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第86回選抜高等学校野球大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第86回選抜高等学校野球大会
試合日程 2014年3月21日 - 4月2日
出場校 32(一般枠:29、21世紀枠:3)校
優勝校 龍谷大平安京都、初優勝)
試合数 32(再試合1試合含む)試合
選手宣誓 中林航輝(広島新庄
始球式 下村博文文部科学大臣
開会式司会 入場行進:小谷美陽(鹿児島鹿児島純心女子3年)
式典:遠矢梨華(鹿児島・鶴丸3年)
入場行進曲恋するフォーチュンクッキー」 (AKB48)
国歌独唱 西田昂平(三重四日市南3年)
閉会式司会 鏑流馬美咲(鹿児島・鹿児島純心女子新3年)
総入場者数 497,000人(1日平均41,417人)
大会本塁打 13本
 < 20132015 > 
選抜高等学校野球大会
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第86回選抜高等学校野球大会(だい86かいせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、2014年3月21日から4月2日まで阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会である。

日程

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  • 2013年平成25年)
    • 9月17日 - 第1回運営委員会を開催。大会日程並びに出場校選出の枠組みを決定。また前年の第95回選手権大会同様、準々決勝を1日4試合で行い、準々決勝と準決勝の間に休養日を設けることなどが決定した(選手権[注釈 1]同様に雨天中止などが2日以上発生した場合は休養日はなくなる)[1]
    • 11月20日 - 第44回明治神宮野球大会高校の部・決勝戦で沖縄尚学が日本文理を9-8で下し初優勝。九州地区に神宮枠として1校増枠が決定[2]
    • 12月13日 - 第86回大会出場枠として指定する21世紀枠の地区別選出候補9校を記者発表[3]
  • 2014年(平成26年)
    • 1月10日 - 大会開会式入場行進曲として、「恋するフォーチュンクッキー」を選定[4]
    • 1月24日 - 出場校選考委員会にて出場32校が決定。
    • 3月14日 - 組み合わせ抽選会。
    • 3月21日 - 開会式。
    • 3月26日 - 雨天のため大会6日目が全試合中止。順延(1日目)。
    • 3月29日 - この日の第2試合が延長15回引き分け再試合となったため、準々決勝が1日順延。これにより休養日がなくなった。
    • 4月2日 - 決勝戦が行われ龍谷大平安が履正社を6-2で下し、選抜大会初優勝[5]

選出校

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地区 選出校 出場回数
北海道 駒大苫小牧 北海道 9年ぶり3回目
東北 八戸学院光星 青森 2年ぶり7回目
東陵 宮城 初出場
関東 白鷗大足利 栃木 初出場
佐野日大 栃木 7年ぶり4回目
桐生第一 群馬 7年ぶり4回目
山梨学院大付 山梨 20年ぶり2回目
横浜 神奈川 2年ぶり15回目
東京 関東第一 東京 2年ぶり5回目
北信越 東海大三 長野 15年ぶり3回目
日本文理 新潟 3年ぶり5回目
東海 豊川 愛知 初出場
三重 三重 2年ぶり12回目
近畿 龍谷大平安 京都 2年連続38回目
福知山成美 京都 5年ぶり2回目
智弁学園 奈良 2年ぶり9回目
智弁和歌山 和歌山 3年ぶり11回目
履正社 大阪 4年連続6回目
報徳学園 兵庫 2年連続20回目
地区 選出校 出場回数
中国 広島新庄 広島 初出場
岩国 山口 14年ぶり7回目
四国 今治西 愛媛 4年ぶり13回目
池田 徳島 27年ぶり8回目
明徳義塾 高知 3年ぶり15回目
九州 創成館 長崎 2年連続2回目
鎮西 熊本 24年ぶり3回目
神村学園 鹿児島 2年ぶり4回目
沖縄尚学 沖縄 2年連続6回目
美里工 沖縄 初出場
21世紀枠
地区 選出校 出場回数
関東 小山台 東京 初出場
近畿 海南 和歌山 27年ぶり17回目[注釈 2]
九州 大島 鹿児島 初出場

組み合わせ・試合結果

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1回戦 - 準決勝

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1回戦2回戦準々決勝準決勝
 
              
 
3月21日(1)
 
 
神村学園6
 
3月27日(2)
 
岩国1
 
神村学園0
 
3月21日(2)
 
福知山成美12
 
福知山成美6
 
3月31日(1)
 
山梨学院大付2
 
福知山成美2
 
3月21日(3)
 
履正社6
 
履正社11
 
3月27日(3)
 
小山台0
 
履正社7x
 
3月22日(1)
 
駒大苫小牧6
 
駒大苫小牧3
 
4月1日(1):延長10回
 
創成館0
 
履正社12
 
3月22日(2)
 
