Tai 3042 158.82 km 停車場 ใต.
パッタヤーフローティングマーケット停車場 Pattaya Floating Market 3124 163.00 km 停車場 ตภ.
バーンフアイクワーン駅英語版 Ban Huai Kwang 3043 168.34 km 3等 ยข.
ヤナサンワララム駅 Yanasangwararam 3123 171.10 km 3等 ญส. サッタヒープ郡
スアンノーンヌッチ停車場 Suan Nong Nuch 3044 174.09 km 停車場 นุ.
カオ・チー・チャン駅英語版 Kao Chi Chan Junction 3045 180.00 km 3等 ชจ. 分岐
マープタープット方面
バーンプルータールアン駅 Ban Plu Ta Luang 3047 184.03 km 3等 พต.
ジャンボリー停車場 Jamboree 193.09 km 停車場 แโ
サッタヒープ駅 Sattahip Port 195.50 km 2等 สห

シーラーチャー分岐駅 - レムチャバン駅[編集]

貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていない。

駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
シーラーチャー分岐駅 Si Racha Junction 3036 130.60 km 2等 ศช. チョンブリー県 シーラーチャー郡
レムチャバン駅 Laem Chabang 3037 139.85 km 1等 ฉบ. 貨物駅
レムチャバン港駅 Laem Chabang Ports 140.85 km ทบ 貨物駅

カオチーチャン分岐駅 - マープタープット駅[編集]

貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていない。

2022年4月25日、マープタープット駅を起点として鉄道輸送でドリアンを中国に輸出するプロジェクトが開始された[20]

駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
カオチーチャン駅英語版 Kao Chi Chan Junction 3045 180.00 km 3等 ชจ. チョンブリー県 サッタヒープ郡
バーンチャーン駅 Ban Chang 3110 192.25 km 3等 บฉ. ラヨーン県 バーンチャーン郡 貨物駅
マープタープット駅 Map Ta Put 3115 200.48 km 2等 าพ. ムアンラヨーン郡 貨物駅

クローンシップカーオ駅 - ケンコーイ駅[編集]

貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていないが特別な事情(他線区運行不能等)の際にはこの限りでなく 円滑な運行に努めている。

2016年2月17日、チャチューンサオ - ケンコーイ間の複線化工事着工式が行われ[21]、2020年に完成した[22]
2020年、ケンコーイ駅南側に新設されたバーンパイナーブン分岐駅から分岐し、東北本線上り方に至る短絡線(全長 3.995 km[18])が開通した[23]
駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
クローンシップカーオ駅 Khlong Sip Kao Junction 3057 85.60 km 3等 สเ. チャチューンサオ県 バーンナムプリアオ郡
オンカラック駅 Ongkharak 3118 115.00 km 3等 อษ. ナコーンナーヨック県 オンカラック郡 貨物駅
ウィハーンデーン駅 Wihan Daeng 3120 138.40 km 3等 วแ. サラブリー県 ウィハーンデーン郡 貨物駅
プラプッターチャイトンネル 全長 1,197.00m
ブヤイ駅 Bu Yai 3121 149.00 km 3等 ให. ケンコーイ郡 貨物駅
バーンパイナーブン分岐駅 Ban Phai Na Bun Junction[24] 3122[24] 162.811 km[24] บญ.[24] ムアンサラブリー郡 貨物駅
ケンコーイ駅 Kaeng Khoi Junction 2011 166.89 km 1等 กค. ケンコーイ郡 東北本線に接続

マッカサン駅 - メナム駅[編集]

貨物列車のみの運行であり、旅客列車の運行は行っていない。

駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
マッカサン駅 Makkasan 3001 5.17 km 1等 มส. バンコク都 ラーチャテーウィー区
メナム駅 Mae Nam 3002 9.87 km 1等 มน. クローントゥーイ区 貨物駅
タルアマイ駅 Tha Rua Mai 3003 14.00 km ** รห. 貨物駅
メナム駅 Mae Nam (Bang Chak) 22.00 km 貨物駅

フアタケー駅 - ラートクラバンICD駅[編集]

