南古谷駅
南古谷駅 | |
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駅舎(2023年1月) | |
みなみふるや Minami-Furuya | |
◄指扇 (4.7 km) (3.7 km) 川越► | |
所在地 | 埼玉県川越市大字並木252 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■川越線 |
キロ程 |
12.4 km(大宮起点) 大崎から49.3 km |
電報略号 | ミフ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
7,873人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1940年(昭和15年)7月22日[1][2] |
備考 | |
|
南古谷駅(みなみふるやえき)は、埼玉県川越市大字並木にある[4]、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅[4]である。
歴史
[編集]- 1940年(昭和15年)7月22日:開業[4][2]。
- 1958年(昭和33年)2月:分岐器を発条転轍器(スプリングポイント)に交換[5]。
- 1963年(昭和38年)3月16日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱いを廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)9月30日:川越線が電化、埼京線と直通運転を開始。川越線各駅の信号扱い制御駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[2]。
- 1996年(平成8年)3月6日:自動改札機を設置し、供用開始[6]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月14日:同日のダイヤ改正で、大宮方面の当駅始発となる列車を設定。これにより3番線の旅客運用が開始。
- 2021年(令和3年)12月1日:川越駅の被管理駅となる。旅客営業業務をJR東日本ステーションサービスに委託。
- 2022年(令和4年)10月1日:大宮営業統括センター所属となる。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを持つ地上駅である[1]。3番線は当駅始発の列車が使用する。当駅止まりの列車は設定されていない。同じ川越線の日進駅・指扇駅の旧駅舎とよく似た駅舎を持ち、改札は南側の川越方面ホームにのみある。
大宮営業統括センターの所属。川越駅の被管理駅であるが、運転取り扱いに関しては制御駅として川越線各駅(川越駅も含む)の信号扱いを行うという変則的な体制をとっている。また出改札等の旅客営業に関する業務はJR東日本ステーションサービスに委託している一部業務委託駅である。なお、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝および日中・夜間の一部時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[3]。また、指定席券売機、Suica対応自動改札機が設置されている。このほか、バリアフリー設備として、エレベーターと多機能トイレが設置されている。
北側には北口用地が準備されているが、現在は公園と駐車場になっている。2018年(平成30年)度より南古谷駅周辺地区都市再生整備計画が交付され、2022年(令和4年)度までに南古谷駅橋上化・北口広場新設・南口広場再整備・周辺道路の整備として都市計画道路・南古谷伊佐沼線・市道0039号線の整備が盛り込まれ、事業が進められていくことになった[7][8]。
線路配線は、上下線主本線と上り副本線であるが、将来の複線化に備えた線路配置となっている。車両センターへの出入庫線は当駅の東側にある。また、車両センター敷地内から当駅までの本線南側に、複線用地が準備されている。ただし、複線化そのものは具体化していない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■川越線 | 北行 | 川越・高麗川方面[9] | 早朝の当駅始発は3番線 |
下り | ||||
2・3 | ■川越線・埼京線 | 南行 | 大宮・池袋・新宿・大崎・りんかい線・相鉄線方面[9] | 3番線は当駅始発と回送電車のみ |
上り |
-
改札口(2024年2月)
-
自動券売機(2024年2月)
-
ホーム(2024年2月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は7,873人である。川越線大宮駅 - 川越駅間の中では利用客は一番少ない。
JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)5,649 | |
1991年(平成 | 3年)6,174 | |
1992年(平成 | 4年)6,464 | |
1993年(平成 | 5年)6,585 | |
1994年(平成 | 6年)6,456 | |
1995年(平成 | 7年)6,625 | |
1996年(平成 | 8年)6,826 | |
1997年(平成 | 9年)6,730 | |
1998年(平成10年) | 6,684 | |
1999年(平成11年) | 6,584 | [* 1] |
2000年(平成12年) | [JR 1]6,538 | [* 2] |
2001年(平成13年) | [JR 2]6,625 | [* 3] |
2002年(平成14年) | [JR 3]6,784 | [* 4] |
2003年(平成15年) | [JR 4]7,000 | [* 5] |
2004年(平成16年) | [JR 5]7,095 | [* 6] |
2005年(平成17年) | [JR 6]7,437 | [* 7] |
2006年(平成18年) | [JR 7]7,539 | [* 8] |
2007年(平成19年) | [JR 8]7,730 | [* 9] |
2008年(平成20年) | [JR 9]7,837 | [* 10] |
2009年(平成21年) | [JR 10]7,877 | [* 11] |
2010年(平成22年) | [JR 11]7,837 | [* 12] |
2011年(平成23年) | [JR 12]7,879 | [* 13] |
2012年(平成24年) | [JR 13]7,908 | [* 14] |
2013年(平成25年) | [JR 14]8,091 | [* 15] |
2014年(平成26年) | [JR 15]7,991 | [* 16] |
2015年(平成27年) | [JR 16]8,163 | [* 17] |
2016年(平成28年) | [JR 17]8,266 | [* 18] |
2017年(平成29年) | [JR 18]8,370 | [* 19] |
2018年(平成30年) | [JR 19]8,377 | [* 20] |
2019年(令和元年) | [JR 20]8,474 | [* 21] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]6,457 | [* 22] |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]6,946 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]7,532 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]7,873 |
駅周辺
[編集]当駅周辺は、川越線の川越駅以東の駅周辺では最も閑散としていたが、駅南側の区画整理や、北側での大型マンション建設およびショッピングセンターの完成により発展しつつある。
- 埼玉県道180号南古谷停車場線
- 埼玉県道335号並木川崎線
- 埼玉県道113号川越新座線
- 富士見川越バイパス
- JR東日本川越車両センター
- 東邦音楽大学[1]
- 東邦音楽大学附属東邦第二高等学校
- 埼玉県立川越高等技術専門校
- ウニクス南古谷(ショッピングセンター)
- 川越税務署
- 九十川
- 南古谷病院
- 帯津三敬病院
- 川越警察署南古谷駅前交番
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 46号 甲府駅・奥多摩駅・勝沼ぶどう郷駅ほか79駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月7日、25頁。
- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、445頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “駅の情報(南古谷駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年5月6日閲覧。
- ^ a b c “駅の情報(南古谷駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2020年6月20日閲覧。
- ^ 「川越線四駅の発条転轍器化」『交通新聞』交通協力会、1957年9月26日、1面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '96年版』ジェー・アール・アール、1996年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-117-1。
- ^ City, Kawagoe. “南古谷駅周辺地区都市再生整備計画/川越市”. www.city.kawagoe.saitama.jp. 2018年4月15日閲覧。
- ^ “南古谷駅周辺地区都市再生整備計画書(PDFファイル)”. 2018年4月15日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(南古谷駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年5月6日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 埼玉県統計年鑑
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和2年)
- ^ 埼玉県統計年鑑(令和3年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(南古谷駅):JR東日本