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利用者:Nami-ja/私論/雑草とり関連の覚書

私論というか覚書の集約ですが。私論にまとめておけば他編集者が閲覧して行動の参考にするかもしれないと思い、個人的備忘録も兼ねてこのページに残しておきます。なお、関連する方針・ガイドライン文書は年月の経過でコミュニティの合意により変遷していく性質のものですから、ここに書かれた手順を鵜呑みにすることは避けて下さい。これはあくまで利用者個人の個人的経験則による高効率な発見・対処の手順と、考え方、過去の事例の備忘録に過ぎません(2015年12月26日 (土) 07:07 (UTC))。

心得[編集]

  1. あなたが見つけた記事を、あなたが必ず編集しなければならない義務はありません(see WP:NOTREQUIRED)。自分の手に負えないなら、全く編集せずにスルーしても良いのです。手に負えないのに半端な編集追記を行うことは履歴の増加を招き履歴の見通しが悪くなります。少なくとも、加筆可能かどうかの判断が出来なければより経験のある他編集者に任せることを考慮に入れ、積極的にスルーしましょう。
  2. あなたがもし、連日の大量の問題ある記述への対処に辟易し疲弊していたとしても、生まれて初めて記述を行った新規参加者の方には全く関係ありませんので、あなたが対話を厭うのであればあなたは自由にいつでも雑草とり活動を辞めることが出来ます。ウィキペディアは強制ではありません
  3. Wikipedia:雑草とりの性質上、多数の編集者と同時多発的に対話が発生する関係で、対話がこじれれば急速に疲弊しウィキペディアに参加する意欲を失います。雑草とり作業に固執するのではなく、同じくウィキペディアに貢献する作業のひとつである記事の執筆作業とを並行してバランス良く行い、自分のストレスを軽減し長く編集作業を続けることを心がけましょう。
  4. 多数の新規編集者に対し「大量に同様の行為を行う者がいること」を理由に安易に荒らし認定し強硬な態度で改善を促す行為はやめましょう。最悪、あなた自身が初心者苛めの実施者であることを理由にブロックされます。大量に同様行為を行う編集者が存在することと、あなたがその問題に対処する際の態度は別の事象であり、あなたが適切な対処を怠る免罪符には成り得ません。これはスピード違反の論理と同様です。
  5. 削除依頼、即時削除依頼、コメント依頼、ブロック依頼等の所謂「管理業務」は著作権法の深い知識と、様々に相互複合して存在するウィキペディアの確かな知識、貴方の現在までの履歴から容易に判明する現時点までの作業実績と経験が必要とされます。
    人間ですから誰にでも誤りはあるもので、不慣れな依頼に伴う様々な失敗や判断ミスなど責められるわけではありませんが、経験が伴わない不慣れな状態での拙速かつ連続的な依頼の提出は必ずその不慣れさをサポートしなければならない他利用者の作業を常に要する、という結果になり、それは厳密に言えばWikipedia:ブロック依頼#コミュニティを消耗させる利用者の範疇に当てはまることを意味します。
    ですので、コミュニティの信頼を得ない状態での、この種の管理行為を連続実施することは(経験不足である)ご自身にとって非常に危険な領域であることを常に自覚して下さい。

私見ですが、雑草とり作業に関わる編集者で5年を超えて、それのみを目的に活動する編集者はかなり稀です。大抵の場合、何らかの紛糾によりウィキブレイクしてしまいます。これは本人のブロックによる強制ウィキブレイクも含みます。

雑草とりに関連する文書はかなり多岐に及びますが、それらは逐次変遷するウェブ文書である関係上、常に全てを完全に理解しておくことはいち利用者には困難です。常に第三者と実施されている共同作業の一環であることを忘れずに、常に誰かの指摘により自分の編集も含めて正される可能性があるのだということを心に留めておき、何か指摘があればすぐに文書を確認し、否があれば素直に謝り行動を正しましょう。大抵の揉め事はそれで片がつきます(経験則)。そうでなくとも、指摘を受け入れる余裕があればそのようにすることを考慮に入れて良いでしょう(経験則2。see WP:FAITH)。

発見[編集]

