国家地方警察鹿児島県本部
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国家地方警察鹿児島県本部 | |
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組織 | |
上部組織 |
国家地方警察福岡警察管区 鹿児島県公安委員会 |
部 | 総務部、警務部、刑事部、警備部 |
地区警察署 | #地区警察署を参照 |
概要 | |
所在地 | 鹿児島県 |
設置 | 1948年(昭和23年)3月7日 |
廃止 | 1954年(昭和29年)6月30日 |
前身 | 鹿児島県警察部 |
後身 | 鹿児島県警察 |
国家地方警察鹿児島県本部(こっかちほうけいさつかごしまけんほんぶ)は、旧警察法時代に存在した鹿児島県の都道府県国家地方警察で、自治体警察を設けない地域を管轄区域とする。また国家地方警察福岡警察管区本部の行政管理を受ける。
1954年(昭和29年)の新警察法の公布により廃止され、新たに都道府県警察として鹿児島県警察本部が発足した。
組織
[編集]1950年(昭和25年)時点
- 総務部
- 秘書企画課、会計課
- 警務部
- 人事装備課、教養課
- 刑事部
- 捜査課、鑑識課、防犯統計課
- 警備部
- 警備課、警ら交通課
地区警察署
[編集]1950年(昭和25年)時点
- 鹿児島地区警察署
- 揖宿地区警察署
- 頴娃地区警察署
- 知覧地区警察署
- 南薩地区警察署
- 日置地区警察署
- 薩摩地区警察署
- 甑島地区警察署
- 出水地区警察署
- 宮之城地区警察署
- 伊佐地区警察署
- 北姶良地区警察署
- 西姶良地区警察署
- 東姶良地区警察署
- 囎唹地区警察署
- 高山地区警察署
- 肝属地区警察署
- 根占地区警察署
- 種子島地区警察署
- 屋久島地区警察署
県内の自治体警察
[編集]警察法施行時
[編集]警察法施行令(昭和23年政令第51号)により旧警察法第40条に定める市及び市街的町村(人口5,000人以上の町村)に指定された鹿児島県の市町村は以下のとおりである[5]。
- 鹿児島市、川内市、鹿屋市
- 鹿児島郡:谷山町、伊敷村
- 揖宿郡:指宿町、山川町
- 川辺郡:加世田町、枕崎町、川辺町
- 日置郡:串木野町、市来町、東市来町[注釈 1][6]、伊集院町、伊作町
- 薩摩郡:宮之城町
- 出水郡:出水町、米之津町、阿久根町
- 伊佐郡:大口町
- 姶良郡:加治木町、横川町、国分町、隼人町
- 曽於郡:財部町、末吉町、志布志町、大崎町
- 肝属郡:垂水町、大根占町
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 鹿児島市史編さん委員会 1970, p. 290-295.
- ^ 鹿屋市史編さん委員会 1995, p. 239-240.
- ^ 川内郷土史編さん委員会 1980, p. 280.
- ^ 谷山市誌編纂委員会 1967, p. 428.
- ^ 警察法施行令(昭和23年政令第51号、昭和23年3月6日付官報号外所収、NDLJP:2962871/6)
- ^ 東市来町誌編さん委員会 2005, p. 674-675.
参考文献
[編集]- 谷山市誌編纂委員会『谷山市誌』谷山市、1967年 。
- 鹿児島市史編さん委員会『鹿児島市史 第二巻』鹿児島市長 末吉利雄、1970年 。
- 川内郷土史編さん委員会『川内市史 下巻』川内市、1980年。
- 鹿屋市史編さん委員会『鹿屋市史下巻』鹿屋市、1995年 。
- 東市来町誌編さん委員会『東市来町誌』東市来町、2005年。