和諧号
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(和諧號から転送)
和諧号 | |
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概要 | |
種類 | 高速鉄道 |
地域 | 中華人民共和国 |
運行開始 | 2007年 |
運営者 | 中国鉄路総公司 |
技術 | |
軌間 | 1,435 mm (4 ft 8 1⁄2 in) 標準軌 |
電化 | 交流25,000 V 50 Hz |
運行速度 | 350 km/h (最高運転速度) |
和諧号 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 和諧號 |
簡体字: | 和谐号 |
拼音: | Héxié hào |
発音: | ホーシェハオ |
日本語読み: | わかいごう |
英文: | Hexie Hao |
和諧号(わかいごう、ホーシェハオ、簡体字中国語: 和谐号、繁体字中国語: 和諧號、英語: Hexie Hao、CRH)は、中国鉄路高速(CRH)で運用されている中華人民共和国の高速鉄道車両である。
概要
[編集]和諧号 (CRH型) は日本・ドイツ・フランスの各国からの技術移転を基に、中国国内のメーカーでライセンス生産されているが、中国政府は自主開発と発表していた(川崎重工業#海外展開及びそれを巡る紛争や問題等も参照)。しかし、元中国鉄道部科学技術教育司長の周翊民が中国の独自技術ではない事を暴露したことが報じられた[1]。
和諧号の大部分は2007年4月18日の第6次鉄道高速化計画に基づいて生産され営業運転するようになったが、中国国内の全ての高速列車が和諧号とは限らない。
和諧号の最高運転速度はCRH1・CRH5・CRH6で200 km/h以上、CRH2・CRH3で300 km/hである。それぞれの編成は610 - 668名の定員で8両編成で構成されている。CRH1はボンバルディア・トランスポーテーションと中国の青島四方機車車輛との合弁企業である青島四方ボンバルディア鉄路運輸設備 (英語: Bombardier Sifang Transportation、BST) によって山東省青島で製造された。
和諧号の車両は国際鉄道連合などが設定した国際基準をそれぞれ満たしており、また、重量わずか8.5トンの高強度アルミニウム合金製の車体を使用している。
この「和諧号」という愛称は胡錦濤元総書記 (国家主席) の和諧社会に由来しており、日本語で「調和」「ハーモニー」を意味する[2]。
編成
[編集]- CRH1 - 生産はボンバルディア。Regina・Zefiro 250がベース。
- CRH1A - 8両編成。Reginaがベース。
- CRH1A-A - 8両編成。Zefiro 250がベース。
- CRH1B - 16両編成。Regina・Zefiro 250がベース。
- CRH1E - 16両編成。Zefiro 250がベース。
- CRH1E-250 - 16両編成。Zefiro 250がベース。
- CRH2 - 生産は川崎重工業・青島四方機車車輛。E2系がベース。
- CRH2A - 8両編成。
- CRH2B - 16両編成。
- CRH2C - 8両編成。
- CRH2E - 16両編成。
- CRH2G - 8両編成。
- CRH3 - 8両編成。ICE 3がベース。
- CRH5 - 生産はアルストム・長春軌道客車。ETR600がベース。
- CRH5A - 8両編成。
- CRH5G - 8両編成。
- CRH5E - 16両編成。
- CRH6 - 生産は青島四方機車車輛・南京浦鎮車輛。
- CRH6A - 8両編成。最高運転速度は200 km/h。
- CRH6A-A - 4両編成。最高運転速度は200 km/h。
- CRH6F - 8両編成。最高運転速度は160 km/h。
- CRH6F-A - 4両編成。最高運転速度は160 km/h。
- CRH6S - 4両編成。最高運転速度は140 km/h。
- CRH380A - 8両編成。生産は青島四方機車車輛。CRH2がベース。
- CRH380AL - 16両編成。
- CRH380B - 8両編成。生産は唐山軌道客車・長春軌道客車。CRH3がベース。
- CRH380BL - 16両編成。
- CRH380C - 生産は長春軌道客車。CRH3がベース。
- CRH380CL - 16両編成。
- CRH380D - 8両編成。生産はボンバルディア。Zefiro 380がベース。
ギャラリー
[編集]-
CRH1A
-
CRH2A
-
CRH3C
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CRH5G
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CRH6A
-
CRH380AL
-
CRH380BL
-
CRH380CL
-
CRH380D
脚注
[編集]- ^ “鉄道部元科学技術司長:中国高速鉄道の最高速度は安全性を軽視した結果”. ライブドアニュース. (2011年6月24日) 2018年7月9日閲覧。
- ^ “中国で高速鉄道「復興号」デビュー 習近平主席のスローガンから命名、党大会控え「核心」に求心力”. 産経新聞. (2017年6月27日) 2018年7月5日閲覧。