北緯49度線
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北緯49度線(ほくい49どせん)は、地球の赤道面より北に地理緯度にして49度の角度を成す緯線。ヨーロッパ、アジア、太平洋、北アメリカ、大西洋を通過する。この緯度の下では、夏至点時の可照時間は16時間12分で、冬至点時は8時間14分である。[1]
パリは北緯49度線から南に約15kmの所にあり、北緯48度線と北緯49度線の間で最も大きな都市である。パリの玄関口のひとつであるシャルル・ド・ゴール国際空港は北緯49度線上にある。
北アメリカでは、太平洋岸のジョージア海峡からウッズ湖までの北緯49度線がカナダ=アメリカ合衆国国境となっている。この国境は、イギリスとアメリカの間で結ばれた1818年条約と1846年のオレゴン条約によって確定した。
通過する地域一覧
[編集]北緯49度線は、本初子午線から東に向かって以下の場所を通っている。
記念碑
[編集]- ピース・アーチは、 カナダ・ブリティッシュコロンビア州サレーと アメリカ合衆国・ワシントン州ブレインの間の国境線上にある大きなモニュメントである。周辺はピース・アーチ公園になっている。
- ウォータートン・グレイシャー国際平和自然公園は、 カナダアルバータ州と アメリカ合衆国モンタナ州の国境にある、国境を跨いだ国際公園である。
- ドイツ・カールスルーエのシュタットガーテンには、石とペイントによる北緯49度線の表示がある。
イギリスの陸地測量
[編集]イギリス陸地測量局ナショナルグリッドは、北緯49度00分00秒 西経2度00分00秒 / 北緯49.0000度 西経2.0000度地点を原点としている。[2]
脚注
[編集]- ^ http://aa.usno.navy.mil/data/docs/Dur_OneYear.php
- ^ “The true origin”. Welcome to OS Net. Southampton: Ordnance Survey (2007年9月4日). 2008年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月13日閲覧。