北新町 (日進市)
北新町 | |
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北緯35度9分24.8秒 東経137度3分16.2秒 / 北緯35.156889度 東経137.054500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 日進市 |
面積 | |
• 合計 | 1.87676602 km2 |
人口 | |
• 合計 | 990人 |
• 密度 | 530人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
470-0103[3] |
市外局番 | 0561(瀬戸MA)[4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
北新町(きたしんちょう)は、愛知県日進市の町名。23の小字が存在する。
地理
[編集]日進市の中央北端に位置し[5]、東は五色園二~四丁目・長久手市岩作三ケ峯、西は岩崎町、南は岩藤町、北は長久手市山越・横道、北東は長久手市山野田に接する。
天白川の支流、北新田川流域に位置する。丘陵地は宅地開発が進み、その他は主に農地である。東西に東名高速道路、南北に名古屋瀬戸道路が通り、地区南部に日進ジャンクションがある。
字一覧
[編集]出典 : [6]
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河川
[編集]湖沼
[編集]歴史
[編集]日進市の市制施行以前は北新田という名で、岩崎村の北にある新田ということで名付けられた[9]。新田開発は1648年(慶安元年)に始まったが、近村の者は携わらず、現在の豊田市や幸田町の出身者が主であった。1731年(享保16年)の免定では石高は267石、1866年(慶応2年)の宗門改帳では家数は81、石高は337石となっている。北新田は岩崎の枝郷であったが、1748年(寛延元年)の資料には既に組頭や庄屋の名が見られ、村に準じた扱いを受けていたものと思われる[9]。
1870年(明治3年)には岩崎村から分村され、北新田村となった。1889年(明治22年)、町村制施行に伴い、岩崎村の大字となる。1906年(明治39年)、岩崎村の合併に伴い日進村の大字となる。1994年(平成6年)、日進町の市制施行に伴い北新町と改名された。北新田の名は現在も保育園、名鉄バスのバス停の名称として残る。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。北新田村が岩崎村、岩藤新田村と合併し、愛知郡岩崎村大字北新田となる[9]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 岩崎村が香久山村、白山村と合併し、日進村大字北新田となる[9]。
- 1958年(昭和33年)1月1日 - 日進村の町制施行により、日進町大字北新田となる[9]。
- 1990年(平成2年)9月1日 - 一部が五色園となる[10]。
- 1994年(平成6年)10月1日 - 日進町の市制施行により、北新田は北新町に改名される[11][12]。
世帯数と人口
[編集]2019年(令和元年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
北新町 | 495世帯 | 990人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 1,484人 | [13] | |
2000年(平成12年) | 1,637人 | [14] | |
2005年(平成17年) | 1,680人 | [15] | |
2010年(平成22年) | 1,682人 | [16] | |
2015年(平成27年) | 1,463人 | [17] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[18]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[19]。
字・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
平池の一部、狐塚の一部、八幡西の一部、相野山の一部 | 日進市立北小学校 | 日進市立日進中学校 | 尾張学区 |
その他 | 日進市立相野山小学校 | 日進市立日進東中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]当地内に鉄道は通っていないが、一部は愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)の長久手古戦場駅・芸大通駅の徒歩圏内になる。
道路
[編集]バス
[編集]施設
[編集]- 愛知県口論義運動公園
- 日進市立北新田保育園
- 日進市立相野山小学校
- 医療法人福友会福友病院
- 相野山福祉会館
- 八幡社
この他、近隣の岩崎町に愛知学院大学、長久手市岩作三ケ峯に愛知県立農業大学校がある。また、東口論義からはイオンモール長久手に徒歩で行くことが可能である。
史跡
[編集]北新町には中世期の古窯が5基確認されている[9]。
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 池の表記は文献や地図によって異なる。
出典
[編集]- ^ “愛知県日進市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年8月7日閲覧。
- ^ a b “人口と世帯数 - 3 町別人口及び世帯数 - 町別人口及び世帯数(令和元年7月1日現在)”. 日進市 (2019年7月22日). 2019年8月7日閲覧。
- ^ a b “北新町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年7月22日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1848.
- ^ “愛知県日進市北新町 - Yahoo!地図”. 2018年1月1日閲覧。
- ^ 日進町誌編纂委員会 1983, p. 151.
- ^ 日進町誌編纂委員会 1983, p. 240.
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 477.
- ^ 『広報にっしん No.235』日進町、1990年8月1日、2頁。
- ^ 『広報にっしん No.281』日進町、1994年7月1日、28頁。
- ^ 『新しい住所表示と変更手続き(特別付録 新旧町名早見表)』日進町、1994年。
- ^ “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “日進市立小中学校通学区域”. 日進市. 2019年3月1日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 『愛知県日進町誌 本文編』日進町誌編纂委員会、1983年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。
- 『日本歴史地名大系 第23巻 愛知県の地名』 平凡社、1981年、71頁、74頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、北新町 (日進市)に関するカテゴリがあります。