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石牌駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石牌駅
駅舎(2009年8月23日撮影)
石牌
シーパイ
Shipai
(栄総(榮總))
(Veterans General Hospital)
地図
所在地 中華民国の旗 台湾 台北市北投区石牌路一段200号
北緯25度2分52秒 東経121度31分2秒 / 北緯25.04778度 東経121.51722度 / 25.04778; 121.51722
所属事業者 台北大衆捷運股份有限公司
台北捷運
駅構造 高架駅
ホーム 島式 1面2線
開業年月日 1997年3月28日
乗入路線 1 路線
所属路線 淡水線淡水信義線
駅番号 R19
◄(R20)哩岸
明徳(R18)►
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台鉄 石牌駅 (廃止)
石牌
シーパイ
Shihpai
士林 (2.2 km)
(2.0 km) 王家廟
所在地 台北市北投区
所属事業者 台湾総督府交通局鉄道部台湾鉄路管理局
種別 廃駅
旧名 里岸(きりがん)
所属路線 淡水線廃線
キロ程 7.7 km(台北起点)
駅構造 地上駅
乗車人員
-統計年度-
(#利用状況節参照)
-人/日(降車客含まず)
乗降人員
-統計年度-
(#利用状況節参照)
-人/日
開業年月日 1915年8月17日
廃止年月日 1988年7月16日
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石牌駅
各種表記
繁体字 石牌站
簡体字 石牌站
拼音 Shípái Zhàn
通用拼音 Shíhpái Jhàn
注音符号 ㄕˊㄆㄞˊ ㄓㄢˋ
ラテン字 Shihpai Chan
発音: シーパイ ヂャン
台湾語白話字 Chio̍h-pâi-á Chām
台湾語発音: tsio̍h-pâi-á tsām
客家語白話字: Sa̍k-phài Chhàm
日本語漢音読み せきはいえき
英文 Shipai Station
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石牌駅(せきはいえき)は、台湾台北市北投区の石牌地区にある、台北捷運淡水線淡水信義線)の捷運駅番号R19。かつて存在していた台湾鉄路管理局淡水線(捷運淡水線の前身)にも、石牌駅が存在していた。

駅概要

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当駅は石牌路の南側、東華街、西安街に挟まれた場所に位置する。駅名は、地名とかつて存在していた駅名「石牌」から名づけられた。この「石牌」とは、当時存在していた清朝統治時代漢民族原住民の集落の境界線の基準として置かれていた石碑のことを指す。この石碑は現在も当駅の出入り口前広場に保存されている。

台湾語では、古代からの名前である「石牌仔」をそのまま踏襲して発音する。また、台北栄民総医院国立陽明大学が近くにあることから、本駅は「石碑駅(栄総/陽明大学)」と表示されることがあった。現在も石碑(せきひ)などと表示されることがある。これは「公館駅(台湾大学)」と同じ表記方法である。

歴史

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台鉄石牌駅

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  • 1915年(大正4年)8月17日 - 既にあった淡水線へ増設する形で開業、当時は里岸乗降場(きりがん-)と名付けられていた[1]。(現在の捷運に哩岸という駅があるが、の差異に注意)
  • 1955年3月1日 - 石牌に改称[2]、台鉄石牌駅の入口は自強街141巷に置かれた。
  • 1988年7月16日 - 台鉄淡水線の正式廃線に伴い、廃駅[3](p326)

台北捷運石牌駅

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駅構造

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駅階層

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地上
二階
1番線 淡水線北投淡水方面唭哩岸駅
島式ホーム、車両左側のドアが開閉する
2番線 淡水線大安象山方面明徳駅
地上
一階
コンコース 出入口、コンコース、案内所、自動券売機自動改札機エスカレーター、トイレ(駅北側、改札内)
漢番界碑
(漢民族と原住民の境界線の碑)。
1999年6月に現址を移設。
ホームドア設置後
(2018年11月)

駅出口

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出口1は駅の北端、出口2は駅の南端。

  • 出口1:石牌路(北側)身障者用エレベーター
  • 出口2:裕民二路 身障者用エレベーター


パブリックアート

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噶瑪蘭物語
噶瑪蘭物語 - 原住民生命之歌

クバラン(噶瑪蘭物語はモザイクの作品で、本駅の非常階段の傍に設置されている。作者は陳正瑞。

利用状況

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駅周辺

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当駅出口の傍、東華街、西安街沿いには「捷運石牌站」バス停があり、天母士林新北投蘆洲内湖などに接続している。駅を出てすぐの石牌路沿いからは、本駅と台北栄民総医院を結ぶ無料バスが出ている。

学校
官公庁
  • 警政署保警第一総隊
病院、診療所
銀行
名所、古跡、温泉
  • 軍艦岩自然歩道
  • 行義路温泉区(バスで約15分)
市場・その他

隣の駅

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台北捷運
淡水信義線
哩岸駅 (R20) - 石牌駅 (R19) - 明徳駅 (R18)
台湾鉄路管理局
淡水線(廃止)
士林駅 - 石牌駅 - 王家廟駅

