コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

西大井駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西大井駅
駅舎(2010年2月)
にしおおい
Nishi-Ōi
地図
所在地 東京都品川区西大井一丁目3-2
北緯35度36分6.5秒 東経139度43分18.5秒 / 北緯35.601806度 東経139.721806度 / 35.601806; 139.721806座標: 北緯35度36分6.5秒 東経139度43分18.5秒 / 北緯35.601806度 東経139.721806度 / 35.601806; 139.721806
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ニイ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
17,688人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1986年昭和61年)4月2日
乗入路線 3 路線
所属路線 横須賀線[* 1]
駅番号 JO16
キロ程 3.6 km(品川起点)
東京から10.4 km
JO 17 品川 (3.6 km)
(6.4 km) 武蔵小杉[* 4]JO 15
所属路線 湘南新宿ライン宇都宮線直通)[* 1][* 2]
相鉄線埼京線直通[* 1][* 3]
駅番号 JS16
JS 17[* 5]大崎 (5.6 km)
(6.4 km) 武蔵小杉[* 4] JS 15
備考
  1. ^ a b c いずれも線路名称上は東海道本線品鶴線)。
  2. ^ 高崎線 - 東海道線系統は通過。
  3. ^ 相鉄線から埼京線方面への列車は、JR東日本の当駅のホームページ時刻表では、「相鉄線直通」[1]、駅構内図では、「埼京線直通」と案内[2]
  4. ^ a b この間に首都圏本部横浜支社境界あり(当駅から品川・大崎寄りは首都圏本部管内)。
  5. ^ 運賃計算上は品川駅経由。
テンプレートを表示

西大井駅(にしおおいえき)は、東京都品川区西大井一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

乗り入れ路線

[編集]

乗り入れている路線は、線路名称上は東海道本線の支線であり「品鶴線」の通称を持つが、旅客案内上は横須賀・総武快速線の電車、湘南新宿ラインの列車(宇都宮線 - 横須賀線直通列車のみ)、相鉄線直通列車が停車し、当駅を経由する東海道線の列車は基本通過する。そのため旅客案内では「東海道(本)線」や「品鶴線」とは案内されていない。なお、特定都区市内制度における「東京都区内」に属し、横須賀線、湘南新宿ライン、相鉄線直通列車では当駅が東京都区内の南限となる。

また当駅には、各路線ごとに駅番号が与えられている。

  • JO 横須賀線:東海道本線(品鶴線経由)を経て、下り列車は大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。上り列車は多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する - 駅番号JO 16
  • JS 湘南新宿ライン:東海道本線(品鶴線経由)を経て、当駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で宇都宮線へ直通する - 駅番号はJS 16
  • 相鉄線直通列車:東海道本線(品鶴線経由)を経て、海老名方面行き列車は東海道貨物線に入り相鉄新横浜線相鉄本線へ直通運転する。新宿方面行きは埼京線直通と案内され、湘南新宿ラインと同じ経路を走る。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]

相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、東海道新幹線高架の真下にある。

山手貨物線への連絡線の分岐点(蛇窪信号場)の南側に位置している。

武蔵小杉駅方面から品川駅方面(横須賀線)と大崎駅方面(湘南新宿ライン相鉄線直通列車)に二分される分岐駅となっているため、乗換駅として案内される。なお、当駅 - 大崎駅間は実際の経路に関わらず品川駅経由で運賃・料金が計算されるが、当駅から大崎駅経由で山手線品川方面に乗車しても、品川 - 大崎 - 品川間の運賃などは発生せず、西大井 - 品川( - 田町方面)の扱いで乗車できる。

業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)[3]みどりの窓口は、指定席券売機設置に伴い営業を終了した。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 JO 横須賀線 下り 横浜逗子久里浜方面
SO 相鉄線直通 羽沢横浜国大海老名方面
2 JO 横須賀・総武線(快速) 上り 品川東京千葉成田方面
JA 埼京線直通 新宿武蔵浦和大宮方面
JS 湘南新宿ライン 北行 新宿・大宮・宇都宮方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

