創成館高等学校
表示
(創成館中学校・高等学校から転送)
創成館高等学校 | |
---|---|
北緯32度49分56.61秒 東経129度58分7.66秒 / 北緯32.8323917度 東経129.9687944度座標: 北緯32度49分56.61秒 東経129度58分7.66秒 / 北緯32.8323917度 東経129.9687944度 | |
過去の名称 |
九州経営学園高等学校 協立高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人奥田学園 |
校訓 | 自発徹底 |
設立年月日 | 1962年(昭和37年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 |
普通科 デザイン科 |
学科内専門コース |
普通コース(普通科) 特別進学コース(普通科) ライセンスコース(普通科)) デザイン科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D142310000102 |
高校コード | 42510K |
所在地 | 〒854-0063 |
外部リンク | 創成館高等学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
創成館高等学校(そうせいかんこうとうがっこう、英: Sohseikan High school)は、長崎県諫早市貝津町にある私立高等学校。
由来
[編集]十八史略の中に、貞観政要として伝えられてきた「創業・守成」が校名の由来となっている。
学科
[編集]- 普通コース
- アスリートコース(硬式野球部、サッカー部、女子バレーボール部、柔道部(女)、陸上部(長距離)、バスケットボール部)
- 特別進学コース
- キャリアライセンスコース
- デザイン科
歴史
[編集]- 1962年 - 長崎市三原町に校地1万坪を確保して校舎を新設。「九州経営学園高等学校(全日制商業科1200名)」開校。初代校長 管野新一郎(元長崎県立長崎工業高等学校長)就任。
- 1964年 - 校長 管野新一郎退任。第二代校長 佐々木梅三郎(元長崎市教育長)就任。
- 1969年 - 奥田一正、理事長・学園長に就任。
- 1971年 - 校長 佐々木梅三郎退任。理事長・学園長 奥田一正 第三代校長として就任。
- 1972年 - 多学科制(商業科・普通科・デザイン製図科)設置。
- 1973年 - 校名を「協立高等学校」と改称。
- 1988年 - 諫早市貝津町に校舎等を新築移転、校名を「創成館高等学校」と改称。
- 1989年 - 州立ハワイ大学ラボラトリースクールと姉妹校締結(ハワイ州議会承認)。ラボラトリースクールおよび創成館高等学校において、それぞれ調印式実施。
校舎第一・二期工事落成式 管理棟・校舎(A・B棟)・体育館・武徳館・プール(公認50m)・茶室・弓道場・部室・シャワー室・寮・多目的ホール。
- 1990年 - 普通科に情報科学コースを設置。大型汎用コンピュータACOSM10を導入、情報科学室(10教室)に450台のパソコン(NEC PC-9801)配備連動。同年、創成館中学校を併設、開校。
- 1991年 - 普通科に特別進学コースを設置するとともに、商業に関する学科を情報ビジネス科及び情報デザイン科とする。
- 1995年 - 普通科に国際観光コースを設置。
- 1997年 - 普通科国際観光コース「第一回ヨーロッパ研修旅行実施」。インターネットサーバ設置によりホームページ運用開始。
- 1999年 - 米国学生との「第一回創成館USAサマーキャンプ」実施。ハワイ州立大学の協力による「第一回スペシャル・イングリッシュ・プログラム」参加。
- 2002年 - 全教室に冷暖房を完備。
- 2003年 - 普通科に「サプリームコース」設置。「情報科学コース」を「情報ライセンスコース」、「情報ビジネス科」を「ビジネス科」、「情報デザイン科」を「デザイン科」と改称。
- 2004年 - 普通科にフィジカルマネジメントコース設置。
- 2006年 - 創成館中学校の募集を中止。
- 2007年 - 制服をベネトン社製に一新。
- 2008年 - 普通科に「普通コース」設置。
- 2009年 - 創成館中学校を休校。
- 2010年 - 普通科「サプリームコース」を「特別進学コース」に改名。
- 2015年 - 情報ライセンスコースを「ライセンスコース」に改名。
- 2017年 - アンダーアーマーと包括的パートナーシップ契約を締結。
- 2020年 - 制服のデザインを一新。
「ライセンスコース」を「キャリアライセンスコース」に改称、普通科に「アスリートコース」を設置。
- 2020年 - 全国高校サッカーに初出場。
行事
[編集]- 4月 始業式、入学式、対面式、新入生オリエンテーション、 歓迎遠足
- 5月 中間考査
- 6月 高校総体
- 7月 夏季学習合宿、オープンスクール、終業式
- 8月 平和学習
- 9月 始業式、PTA・生徒合同美化活動、体育祭
- 10月 学校説明会
- 11月 夢創祭(文化祭)、ハワイ研修旅行(第1班)、ハワイ研修旅行(第2班)
- 12月 球技大会(1年〜3年)、終業式
- 1月 始業式、大学入試センター試験(2日間)
- 2月 卒業バス旅行、記念植樹、賞状賞品授与式、卒業式
- 3月 マラソン大会、終業式
施設・設備
[編集]- スポーツ施設
- 体育館
- グラウンド
- 野球場(2010年より移転、左翼92・右翼90・中堅120)
- 室内練習場
- 弓道場
- 修道館(柔道場)
- 武徳館(体操部練習場)
- プール(現在は使用されていない)
- 教育施設
- 教室棟(3棟)
- コンピュータ室 (WinRoom、MacRoom)
