北島角子
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きたじま すみこ 北島 角子 | |
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本名 | 町田 角子 |
生年月日 | 1931年5月20日 |
没年月日 | 2017年4月9日(85歳没) |
出生地 | 日本 沖縄県国頭郡本部町 |
死没地 | 日本 沖縄県那覇市 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 沖縄芝居 |
著名な家族 | 上間昌成(父) |
北島 角子(きたじま すみこ、1931年5月20日 - 2017年4月9日[1])は、沖縄県本部町出身の女優である。
人物
[編集]父は沖縄芝居の役者で劇作家の上間昌成。1939年、家族とともに日本の委任統治下のパラオへ移住。パラオにて女学校へ進学。第二次世界大戦末期は野戦病院で看護師見習いに従事。1946年、米軍の輸送船で沖縄へ引き揚げた。名護高校を卒業ののち役者となった[2][3][4]。
- 1981年 第36回文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞[5]
- 1996年 山本安英賞
- 1999年 沖縄県指定無形文化財「琉球歌劇」保持者
- 2012年 沖縄県功労者表彰(伝統芸能・工芸部門)[6][7]
- 2013年 「針突(はぢち)」ニューヨーク公演[8]
- 2016年 旭日双光章受章
- 2017年4月9日午後7時10分、腎細胞がんのため那覇市の病院で死去した。85歳没[1]。
出演
[編集]舞台
[編集]- 笛吹きカナシー(儀間比呂志作、前進座)
- 人類館[9](知念正真作、劇団創造)
- 島口説(しまくどぅち)[10](謝名元慶福作、沖縄芝居実験劇場)文化庁芸術祭賞演劇部門優秀賞受賞作品
- 針突(はぢち)(上原直彦作、国立劇場おきなわ)[11]
他多数
ラジオ
[編集]テレビ
[編集]映画
[編集]- パラダイスビュー(高嶺剛監督作品、1985年)
- 故郷(向井寛監督作品、1999年)
- 愛と藍〜Indigo Love〜(福本幸子監督作品、2012年)
- ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜(及川善弘監督作品、2013年)
著書
[編集]出典
[編集]- ^ a b “北島角子さん死去、85歳 一人芝居で平和伝え”. 琉球新報 (2017年4月10日). 2017年4月10日閲覧。
- ^ 毎日新聞社 マイECO Vol.37
- ^ 旬刊・上原直彦 「浮世真ん中」の内『おきなわ日々記』
- ^ 北島角子写真集 命姿(ぬちしがた)プロフィール
- ^ 文化庁芸術祭賞受賞一覧
- ^ 沖縄県功労者表彰受章者一覧
- ^ 県功労者に20人 復帰40年で例年の倍 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
- ^ ニューヨーク・イベント情報紙 よみタイム
- ^ 人類館::Japanese Drama Database
- ^ 島口説(しまくどぅち)::Japanese Drama Database
- ^ 企画公演「八木政男の琉球講談と北島角子の一人芝居」
- ^ 書誌詳細|国立国会図書館サーチ