雑草とりの発見として最も利用頻度が高く、人数が集中しているのは新規作成記事および最近編集が行われたページでしょう。これはサイドバー上段にリンク表示されていることから反復往復が容易で、内容も初めてウィキペディアに投稿する新規編集者が比較的多く雑草とり編集の練習にも適当でしょう。

ただし、これらのwikifyウィキマークアップ)は必ずWikipedia:スタイルマニュアルなどの文書に沿った内容になるように心がけて下さい。そして、よく分からなければ触らずに残して、無駄な版を重ねる愚行を犯さないで下さい。

ある程度慣れて来たら、雑草とり人口が集中している新規記事から移動して、あまり雑草とり人数が居ない下記分野を手助けことも検討してみましょう。

もしあなたが姉妹プロジェクトであるウィキデータに詳しければ、以下のリンクの手助けを行うことも出来ます。

Category:ウィキデータにないデータの追跡カテゴリ
*1 これらのうち一部のカテゴリではWikipedia:Botが連日稼働しており、Botが稼働しない条件のものだけがカテゴリに残っていることがあります。
*2 ウィキデータは2012年にウィキメディア・ドイツで開始されたかなり新しいウィキメディアプロジェクトで、Wikipedia:言語間リンクWikipedia:典拠管理以外のウィキペディアデータベースの移管(ページ右上インフォボックス内項目、人物記事の生年月日など文章解説に依らないデータ)は「各ウィキペディアプロジェクト内の各テンプレート実体の改造や上位プロジェクトの合意により移管・呼び出しが検討されるもの」とされており、まだウィキペディア日本語版では方針が定まっていません(2016年3月現在)。

削除関連(管理業務)[編集]

これらの削除方針に絡む管理業務は「現時点でのウィキペディア方針・ガイドラインの高度な理解」を必要とします。少なくとも編集開始以降1 - 2年で無闇かつ連続的に削除票を投じるだけの編集は歓迎されませんし、上述の通り方針・ガイドライン文書は変遷を繰り返すものですから、長期ウィキブレイク後の復帰で文書確認を怠ったまま以前と同じ編集内容を行うことも推奨されないでしょう。

ウィキペディアの質を保つための、善意に依るものであることは理解可能ですが、このような編集行動は「独善の暴走」と捉えられることも少なくなく、方針無理解を理由にWikipedia:ブロック依頼に至った前例が多数積み重なっています。

また、削除依頼は「投票に付随する投票者コメントによる、議論の結果としての合意」が優先される種類のもので、単に票を増やすだけの行為はあまり意味がありません。票を投じる際はしっかりと「どのような理由によりその票を投じるに至ったのか」を文章コメントにより表明し、同時にどのようなウィキペディアの方針文書に沿ったものなのかはっきりと他者に説明しましょう。詳しくはWikipedia:合意形成#合意は多数決ではありませんWikipedia:ウィキペディアは何ではないか#ウィキペディアは多数決主義ではありませんWikipedia:投票は議論の代用とはならない辺りを参照してみて下さい。よりグローバルな文書としてはmeta:投票が全てではないmeta:投票は邪悪なもの辺りも参考になるかもしれません。

繰り返しますが、雑草取り関連作業で即時削除依頼・削除依頼の提出を要する案件は非常に多数あります。しかし、方針をよく理解しないままそれを行うことは、あなたのウィキライフと引き換えにする覚悟を持って下さい。記事の削除依頼はそれほどまでに重大で強力なものです。緊急性のある権利侵害や明らかにウィキペディアに必要のない特筆すべき点のない記事以外の、編集対処可能な案件をも安易に削除依頼に提出することは「多人数で互助しつつ記事を成長させていくwikiシステムの全否定」であり、あなたの現時点でのウィキルールの理解力をそのまま他者にさらけ出す行為です。それがコミュニティの対処の疲弊を招くなら、依頼先の記事ではなくあなた自身が今後のウィキペディアに必要がない、という判断を下されることもあります

著作権侵害関連 WP:DEL#B-1[編集]

新規作成記事に限らず、加筆に関し出典情報源の記入が不必要だった2004年以前に作成された記事も多く含みます(記事に参考文献節がない記事で、内容が外部サイトからの丸写しになっている虞のある記事が誰にも気づかれずに現在でも大量に残されている懸念があります)。1人の執筆者が記述の大半を記入した記事に著作権侵害を発見したなら、その執筆者は著作権への理解が浅いものと判断し、他記事への加筆や新規立項記事も同様に精査します。