[編集]

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員17,688人である[JR 1]。近年は15,000人台で推移していたが、COVID-19の影響もあり、2020年度(令和2年度)・2021年度(令和3年度)の乗車人員は若干下がったものの、2022年度(令和4年度)は2019年度(令和元年度)並みの水準に戻っている。

1986年度(昭和61年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1986年(昭和61年) [備考 1]5,017 [* 1]
1987年(昭和62年) 6,612 [* 2]
1988年(昭和63年) 7,745 [* 3]
1989年(平成元年) 8,616 [* 4]
1990年(平成02年) 9,485 [* 5]
1991年(平成03年) 10,085 [* 6]
1992年(平成04年) 10,748 [* 7]
1993年(平成05年) 10,888 [* 8]
1994年(平成06年) 10,844 [* 9]
1995年(平成07年) 10,831 [* 10]
1996年(平成08年) 10,995 [* 11]
1997年(平成09年) 10,914 [* 12]
1998年(平成10年) 10,677 [* 13]
1999年(平成11年) 10,470 [* 14]
2000年(平成12年) [JR 2]10,420 [* 15]
2001年(平成13年) [JR 3]10,640 [* 16]
2002年(平成14年) [JR 4]11,174 [* 17]
2003年(平成15年) [JR 5]11,692 [* 18]
2004年(平成16年) [JR 6]12,406 [* 19]
2005年(平成17年) [JR 7]13,116 [* 20]
2006年(平成18年) [JR 8]13,715 [* 21]
2007年(平成19年) [JR 9]14,035 [* 22]
2008年(平成20年) [JR 10]14,143 [* 23]
2009年(平成21年) [JR 11]14,064 [* 24]
2010年(平成22年) [JR 12]14,501 [* 25]
2011年(平成23年) [JR 13]14,743 [* 26]
2012年(平成24年) [JR 14]15,150 [* 27]
2013年(平成25年) [JR 15]15,483 [* 28]
2014年(平成26年) [JR 16]15,127 [* 29]
2015年(平成27年) [JR 17]14,905 [* 30]
2016年(平成28年) [JR 18]15,167 [* 31]
2017年(平成29年) [JR 19]15,473 [* 32]
2018年(平成30年) [JR 20]15,833 [* 33]
2019年(令和元年) [JR 21]16,028 [* 34]
2020年(令和02年) [JR 22]12,777
2021年(令和03年) [JR 23]14,187
2022年(令和04年) [JR 24]15,932
2023年(令和05年) [JR 1]17,688
備考
  1. ^ 1986年4月2日開業。開業日から翌年3月31日までの計364日間を集計したデータ。

駅周辺

[編集]

駅周辺は西大井広場公園やジェイタワー西大井・コアスターレ西大井ショッピングセンターがあるほか、大井町駅下神明駅中延駅の各路線に囲まれた立地にあり、利便性に優れた閑静な住宅街である。駅の東側の大部分を占めているニコン大井製作所は、再整備の上本社を港区より移転し、本社とイノベーションセンターとする[9]ことが発表された。大井町駅までは徒歩20分ほどである。

史跡
官公庁・公共施設
  • 大井第三地域センター
  • 大井警察署西大井地域安全センター
  • 品川区 児童センター伊藤
  • 品川区 児童センター冨士見台
  • 西大井創業支援センター
  • 品川区立大井図書館
  • 品川区立二葉図書館
  • 品川区立西大井福祉園(生活介護・就労継続支援B型)[10]
  • 品川区立かがやき園(生活介護・施設入所支援・短期入所)
  • 品川区立西大井つばさの家(グループホーム)
  • 品川区 西大井いきいきセンター
  • 品川区 ウェルカムセンター原・交流施設
  • (社福)春光福祉会
公園
  • 品川区立西大井広場公園
  • 品川区立西大井緑地公園
  • 品川区立金子山公園
  • 品川区立原っぱ公園
  • 品川区立出石公園
  • 品川区立西の森公園
  • 品川区立谷垂公園
  • 品川区立森前公園
  • 品川区立二葉公園
  • 品川区立二葉中央のんき通り広場
  • 品川区立豊町5丁目児童遊園
教育機関
郵便局・金融機関
神社仏閣
企業
その他施設
  • コアスターレ西大井ショッピングセンター
  • ジェイタワー西大井
温泉・銭湯施設
  • みどり湯
  • ピース湯
店舗
  • 原町商店会
  • 西大井駅前ショッピングセンター
  • 伊藤町商店会
  • 山王銀座商店会
  • マルエツ プチ 西大井駅前店
  • 文化堂 西大井店
  • 丸正チェーン商事 丸正 二葉町店
  • マツモトキヨシ 西大井駅前店