豊川7
 
池田4x
 
3月28日(1)
 
海南3
 
池田1
 
3月22日(3):延長13回
 
豊川4
 
日本文理3
 
3月31日(2)
 
豊川4x
 
豊川6
 
3月23日(1)
 
沖縄尚学2
 
報徳学園0
 
3月28日(2)
 
沖縄尚学1
 
沖縄尚学8
 
3月23日(2)
 
白鷗大足利1
 
白鷗大足利9
 
 
東陵1
 
 
1回戦2回戦準々決勝準決勝
 
              
 
3月23日(3)
 
 
鎮西0
 
3月28日(3):延長10回
 
佐野日大2
 
佐野日大5x
 
3月24日(1)
 
智弁学園4
 
智弁学園7
 
3月31日(3):延長11回
 
三重2
 
佐野日大7
 
3月24日(2)
 
明徳義塾5
 
関東第一4
 
3月29日(1)
 
美里工2
 
関東第一2
 
3月24日(3):延長15回
 
明徳義塾3
 
智弁和歌山2
 
4月1日(2)
 
明徳義塾3x
 
佐野日大1
 
3月25日(1)
 
龍谷大平安8
 
広島新庄6
 
3月30日[注釈 3]
 
東海大三0
 
広島新庄0
 
3月25日(2)
 
桐生第一4
 
今治西1
 
3月31日(4):延長10回
 
桐生第一5
 
桐生第一4
 
3月25日(3)
 
龍谷大平安5x
 
大島2
 
3月29日(3)
 
龍谷大平安16
 
龍谷大平安8
 
3月27日(1)
 
八戸学院光星2
 
横浜5
 
 
八戸学院光星9
 

決勝

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4月2日
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
龍谷大平安 2 0 1 1 0 0 0 0 2 6 10 1
履正社 0 1 0 0 1 0 0 0 0 2 8 0
  1. (龍):高橋奎、元氏、犬塚、中田 - 髙橋佑
  2. (履):溝田、永谷 - 八田
  3. 本塁打
    (龍):河合
  4. 審判
    [球審]橘
    [塁審]若林・美野・永井
  5. 試合時間:2時間30分
龍谷大平安
打順守備選手
1[中]德本健太朗(3年)
2[右]大谷司(3年)
走右岩下吐夢(3年)
3[二]姫野大成(3年)
4[一]河合泰聖(3年)
5[左]中口大地(3年)
6[三]常仁志(3年)
7[遊]石川拓弥(3年)
8[捕]髙橋佑八(3年)
9[投]高橋奎二(2年)
元氏玲仁(2年)
犬塚貴哉(3年)
中田竜次(3年)
履正社
打順守備選手
1[三]辻心薫(3年)
2[二]井上和弥(3年)
3[遊]吉田有輝(3年)
4[左]中山翔太(3年)
立石哲士(3年)
三浦和磨(3年)
5[右]西村卓浩(2年)
6[捕]八田夏(3年)
7[中]左金岡洋平(3年)
8[一]絹田翔太(3年)
9[投]溝田悠人(2年)
辻井翔真(2年)
永谷暢章(2年)

大会本塁打

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1回戦
  • 第1号:山本卓弥(神村学園)
  • 第2号:辻心薫(履正社)
  • 第3号:岡本和真(智弁学園)
  • 第4号:西岡武蔵(三重)
  • 第5号:岡本和真(智弁学園)
  • 第6号:山本龍河(智弁和歌山)
  • 第7号:元氏玲仁(龍谷大平安)
  • 第8号:常仁志(龍谷大平安)
  • 第9号:深江大晟(八戸学院光星)
  • 第10号:新井勝徳(八戸学院光星)[注釈 4]
準決勝
  • 第11号:金岡洋平(履正社)
  • 第12号:德本健太朗(龍谷大平安)
決勝
  • 第13号:河合泰聖(龍谷大平安)


記録

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今大会終了時点における記録

記録 選手名 対戦校 補足
個人1試合最多二塁打 4 大下誠一郎(白鷗大足利) 1回戦・東陵 大会新記録
個人1試合最多本塁打 2 岡本和真(智弁学園) 1回戦・三重 大会タイ記録(19人目)

その他の主な出場選手

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脚注

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注釈

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  1. ^ 選手権大会は3日以上順延が生じた場合は休養日がなくなる。
  2. ^ 出場回数は、統合した大成の2回を含む。また前回の出場は大成としてのもので、海南としては1964年第36回)以来50年ぶりの出場。
  3. ^ 3月29日(第2試合) 1 - 1 延長15回・引き分けによる再試合。
  4. ^ 選抜大会通算700号本塁打。

出典

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関連項目

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外部リンク

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