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千国駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千国駅
駅舎と駅出入口(2021年8月)
ちくに
Chikuni
11 白馬大池 (3.3 km)
(1.4 km) 南小谷 9
地図
所在地 長野県北安曇郡小谷村大字千国[1]
北緯36度45分47.84秒 東経137度54分3.03秒 / 北緯36.7632889度 東経137.9008417度 / 36.7632889; 137.9008417座標: 北緯36度45分47.84秒 東経137度54分3.03秒 / 北緯36.7632889度 東経137.9008417度 / 36.7632889; 137.9008417
駅番号  10 [報道 1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大糸線
キロ程 68.7 km(松本起点)
電報略号 クニ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
2人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1962年昭和37年)12月25日[2]
備考 無人駅[1]
1961年に仮乗降場として設置[1]
標高:539.6m[1]
テンプレートを表示

千国駅(ちくにえき)は、長野県北安曇郡小谷村大字千国にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線である[1]駅番号は「10[報道 1]

歴史

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開業前の1937年昭和14年)に当駅付近の風張山が崩落し、大糸線が寸断される事態となり、当駅の南側に記念碑が建立されている[1]

年表

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。開業当初も単式ホームであったが、列車増加に対応するため、1989年に交換設備を増設し相対式ホーム2面2線となった[1]。その後、2005年平成17年)10月に再び旧下り本線のみを用いた単式ホームに変更された[1]。2面ホーム時代は両ホームを横断地下道で連絡していた。

南小谷駅管理の無人駅[1]で、駅舎はなく、トイレのないコンクリート製の簡素な待合室がある[1]。また待合室に郵便ポストが設置されている。

利用状況

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「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

  • 2007年度 - 7人[1]
  • 2009年度 - 3人[1]
  • 2010年度 - 3人[6]
  • 2011年度 - 2人[7]

駅周辺

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周りは山に囲まれている。

その他

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現在大糸線で運行されている特急「あずさ」や、かつて大糸線で運行されていた急行「アルプス」臨時急行「くろよん」は当駅に停車しない[9][10]。かつては、特急「あずさ」が信濃大町駅~南小谷駅間で普通もしくは快速列車に格下げされて運行されており、普通列車に格下げされた下り1本、および快速列車に格下げされた列車のうち上り1本が停車した[10]。また、定期の急行「アルプス」の下り列車が信濃森上駅から普通列車に格下げされ当駅に停車した[10]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
大糸線
快速
通過
普通
白馬大池駅 (11) - 千国駅 (10) - 南小谷駅 (9)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、123頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b 『東筑摩郡松本市塩尻市誌 第三巻 現代下』 東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。
  3. ^ 「日本国有鉄道公示第628号」『官報』1962年12月22日。
  4. ^ 「通報 ●大糸線千国駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1962年12月22日、7面。
  5. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  6. ^ 長野県統計書(平成22年度版) (PDF) [リンク切れ] 197ページ - 長野県
  7. ^ 長野県統計書(平成23年度版) (PDF) [リンク切れ] 197ページ - 長野県
  8. ^ 村営グランド”. 小谷村. 2022年6月28日閲覧。
  9. ^ 千国駅 時刻表”. 東日本旅客鉄道. 2024年12月15日閲覧。
  10. ^ a b c 『時刻表完全復刻版1988年3月号』JTBパブリッシング、2020年8月1日、383-385頁。ISBN 978-4-533-14183-6 

報道発表資料

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  1. ^ a b 大糸線に「駅ナンバー」を導入します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20161208081159/https://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/161207.pdf2016年12月8日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ “41人けが、全壊34棟 長野北部地震、余震70回に”. 中日新聞 (中日新聞社). (2014年11月24日)
  2. ^ “JR大糸線、全線復旧 15日ぶり、高校生ら歓迎” 信濃毎日新聞 (信濃毎日新聞社). (2014年12月8日)

関連項目

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外部リンク

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