- 若竹寮(硬式野球部専用寮)
- 学生食堂(寮生のみ利用可能)
- けやきHOUSE(男子寮)
- ひのきHOUSE(男子寮)
- 桜HOUSE(女子寮)
部活動
[編集]2022年現在。太字で表示している部は強化指定部。
- 体育部
- 硬式野球部
- サッカー部
- 女子バレーボール部
- 柔道部(女)
- 陸上部(長距離)
- バスケットボール部
- 体操部(男女)
- 男子バレーボール部
- 柔道部(男)
- バドミントン部(男女)
- チアリーディング部
- ソフトテニス部(男女)
- 弓道部(男女)
- 水泳部
- 陸上部
- 卓球部
- アーチェリー部
- カヌー部
- 文化部
- 吹奏楽部
- 放送部
- 演劇部
- 琴部
- 音楽部
- ダンス部
- パソコン部
- 美術部
- 簿記部
- 文学部
- eスポーツ部
硬式野球部
[編集]部訓 苦戦しても敗戦しない
甲子園には春4回・夏4回 明治神宮大会には1回の出場経験がある(2024年7月現在)
- 1962年 - 学校創立と共に創部
- 2013年 - 第85回記念選抜高等学校野球大会に創立51年目で初の甲子園初出場。初戦となった2回戦で仙台育英(宮城)に2-7で敗退。[1]
- 2014年 - 第86回選抜高等学校野球大会に神宮枠で 2年連続2度目の出場となったが、初戦で駒大苫小牧(北海道)に0-3で敗退[2]
- 2015年 - 第97回全国高等学校野球選手権長崎大会で海星高等学校を7-3で破り、高校野球100周年の年に夏の大会(第97回全国高等学校野球選手権大会)に初出場。天理(奈良)に3x-2でサヨナラ勝ちで春夏通じて甲子園初勝利を挙げる[3]健大高崎(群馬)に3-8で惜敗し、2回戦敗退。[4]
- 2017年 - 第48回明治神宮野球大会高校の部に初出場。決勝で明徳義塾高等学校に0-4で敗れ、準優勝。[5]
- 2018年 - 第90回記念選抜高等学校野球大会に、4年ぶり3度目の出場、初戦の2回戦で下関国際(山口)を3-1で破り、選抜初勝利。[6]3回戦では智弁学園(奈良)に延長10回、2x-1でサヨナラ勝ち。[7]準々決勝では智弁和歌山(和歌山)に10-11xでサヨナラ負けするも、終盤戦の粘りを見せている。[8]第100回全国高等学校選手権長崎大会では海星高等学校を6-1で破り、[9]第100回全国高等学校野球選手権記念大会への出場を果たすものの、1回戦で岡山代表の創志学園に0対7で完敗。 この年公式戦で唯一大阪桐蔭に勝利した。
特徴
[編集]- スクールバスが8路線あり、朝1便・夕方2便を運行。
- 資格多種合格者数が長崎県下1位。[要出典]
- 資格取得をサポートする学校独自のe-Learning Systemを導入。
- 7つの習慣Jのカリキュラムを導入している。
- 部活動に力を入れており、満遍なく強い高校としても知られている。
- 活力朝礼コンクール最優秀賞を受賞。
- 制服はイタリアのブランドベネトンを使用。
- アンダーアーマーの日本総代理店であるドームとパートナーシップ契約を締結。
著名な出身者
[編集]- ナイス橋本 - シンガーソングライター
- 鬼頭えん - 漫画家
- 水上恒司 - 俳優
- 川原陸 - プロ野球選手、 阪神タイガース所属
- 鴨打瑛二 - プロ野球選手、 読売ジャイアンツ所属
- 野口恭佑 - プロ野球選手、阪神タイガース所属
- 川添美優 - バレーボール選手、PFUブルーキャッツ所属
交通
[編集]- 鉄道
- バス
- 長崎県営バス横島バス停または久山橋バス停下車いずれも徒歩5分。
- スクールバス
- 長崎方面
- 小ヶ倉・矢上コース
- 福田コース
- 時津・長与コース
- 三重・滑石コース
- 諫早方面
- 小長井コース
- 大村方面
- 波佐見・大村コース
- 小浜方面
- 小浜・飯盛コース
- 島原方面
- 布津・島原コース
脚注
[編集]- ^ “強豪から価値ある2点 創成館 逆転願うも初戦敗退 / 西日本新聞”. www.nishinippon.co.jp. 2018年7月24日閲覧。
- ^ “駒大苫小牧が創成館下す、伊藤大が完封/センバツ” (日本語). サンスポ 2018年7月24日閲覧。
- ^ 株式会社スポーツニッポン新聞社マルチメディア事業本部「また初出場校が金星!創成館、天理にサヨナラ勝ち 甲子園初勝利 - スポニチ Sponichi Annex 野球」『スポニチ Sponichi Annex』。2018年7月24日閲覧。
- ^ “健大高崎ベスト16、盗塁ゼロも2試合連続2桁安打/甲子園” (日本語). サンスポ 2018年7月24日閲覧。
- ^ 「創成館、快進撃に幕…野球・明治神宮大会決勝」『YOMIURI ONLINE(読売新聞)』。2018年7月24日閲覧。
- ^ “選抜高校野球:創成館センバツ初勝利 下関国際に競り勝つ - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞 2018年7月24日閲覧。
- ^ “第90回選抜高校野球:創成館2-1智弁学園 劇的弾、創成館が土壇場の底力 - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞 2018年7月24日閲覧。
- ^ “第90回選抜高校野球:智弁和歌山11-10創成館 智弁和歌山、超攻撃力 - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞 2018年7月24日閲覧。
- ^ “創成館が春夏連続甲子園!川原が1失点完投/長崎 - 夏の地方大会 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com 2018年7月24日閲覧。