バス路線

[編集]
のりば 運行事業者 系統・行先
西大井駅[注 2]
1 東急バス 井05大井町駅
2 しなバス大森駅北口[11]
西大井駅入口[注 3]
1 東急バス 井01荏原営業所
2 井01:大井町駅

隣の駅

[編集]
東日本旅客鉄道(JR東日本)
JO 横須賀線
品川駅 (JO 17) - (旧目黒川信号場) - (旧蛇窪信号場) - 西大井駅 (JO 16) - 武蔵小杉駅 (JO 15)
JS 湘南新宿ライン・SO 相鉄線直通列車(北行のみ JA 埼京線直通と案内)
特別快速・快速(いずれも東海道・高崎線直通系統)
通過(ダイヤが乱れた場合は快速が臨時停車を行う場合がある)
普通(宇都宮線・横須賀線直通系統)・各駅停車(相鉄線直通列車)
大崎駅 (JS 17) - (旧蛇窪信号場) - 西大井駅 (JS 16) - 武蔵小杉駅 (JS 15)
※旧目黒川信号場・旧蛇窪信号場はともに大崎駅の構内扱い。

脚注

[編集]

記事本文

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 新3条件は「地元負担による駅建設」、「『道路と鉄道の交差に関する建設省 ・ 日本国有鉄道協定』に基づく踏切の立体交差化」、「国鉄負担による軌道改良工事」。
  2. ^ 駅前ロータリーに設置。
  3. ^ 駅前ロータリー付近の道路上に設置。

出典

[編集]
  1. ^ 時刻表:JR東日本
  2. ^ 構内図・バリアフリー情報:JR東日本
  3. ^ a b 事業エリアマップ (PDF)」(日本語)、JR東日本ステーションサービス。2021年9月15日閲覧
  4. ^ 「「新横須賀線」“発車”にメド 新駅設置など条件に 品川区と国鉄合意」『読売新聞』(朝刊)、1976年3月3日、20面。
  5. ^ 「新駅の自治体負担は違法 東京地裁判決 公金支出差し止め 新横須賀線西大井駅」『読売新聞』(夕刊)、1980年6月10日、1面。
  6. ^ 「新横須賀線西大井駅 第3セクター方式で着工へ 住民の悲願やっと実る」『読売新聞』(朝刊)、1984年5月13日、18面。
  7. ^ 「「西大井駅」きょう開業 横須賀線 品川-新川崎間 60年越しの悲願実る」『読売新聞』(朝刊)、1986年4月2日、18面。
  8. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、181頁。ISBN 4-88283-113-9
  9. ^ ニコン 本社移転のお知らせ”. 株式会社ニコン プレスリリース (2024年7月11日). 2024年7月12日閲覧。
  10. ^ 西大井福祉園」品川区。2024年6月20日閲覧
  11. ^ コミュニティバス「しなバス」」品川区。2024年6月20日閲覧
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)」(日本語)、東日本旅客鉄道。2020年4月23日閲覧
  2. ^ 2019年11月ダイヤ改正について (PDF)』(プレスリリース)(日本語)、東日本旅客鉄道、2019年9月6日、2頁。2019年11月26日閲覧

利用状況

[編集]
JRの1日平均利用客数
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
JRの統計データ
  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 品川区の統計 - 品川区
東京都統計年鑑

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]