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第77回選抜高等学校野球大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第77回選抜高等学校野球大会
試合日程 2005年3月23日 - 4月4日
出場校 32校
優勝校 愛工大名電愛知、初優勝)
試合数 31試合
選手宣誓 林裕也(駒大苫小牧
始球式 中止
開会式司会 八重樫葵宮城第一女子高校2年)
内田国俊(千葉東海大浦安高校3年)
入場行進曲君こそスターだ
国歌独唱 平尾悠(大阪相愛高校卒業)
閉会式司会 内田国俊(千葉・東海大浦安高校3年)
総入場者数 約455,000人(1試合平均14,677人)
最高入場者数/1日 62,000人
大会本塁打 10本
 < 20042006 > 
選抜高等学校野球大会
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第77回選抜高等学校野球大会(だい77かいせんばつこうとうがっこうやきゅうたいかい)は、2005年3月23日から4月4日まで阪神甲子園球場で行われた選抜高等学校野球大会である。

概要

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公式には雨天のため開会式しか実施されなかった3月23日が大会第0日目、翌日の3月24日が大会第1日目という扱いになっている。開会式のみの第0日目が存在したのは大会史上初となる[注釈 1]

なお、愛工大名電の監督・倉野光生の実娘で同校野球部のマネージャーであった倉野智加は、春夏通じて高校野球大会史上初の優勝校の女子記録員となった。

選出校

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地区 選出校 出場回数
北海道 駒大苫小牧 北海道 2年ぶり2回目
東北 青森山田 青森 初出場
羽黒 山形 初出場
関東 常総学院 茨城 4年ぶり6回目
浦和学院 埼玉 2年ぶり6回目
甲府工 山梨 2年連続5回目
東海大相模 神奈川 5年ぶり6回目
慶応 神奈川 45年ぶり6回目
東京 修徳 東京 26年ぶり3回目
北信越 星稜 石川 8年ぶり11回目
福井商 福井 3年ぶり17回目
東海 愛工大名電 愛知 4年連続8回目
東邦 愛知 3年連続27回目
近畿 八幡商 滋賀 2年連続7回目
天理 奈良 8年ぶり17回目
市和歌山商 和歌山 38年ぶり4回目
大産大付 大阪 初出場
神戸国際大付 兵庫 4年ぶり2回目
育英 兵庫 5年ぶり13回目
地区 選出校 出場回数
中国 関西 岡山 3年ぶり7回目
如水館 広島 初出場
宇部商 山口 10年ぶり6回目
四国 新田 愛媛 15年ぶり2回目
西条 愛媛 16年ぶり5回目
九州 戸畑 福岡 5年ぶり4回目
東筑紫学園 福岡 12年ぶり2回目
柳ヶ浦 大分 15年ぶり2回目
神村学園 鹿児島 初出場
沖縄尚学 沖縄 6年ぶり3回目
21世紀枠
地区 選出校 出場回数
東北 一迫商 宮城 初出場
四国 高松 香川 72年ぶり4回目
希望枠
地区 選出校 出場回数
四国 三本松 香川 初出場

組み合わせ・試合結果

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1回戦 - 準決勝

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1回戦2回戦準々決勝準決勝
 
              
 
3月24日(1)
 
 
戸畑1
 
3月29日(3)
 
駒大苫小牧2
 
駒大苫小牧0
 
3月24日(2)
 
神戸国際大付4
 
神戸国際大付4
 
4月1日(1)
 
甲府工1
 
神戸国際大付15
 
3月24日(3)
 
慶応1
 
慶応8x
 
3月29日(4)
 
関西7
 
慶応3
 
3月25日(1)
 
福井商1
 
福井商9
 
4月3日(1)
 
新田0
 
神戸国際大付6
 
3月25日(2)
 
愛工大名電8
 
一迫商5
 
3月30日(1)
 
修徳2
 
一迫商2
 
3月25日(3)
 
天理19
 
柳ヶ浦0
 
4月1日(2)
 
天理4
 
天理2
 
3月26日(1)
 
愛工大名電5
 
高松2
 
3月30日(2)
 
宇部商6
 
宇部商0
 
3月26日(2)
 
愛工大名電2
 
愛工大名電2
 
 
大産大付0
 
 
1回戦2回戦準々決勝準決勝
 
              
 
3月26日(3)
 
 
如水館5x
 
3月30日(3)
 
東筑紫学園4
 
如水館2
 
3月27日(1):延長12回
 
羽黒8
 
八幡商1
 
4月2日(1)
 
羽黒2x
 
羽黒5
 
3月27日(2)
 
東邦1
 
三本松3
 
3月31日(1)
 
東海大相模8
 
東海大相模3
 
3月27日(3):延長10回
 
東邦7
 
東邦1x
 
4月3日(2)
 
育英0
 
羽黒0
 
3月28日(1)
 
神村学園4
 
青森山田3
 
3月31日(2)
 
沖縄尚学16
 
沖縄尚学6
 
3月28日(2)
 
西条1
 
浦和学院3
 
4月2日(2)
 
西条4
 
沖縄尚学2
 
3月29日(1)
 
神村学園3
 
神村学園5
 
3月31日(3)
 
星稜3
 
神村学園5
 
3月29日(2)
 
市和歌山商3
 
市和歌山商6
 
 
常総学院5
 

決勝

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4月4日
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
神村学園 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 4 1
愛工大名電 2 0 2 0 0 0 3 2 X 9 12 2
  1. (神):野上、馬沢 - 椎葉
  2. (愛):齊賀 - 井坂
  3. 本塁打
    (愛):堂上
  4. 審判
    [球審]桂
    [塁審]赤井・林・小山
  5. 試合時間:2時間1分
神村学園
打順守備選手
1[左]鎌田政章(2年)
西崎秀人(3年)
大長秀行(3年)
金堀誠(3年)
2[二]投馬沢優也(3年)
3[捕]椎葉謙(3年)
4[右]天王寺谷亮(3年)
5[三]寺田真也(3年)
6[一]作増上知(3年)
7[中]橋野孝紘(2年)
8[投]野上亮磨(3年)
下川卓也(3年)
各所涼太(2年)
9[遊]谷口達也(2年)
愛工大名電
打順守備選手
1[左]山田周平(3年)
2[遊]柴田亮輔(3年)
3[中]佐々木孝徳(3年)
4[三]堂上直倫(2年)
5[右]小島宏輝(3年)
6[投]齊賀洋平(3年)
7[捕]井坂遼輔(3年)
8[一]花山貴志(3年)
9[二]石黒元都(2年)

大会本塁打

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1回戦
  • 第1号:斎藤進吾(福井商)
  • 第2号:田中大二郎(東海大相模)
  • 第3号:小林亮(東海大相模)
  • 第4号:比嘉将太(沖縄尚学)
  • 第5号:古谷友希(常総学院)
2回戦
  • 第6号:田中大二郎(東海大相模)
  • 第7号:川端慎吾(市和歌山商)
準々決勝
  • 第8号:正木修平(神戸国際大付)
  • 第9号:堂上直倫(愛工大名電)
決勝
  • 第10号:堂上直倫(愛工大名電)


その他の主な出場選手

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脚注

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注釈

[編集]
  1. ^ 選手権大会では過去に1972年第54回大会で同様のケースがある[1]。これに伴い塩谷立文部科学副大臣が行う予定であった始球式も中止となった。

出典

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  1. ^ 朝日新聞、1972年8月12日付大阪版夕刊7面。

関連項目

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外部リンク

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