支線周辺の概略
バンコク中心部
ラートクラバン駅
スワンナプーム空港方向
ラートクラバンICD駅
パーチョムクラオ停車場
フアタケー駅
レムチャバン港方向

通関拠点である「ラートクラバンICD」(ラッカバンICDラックラバンICDとも、英:Lat Krabang Inland Container Depot)に設けられたラートクラバンICD駅タイ語版フアタケー駅[17]を直結する支線で、旅客列車の運行は行っていない。

駅 名 英語駅名 駅番号 クルンテープ駅
からの距離
駅等級 電報略号 所 在 地 備 考
フアタケー駅 Hua Takhe 3015 30.91 km 1等 หข. バンコク都 ラートクラバン区
パーチョムクラオ停車場 Pra Chom Klao 3107 (30.33 km) 停車場 พม. 全列車通過
ラートクラバンICD駅 Inland Container Depot 3016 33.86 km ซด. 貨物駅

注釈[編集]

  1. ^ 一例として、著名なリゾート地であるパッタヤーが支線上に位置するが、支線を走行する旅客列車は平日1往復・休日2往復のみである。
  2. ^ 当時、諸外国では民営鉄道建設資金への投資を呼び込むために現地政府が配当金の最低保証を行う例が多くみられたが、タイ王室はこのような支援を行わなかったとされる[6]
  3. ^ 但し、フアマーク駅 - フアタケー駅間の3線のうち1線は長らく使用されておらず、事実上廃線に等しい
  4. ^ 2019年7月時点では、同年9月完成予定と発表されていた[16]。発表時点での進捗は94.74%。
  5. ^ 当線の同名駅とは離れており、アソーク停車場の方が近い。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.49
  2. ^ 『魅惑のタイ鉄道』 p.79
  3. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.331-332
  4. ^ タイ・カンボジア間の線路接続、道路橋開通 - newsclip.be 2019年4月22日
  5. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.39
  6. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.42
  7. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.45
  8. ^ การปฏิรูปมณฑลพายัพของสยาม บีบบังคับให้เงี้ยวก่อกบฏ เมื่อ พ.ศ. 2445 ?” (タイ語). Art&Culture (2019年3月5日). 2023年3月5日閲覧。
  9. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.69
  10. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.79
  11. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.75
  12. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.331
  13. ^ 『タイ鉄道旅行』 p.339
  14. ^ a b c Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.240-242 より。
  15. ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.295-296
  16. ^ การรถไฟแห่งประเทศไทย เผยโครงการรถไฟทางคู่ ช่วงฉะเชิงเทรา-คลองสิบเก้า-แก่งคอย พร้อมก่อสร้างเสร็จสมบูรณ์ภายในเดือนกันยายน 2562 นี้” (タイ語). タイ国有鉄道 (2019年7月15日). 2022年1月3日閲覧。
  17. ^ a b 分岐駅をパーチョムクラオ停車場とする場合もあるが、実際のところ配線は独立しており、同停車場は通過する構造となっている。
  18. ^ a b Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.238 より。
  19. ^ “バンコクからカンボジア国境へ タイ国鉄が旅客列車運行”. newsclip. (2019年6月25日). http://www.newsclip.be/article/2019/06/25/40083.html 2019年6月26日閲覧。 
  20. ^ รถไฟเริ่มขนส่งทุเรียนล็อตใหญ่มาบตาพุด-ท่านาแล้ง สู่จีน ประเดิม 25 ตู้ จำนวน 425 ตัน” (タイ語). MGR online (2022年4月26日). 2022年5月12日閲覧。
  21. ^ “チャチュンサオ―ゲンコイ複線化 タイ国鉄が着工式”. newsclip.be. (2016年2月17日). http://www.newsclip.be/article/2016/02/18/28386.html 2016年2月18日閲覧。 
  22. ^ Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.240-241 より。
  23. ^ Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.341 より。
  24. ^ a b c d Annual Report 2020 - ウェイバックマシン(2022年1月21日アーカイブ分) State Railway of Thailand. (2021). p.337 より。

参考文献[編集]

関連項目[編集]