下神明駅
下神明駅 | |
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駅入口(2021年4月) | |
しもしんめい Shimo-shimmei (青稜中学校・高等学校前) | |
◄OM01 大井町 (0.8 km) (0.7 km) 戸越公園 OM03► | |
所在地 | 東京都品川区西品川一丁目29-6 |
駅番号 | OM02 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■大井町線 |
キロ程 | 0.8 km(大井町起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東急 1]8,823人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)7月6日[1] |
下神明駅(しもしんめいえき)は、東京都品川区西品川一丁目にある、東急電鉄大井町線の駅である。駅番号はOM02。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)7月6日:戸越駅(とごしえき)として開設[1]。
- 1936年(昭和11年)1月1日:下神明駅(しもしんめいえき)に改称[1]。
- 1976年(昭和51年)4月1日:5両編成運行開始に伴い、一部列車で当駅におけるドアカット開始[2]。
- 1978年(昭和53年)前半:ホーム延伸工事完了に伴い、ドアカット廃止[2]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅。サービス係「専門社員」導入駅のため大井町駅より遠隔監視している。
ドアカットの歴史
[編集]1976年(昭和51年)4月より、田園都市線[注釈 1](当時)で5両編成運行が開始されたが[2]、当駅は道路上であることや住宅近接地などの事情から[3]、ホーム有効長が確保出来ないため 、初代5000系5両編成で大井町寄り1両、大形20 m車(8000系・8500系)で大井町寄り2両をドアカットとした[2]。かつては戸越公園駅と2駅連続でドアカット駅であったが[3]、1978年(昭和53年)前半にホーム延伸工事が完了、当駅におけるドアカットは2年程で終了した[2]。
駅改良工事
[編集]2012年度(平成24年度)より、エレベーター、エスカレータ新設を中心に耐震補強、バリアフリー化を目的とする改良工事を開始した[4]。2014年(平成26年)2月28日にエレベーターが使用開始され、東急線全駅でバリアフリールート確保が達成された[5]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 大井町線 | 下り | 自由が丘・二子玉川・溝の口方面[6] |
2 | 上り | 大井町方面[7] |
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は8,823人である[東急 1]。
大井町駅より徒歩圏内(約10分)にあるためか、利用客はそれ程多くなく、東急大井町線の駅では北千束駅の次に少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[9] |
1日平均 乗車人員[10] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)6,849 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)6,743 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)6,449 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)6,364 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)6,066 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)6,003 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)5,515 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)5,403 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 5,219 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 4,956 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 4,860 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 4,747 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | 9,279 | 4,597 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 9,247 | 4,566 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 9,160 | 4,518 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 9,026 | 4,457 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 8,809 | 4,359 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 8,897 | 4,402 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 8,584 | 4,252 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 8,181 | 4,049 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 7,908 | 3,904 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 7,629 | 3,770 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 7,515 | 3,710 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 6,964 | 3,425 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 7,434 | 3,669 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 8,165 | 4,055 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 8,293 | 4,132 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 8,339 | 4,162 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 8,643 | 4,310 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 8,702 | 4,336 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[東急 2]6,711 | ||
2021年(令和 | 3年)[東急 3]7,750 | ||
2022年(令和 | 4年)[東急 4]8,289 | ||
2023年(令和 | 5年)[東急 1]8,823 |
駅周辺
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
しながわ中央公園とタコ公園・荏原第五地域センターが駅に隣接している。戸越公園も徒歩圏内にある。駅周辺は青稜中学校・高等学校・品川区立豊葉の杜学園がある他、品川区役所などの公的施設が多いため、学生や通勤客の利用も多い。大井町駅、西大井駅、大崎駅の各路線に囲まれた立地にあり、利便性に優れた閑静な住宅街である。
また、駅の戸越公園方面を東海道新幹線および品鶴線(横須賀線)の線路が通る。大井町線と品鶴線の交差地点は、品鶴線を走行する湘南新宿ラインや相鉄・JR直通線の列車が品鶴線から大崎支線へと入る旧・蛇窪信号場である。
-
駅北側まで拡張されたしながわ中央公園
-
駅南側の荏原第五地域センター
官公庁・公共施設
[編集]- 品川区役所:屋上開放、電動自転車充電(2017年(平成29年)時点)。
- しながわ中央公園:拡張整備され、2017年(平成29年)に災害用ヘリポートや防災複合遊具が追加された。
- 品川区荏原第五地域センター
- しながわ防災体験館
- 品川区立中小企業センター:旧・品川区勤労者福祉会館。
- 品川区立二葉図書館
- 豊葉の杜学園温水プール
- 神明児童遊園;通称「タコ公園」。
- 戸越公園
- 品川区立ゆたか図書館
- 文庫の森
- (社福)品川総合福祉センター福祉工場しながわ(パン工房プチレーブ)
教育機関
[編集]- 品川区立豊葉の杜学園
- 青稜中学校・高等学校
- 品川学藝高等学校
- 品川介護福祉専門学校
- 東京聖星社会福祉専門学校
- 品川翔英幼稚園
- 品川翔英小学校
- 品川翔英中学・高等学校
- 品川区立二葉すこやか園(幼保一体保育)
- 品川区立二葉保育園
- 大井町のぞみ保育園
- 日本音楽学校幼稚園
郵便局・金融機関
[編集]道路
[編集]武蔵小山方面補助26号線、大崎方面163号線工事を通じて、道路ネットワーク強化・充実が進んでいる。
神社仏閣
[編集]-
駅名の由来になった「下神明天祖神社」
企業
[編集]- 東京総合車両センター
- ニコン 大井製作所
- ニコンビジョン
- ニコンシステム
- 株式会社スーパーコミュニケーションズ:三菱電機グループ企業。
その他施設等
[編集]- NFパークビル
- ブリリア大井町ラヴィアンタワー
- グランダ大井町(ベネッセスタイルケア)
温泉・銭湯施設
[編集]- 西品川温泉 宮城湯
- 記念湯
- 大盛湯
- 東京浴場
店舗
[編集]バス路線
[編集]最寄停留所は、駅南東の三間通り・立会道路にある「二葉一丁目」と、東海道新幹線・品鶴線を挟んだ駅西側の東京都道420号鮫洲大山線(補助26号線)上にある「下神明駅入口」である。いずれも東急バスにより運行されている。
- 二葉一丁目
- 下神明駅入口
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 東急の駅、p.133。
- ^ a b c d e 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』アーカイブスセレクション40「東京急行電鉄1970」pp.122・159。
- ^ a b 小林和明「東急’84-チャレンジ100キロ」『鉄道ピクトリアル』第35巻第1号(通巻第442号)、電気車研究会、1985年1月10日、197 - 198頁、ISSN 0040-4047。
- ^ “HOTほっとTOKYU No.373 2011年5月号 > 大井町線 下神明駅のバリアフリー化工事を開始しました” (PDF). 東京急行電鉄 (2011年4月20日). 2020年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月3日閲覧。
- ^ “HOTほっとTOKYU No.409 2014年3月号 > 大井町線 下神明駅のエレベーター供用開始” (PDF). 東京急行電鉄 (2014年2月20日). 2020年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月3日閲覧。
- ^ “大井町線標準時刻表 下神明駅 溝の口方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ “大井町線標準時刻表 下神明駅 大井町方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 品川区の統計 - 品川区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- 東急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月13日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月13日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』アーカイブスセレクション40「東京急行電鉄1970」
- 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 下神明駅(各駅情報) - 東急電鉄
- 東急沿線情報サイト「とくらく」 下神明駅