また、記述した執筆者を単に犯罪者扱いし敵視するのではなくWP:FAITH、可能なら著作権侵害に該当する理由を説明し対話を試み、現在の著作権侵害の疑われる加筆・新規作成記事の執筆の手を止めて頂き、他の同様の記述があれば本人依頼によって記述の履歴を削除させることも考慮に入れるべきです。手順で言えば、コミュニティ審議を必要とする通常削除依頼より、本人納得の上で記事・履歴削除に至った方が本人依頼による即時削除依頼を使用出来れば最短で数分以内手間が少なく未来の加筆安全性も保たれ建設的ですし、問題のある記述を行った執筆者が問題点に気づかないまま執筆慣れしてしまうと大量の著作権侵害記述をあちこちに加筆してしまい、被害が拡大してしまいます。

手順

記述内で適当な文言をWEB検索にかけ、HITが出たらそのHITページの作成日時と記述加筆が行われたウィキペディアの履歴を精査し、WEBページの方が古ければ著作権侵害が疑われます。HITページ内容がウィキペディアの匿名編集者本人である可能性も残るので、基本的には会話ページにて「転載か否か」を問うなど、「まず対話し説明・納得して頂き、編集の手を休めて頂く」ことを優先します。

よく分からないことには触らない[編集]

ウィキペディアの各分野の執筆者は各分野ごとに特化された執筆能力を持っていることが多く、自分は門外漢だがルール上問題がある、とルールを振りかざして乗り込むことは利用者間での紛糾を招きかねません。

よく分からないなら分からないなりに、記事のノートや井戸端なりの他編集者の助言が利用出来る場所での質問を行い、他者の意見を容れた上で解決を図りましょう。

加筆・執筆の際にWEBでのみ資料を得ること[編集]

削除相当の稚拙な内容の記事を最も簡単に削除の運命から救済する際に編集者が取れる方法は、加筆することです。これは記事内容を適切に解説する形で資料を集め、高い信頼性を持つ適切な解説を与えることです。

しかし、大学や研究機関などでの経験を持つ研究者ならすぐにお分かりのことであろうと思いますが、インターネットが非常に普及した21世紀現在に於いても「WEB検索ですぐに得られる知識」と「文献情報源から得られる知識」とではその信頼性に雲泥の差があります。これはWEB媒体だから信頼出来ない、といった短絡的思考の結果ではなく、これまでの地球の歴史上に存在した紙媒体の全ての資料が電子化されるにはあまりにも莫大な量であり、人的・金銭的コストも天文学的すぎて、あと数百年はかかるであろうという現実的な問題によるものです。また、資料の閲覧には論文資料、報道資料などその内容如何によっては閲覧に際し有償化がされていることが多く、無償で得られる知識には制限があり、有償で得られる知識も無制限ではなく金額ごとに可能な閲覧限界が存在します。これは資料保管にかかる費用の分担であったり、資料そのものを購入・保管する費用であったりとさまざまですが、大前提として「一般人が完全に無償で得られる知識はたかが知れている」という点についてはどの分野に於いても普遍的でしょう。

ですので、加筆・執筆に際して使用出来る資料をWEB上から求めることを主執筆の材料としているならば、その道の専門家より遥かに低質で古い内容しか加筆できない、という大原則を覚えておいて下さい。でなければ、その道の専門家たるその分野に明るい編集者の目からすると、あなたの編集内容はあまりに稚拙かつ記事破壊者に映るかもしれません。

引退宣言者[編集]

何らかの問題行動により紛糾を招いたアカウントが「引退します!」などと宣言し編集履歴が突然途切れた場合は大抵、アカウントを新造し転生していますので(Wikipedia:多重アカウント)同傾向の編集者が同項目または似たジャンルに現れた場合、編集傾向を観察してみることが必要になることもあります。

ただし、クリーンスタートのための転生は認められています(Wikipedia:再出発の方針)ので、転生後問題行動を起こしていない現アカウントの前アカウントを特定するために執拗に質問し編集先へ粘着する行為は問題行動と捉えられることがあります。

事例[編集]