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北投区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
台北市の旗 台北市 北投区
別称: 八頭
北投温泉・地熱谷
地理
座標: 北緯25度07分 東経121度30分 / 北緯25.117度 東経121.500度 / 25.117; 121.500
面積: 56.8216 km²
各種表記
繁体字: 北投
日本語読み: ほくとう
拼音: Běitóu
注音符号: ㄅㄟˇㄊㄡˊ
片仮名転写: ベイトウ
台湾語: Pak-tâu
客家語: Pet-thèu
行政
行政区分: 市轄区
上位行政区画: 台北市の旗 台北市
下位行政区画: 42里827鄰
北投区長: 陳銘国
公式サイト: 北投区公所
情報
総人口: 257,922 人(2016年1月)
世帯数: 95,724 戸(2016年1月)
郵便番号: 112
市外局番: 02
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陽明山中山楼国民大会議場)
七星山北西麓の小油坑噴気孔

北投区(ベイトウ/ほくとう-く)は、台北市市轄区の一つ。区内には北投温泉陽明山などの観光地が位置している。

地理

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北投区は台北市の最北端に位置する。東は磺渓と接し、南は基隆河を挟み士林区と接す。西は新北市淡水区に接し、北は大屯山七星山中国語版を挟んで新北市三芝区金山区と接する。

歴史

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「北投」はかつて平埔族バサイ族(ケタガラン族の一支族)集落「パッタオ社」があったところで、パッタオとはバサイ語で巫女の意味を持っていた。台北地区でもっとも開発が早く始まった所でもある。台湾語音により「北投(Pak-tâu)」と宛てられた。

1626年-1662年、平埔族とスペイン人オランダ人との間で硫黄貿易が行われていた。1697年郁永河中国語版が北投で硫黄を採掘した際の旅行記『裨海記遊』(現存する最も古い台湾旅行記)を記述[1]

鄭成功親子が台湾を統治する前まではこの地に漢人が住むことはなかったが、乾隆帝の初期に先住民より土地を購入し開墾された。光緒元年に台北府中国語版が置かれ、北投地区は淡水区に所属した。日本統治時代の頃は台北州七星郡北投庄と呼ばれた。戦後は北投鎮として七星区に所属した。1947年に七星区が淡水区に編入され、1968年7月1日に台北市へ改編され、北投の地方行政は台北市政府の直轄となった。

年表

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その他北投に関連する歴史的出来事[1]

下部行政区域

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地区
関渡 八仙里、豊年里、稲香里、桃源里、一徳里、関渡里
陽明山 泉源里、湖山里、湖田里
旧北投 奇岩里、清江里、中央里、大同里
新北投 長安里、温泉里、林泉里、中心里
石牌 建民里、文林里、石牌里、福興里、栄光里、栄華里、裕民里、振華里、永欣里、永和里、洲美里
唭哩岸 永明里、東華里、吉利里、吉慶里、尊賢里、立賢里、立農里
大屯 中庸里、開明里、中和里、大屯里、智仁里、秀山里、文化里

教育

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大学

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専科学校

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高級専業学校

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高級中学

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国民中学

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国民小学

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交通

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七星公園から望む新北投駅
種別 路線名称 その他
捷運 淡水線 関渡駅 忠義駅 復興崗駅 北投駅 奇岩駅 哩岸駅 石牌駅 明徳駅
捷運 新北投支線 新北投駅 北投駅

観光地

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北投温泉博物館(旧北投温泉浴場)

脚注

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  1. ^ a b 李永萍「北投の歴史的出来事」『北投温泉博物館パンフレット』日本語版、台北市政府文化局

関連項目

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外部リンク

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