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雀宮駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雀宮駅
西口(2022年11月)
すずめのみや
Suzumenomiya
*石橋 (6.4 km)
(7.7 km) 宇都宮
地図
所在地 栃木県宇都宮市雀の宮一丁目19
北緯36度29分37.87秒 東経139度52分36.61秒 / 北緯36.4938528度 東経139.8768361度 / 36.4938528; 139.8768361座標: 北緯36度29分37.87秒 東経139度52分36.61秒 / 北緯36.4938528度 東経139.8768361度 / 36.4938528; 139.8768361
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線宇都宮線
キロ程 101.8 km(東京起点)
東京から尾久経由で102.0 km
電報略号 スメ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
4,514人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1895年明治28年)7月6日
備考 業務委託駅
* この間に宇都宮貨物ターミナル駅あり(東京起点96.6 km)。
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東口(2021年4月)

雀宮駅(すずめのみやえき)は、栃木県宇都宮市雀の宮一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である。

宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ライン停車する。

当駅 - 宇都宮駅間の距離は7.7 kmで、東北本線全体で4番目に長い区間である[注釈 1]

歴史

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駅構造

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JR東日本ステーションサービスが受託する業務委託駅小山駅管理)。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する[1]。2006年7月9日のダイヤ改正にあわせてホーム有効長が延伸され、15両分となった。現在は10・15両編成(一部朝に5両編成、3両編成、6両編成)の列車が停車する。構内にあったKIOSKは2017年8月1日をもって閉店。

Suica対応自動改札機指定席券売機駅員不在時対応として、改札窓口・多機能券売機・自動精算機脇にインターホンが、改札脇に乗車駅証明書発行機が設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 宇都宮線(東北線) 下り 宇都宮黒磯方面
2 (臨時用)
3 宇都宮線(東北線) 上り 小山大宮上野方面
湘南新宿ライン 大宮・新宿横浜方面
上野東京ライン 上野・東京・横浜方面

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディー

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発車メロディーは、1番線がテイチク櫻井音楽工房の「see you again」で、2・3番線がテイチク・櫻井音楽工房の「シンコペーション」が使用されている。ただし、4両編成の列車は発車ベルを鳴らすスイッチが周辺にないため、流れない。

ATOS放送導入直後までは永楽電気製の「緑の風」(下り線)と「希望の鐘」(上り線)が1998年から2005年11月16日まで使われていた(両曲とも最後の使用駅)。その前は浜千鳥とすみれの花咲く頃が使われていた。ATOS放送導入前は、列車接近放送の冒頭にムーン・リバーが流れていたが、前者は放送装置更新、後者はATOS導入に伴って消滅した。

ホームに残る古い鉄柱

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旧駅舎時代から両ホームの跨線橋脇には、鐵道院時代の跨線橋柱が街灯のように改造されて残されており、鉄柱には明治四十五年(1912年)七月製造及び合資会社髙田商會柳島製作所の銘が刻まれている。現在、この鉄柱は橋上駅舎化の際に、茶色に塗装され、時刻表掲示板のフレームに改造されて設置されている[1]。また、同じ鉄柱が、京浜東北線大森駅東口広場に保存されている。

保線用の無電架線と架線柱

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東鷲宮駅の上りの高架線路下脇には、新幹線用と在来線用の保線基地がある(新幹線用と在来線用の架線柱・無電架線・線路も備えての設置がある)のと同様に、当駅の東側の駅構内にも在来線用の架線柱・無電架線・線路を備えての設備はないが、東北新幹線の線路と橋脚が隣接しているため、新幹線用の架線柱・無電架線・線路を備えた設備がある。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員4,514人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 3,411 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 3,374 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 3,314 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 3,246 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 3,187 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 3,220 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 3,247 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 3,303 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 3,345 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 3,333 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 3,317 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 3,788 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 4,243 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 4,455 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 4,432 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 4,556 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 4,615 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 4,742 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 4,790 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 4,663 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 3,312 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 3,629 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 4,089 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 4,514 [利用客数 1]

駅周辺

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西口

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東口

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バス路線

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西口発着

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「雀宮駅」停留所[注釈 2]および「雀宮駅入口」停留所[注釈 3]にて、関東自動車石橋営業所宇都宮営業所簗瀬営業所)が運行する路線バスが発着する。

東口発着

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東口バス発着場

新駅舎建設および駅周辺の区画整理時に東口にもバス発着場が整備されたが、2022年現在で東口を発着する定期運行の路線バスは運行されていない。なお、2020年に開場したカンセキスタジアムとちぎ栃木県総合運動公園陸上競技場)でJリーグ・栃木SCの試合が開催されるときは、同スタジアムまでのシャトルバスが東口発着で運行される[4]

2014年(平成26年)から2017年(平成29年)までは試験的に東野交通によりインターパーク宇都宮南真岡市方面行きのバスが土曜・休日に限り運行されていた。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
宇都宮線
快速(「ラビット」を含む)・普通
石橋駅 - (宇都宮貨物ターミナル駅) - 雀宮駅 - 宇都宮駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 2002年12月1日に、盛岡以北がいわて銀河鉄道線青い森鉄道線に移管されて以降。
  2. ^ 西口ロータリー。
  3. ^ 駅西口から県道雀宮停車場線を西に約400 mほど向かった、雀宮駅前交差点・足利銀行雀宮支店付近に位置する。

出典

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  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、24頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、395頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 広報うつのみや2011年3月号、宇都宮市、2011年、2~3頁
  4. ^ カンセキスタジアムとちぎ アクセスガイド”. 栃木SC. 2023年8月18日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月20日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月10日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月22日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月5日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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