脚注

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註釈

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  1. ^ 台風ナーリー(納莉)の影響で9/17 8:00-9/18運休、9/19北行き運行再開[3](p122-124、129)

出典

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  1. ^ 台湾総督府 (1915-08-04). “台湾総督府告示第92号”. 官報. 1915年08月12日 (第909号 ed.). 大蔵省印刷局. p. 238. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2953017/3. "大正四年八月十七日ヨリ左ノ通乘降場ヲ設置シ汽動車旅客ノ取扱ヲ開始ス 其ノ哩程左ノ通"  国立国会図書館
  2. ^ “鐵路十一站下月起改稱”. 商工日報 (國立公共資訊圖書館 數位典藏服務網). (1955年2月24日). https://das.nlpi.edu.tw/cgi-bin/gs32/gsweb.cgi?o=dmysearchdb&s=id=%22PR000000123453%22. 
  3. ^ a b c 徐榮崇 (2015年12月). 續修臺北市志 卷五 交通志 捷運篇 第二章 捷運系統技術與工程興建 第四節 臺北捷運工程興建 五、捷運重大事件紀錄 (三)災害與更新. 臺北市文獻委員會. pp. 頁121-132. ISBN 9789860469875. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_104_000157 
  4. ^ “五都選前 捷運淡水線增出入口”. 大紀元. (2010年11月20日). https://www.epochtimes.com/b5/10/11/20/n3090399.htm 
  5. ^ 捷運車站增設月台門工程”. 臺北市建築管理工程處 (2019年3月8日). 2021年12月29日閲覧。
  6. ^ 臺北大眾捷運股份有限公司 (2022年2月15日). “臺北捷運各站進出人次”. 「臺北市交通統計資料庫查詢系統」. 臺北市政府交通局. 2022年2月16日閲覧。
  7. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1916-11-30). “統計圖表 第十六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第17(大正4年度). pp. 28-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975598/80  国立国会図書館
  8. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1917-11-25). “統計圖表 第十六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第18(大正5年度). pp. 28-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975599/77  国立国会図書館
  9. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1918-11-30). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第19(大正6年度). pp. 26-29. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975600/80  国立国会図書館
  10. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1919-12-25). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第20(大正7年度). pp. 26-29. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1152432/75  国立国会図書館
  11. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1920-12-30). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第21(大正8年度). pp. 28-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1152442/88  国立国会図書館
  12. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1921-12-30). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第22(大正9年度). pp. 28-33. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975601/95  国立国会図書館
  13. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1922-12-25). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第23(大正10年度). pp. 28-33. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975602/95  国立国会図書館
  14. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1923-12-17). “統計圖表 第一五表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第24(大正11年度). pp. 28-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975603/85  国立国会図書館
  15. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1924-12-18). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第25(大正12年度). pp. 38-41. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/975604/83  国立国会図書館
  16. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1925-12-18). “統計圖表 第一四表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第26(大正13年度). pp. 32-35. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/987000/76  国立国会図書館
  17. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1926-12-15). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第27(大正14年度). pp. 32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/987001/74  国立国会図書館
  18. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1927-12-16). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第28(昭和元年度). pp. 32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076688/82  国立国会図書館
  19. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1928-12-16). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第29(昭和2年度). pp. 32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076714/83  国立国会図書館
  20. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1929-12-25). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第30(昭和3年度). pp. 32-37. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076735/86  国立国会図書館
  21. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1930-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第31(昭和4年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076751/89  国立国会図書館
  22. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1931-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第32(昭和5年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076761/91  国立国会図書館
  23. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1932-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第33(昭和6年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076770/85  国立国会図書館
  24. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1933-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第34(昭和7年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076775/87  国立国会図書館
  25. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1934-12-23). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第35(昭和8年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1076780/89  国立国会図書館
  26. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1935-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第36(昭和9年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114095/90  国立国会図書館
  27. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1936-12-25). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第37(昭和10年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114110/95  国立国会図書館
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  29. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1938-12-20). “統計圖表 第一七表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第39(昭和12年度). pp. 30-31. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114147/104  国立国会図書館
  30. ^ 台湾総督府交通局鉄道部 (1939-12-20). “統計圖表 第一六表 驛別乘降旅客人員表”. 台湾総督府交通局鉄道年報. 第40(昭和13年度). pp. 32-39. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114169/118  国立国会図書館
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  40. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1985). 中華民國73年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁66-77.
  41. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1986). 中華民國74年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁66-77.
  42. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1987). 中華民國75年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁64-75.
  43. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1988). 中華民國76年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁62-73.
  44. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (June 1989). 中華民國77年 臺灣鐵路統計年報 各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic (Report). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 頁42-53.

外部リンク

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