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国立病院機構北海道がんセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北海道がんセンター
情報
正式名称 独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター
英語名称 NHO Hokkaido Cancer Center
前身 札幌衛戍病院→札幌陸軍病院→国立札幌病院
標榜診療科 循環器内科
呼吸器内科
消化器内科
血液内科
精神科
緩和ケア内科
感染症内科
消化器外科
乳腺外科
腫瘍整形外科
形成外科
脳神経外科
呼吸器外科
心臓血管外科
皮膚科
泌尿器科
婦人科
眼科
頭頸部外科
放射線診断科
放射線治療科
麻酔科
病理診断科
臨床検査科
リハビリテーション科
歯科口腔外科
許可病床数 520床
一般病床:520床
機能評価 一般500床以上:バージョン6.0[1]
開設者 独立行政法人国立病院機構
病院事業管理者 加藤秀則(院長)[2]
開設年月日 1896年
所在地
003-0804
札幌市白石区菊水4条2丁目3-54
位置 北緯43度03分29秒 東経141度22分29秒 / 北緯43.05806度 東経141.37472度 / 43.05806; 141.37472 (北海道がんセンター)座標: 北緯43度03分29秒 東経141度22分29秒 / 北緯43.05806度 東経141.37472度 / 43.05806; 141.37472 (北海道がんセンター)
二次医療圏 札幌
PJ 医療機関
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国立病院機構北海道がんセンター(こくりつびょういんきこうほっかいどうがんセンター)は、札幌市白石区にある病院。北海道内唯一の「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されており[3]、札幌市内のみならず北海道全域をカバーしている[4]。施設の老朽化・狭隘化や診療機能強化のため、現在地にて全面建替工事を行い、2020年11月完成。[5]当センターの理念は「私たちは、国民の健康のために、良質で信頼される医療の提供に努めます」である[6]

沿革

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  • 1896年明治29年):「札幌衛戍病院」(その後札幌陸軍病院)として月寒に開院[7]
  • 1945年昭和20年):厚生省(現在の厚生労働省)に移管し、「国立札幌病院」と改称[7]
  • 1952年(昭和27年):菊水に移転し、診療所開設[7]
  • 1957年(昭和32年):総合病院になる[7]
  • 1968年(昭和43年):北海道の要請により、北海道地方がんセンター併設[7]
  • 1986年(昭和61年):1979年(昭和54年)から7期に渡る更新により、現在の施設になる。
  • 2004年平成16年):独立行政法人となり、「独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター」と改称[7]
  • 2009年(平成21年):都道府県がん診療連携拠点病院指定[7]
  • 2018年(平成30年):全面建替整備工事Ⅰ期工事完了
  • 2020年(令和 2年):全面建替整備工事Ⅱ期工事完了
  • 2021年(令和 3年):全面建替整備工事Ⅲ期工事完了
2020年建て替え前のがんセンター院舎

機関指定

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健康保険法保険医療機関 国民健康保険法保険医療機関
老人保健法指定医療機関 労働者災害補償保険法指定病院
生活保護法指定病院 結核指定医療機関
更生医療指定病院 育成医療指定病院
養育医療指定病院 原子爆弾被爆者医療指定病院
戦傷病者医療指定病院 公害健康被害補償法公害医療機関
臨床研修指定病院 身体障害者福祉法指定医療機関
精神保健法指定医療機関 母体保護法指定医療機関
救急告示病院 札幌市災害時基幹病院
原子力災害緊急被ばく医療施設(二次被ばく医療機関) 都道府県がん診療連携拠点病院
全国がん(成人病)センター協議会加盟病院 エイズ治療拠点病院
北海道の指定する肝疾患に関する専門医療機関

診療科等

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診療科

専門外来

看護・診療支援部門

認定施設

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「北海道がんセンター 年報」参照[8]
日本麻酔科学会指導病院 日本眼科学会専門医制度研修施設
日本外科学会認定医制度修練施設 日本消化器外科学会専門医修練施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設 日本整形外科学会認定医研修施設
日本脳神経外科学会認定医研修指導施設 日本泌尿器科学会専門医教育施設
母体保護法指定医研修施設 日本耳鼻咽喉科学会専門医研修施設
日本産科婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設 日本消化器病学会認定医認定施設
日本血液学会認定医研修施設 日本大腸肛門病学会専門医修練施設
日本内科学会認定内科専門医教育病院 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
日本放射線腫瘍学会認定施設 日本乳癌学会認定施設
日本呼吸器内視鏡学会認定医制度認定施設 日本呼吸器外科学会専門医制度関連施設
日本呼吸器学会認定医制度認定施設 日本皮膚科学会認定医研修施設
厚生労働省薬剤師実務研修施設 日本臨床腫瘍学会認定研修施設
日本臨床細胞学会認定施設 日本消化器集団検診学会認定指導施設
プレアボイド報告施設 日本病院薬剤師会がん専門薬剤師研修認定施設
日本医療薬学会がん専門薬剤師研修認定施設 日本カプセル内視鏡学会認定指導施設

新型コロナウイルス感染

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  • 2020年4月20日、国立病院機構北海道がんセンターで、入院中の女性2人の感染が確認された。これまで看護師や入院患者ら計32人の感染が判明した。厚生労働省のクラスター対策班と連携し、感染経路や感染拡大の原因を調べている[9]

アクセス・駐車場

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公式サイト「交通案内」も参照

脚注

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  1. ^ 独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター”. 日本医療機能評価機構. 2017年1月5日閲覧。
  2. ^ 院長挨拶”. 独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター (2021年1月5日). 2021年6月13日閲覧。
  3. ^ がん診療連携拠点病院等の一覧表” (PDF). 厚生労働省. p. 10 (2016年). 2017年1月5日閲覧。
  4. ^ 病院のご案内 2016, p. 2.
  5. ^ 独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター全面建替整備工事 基本設計書” (PDF). 石本建築事務所 (2016年). 2017年1月5日閲覧。
  6. ^ 北海道がんセンターの理念”. 独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター. 2021年6月13日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g 近藤啓史 2013, p. 1.
  8. ^ 北海道がんセンター 年報 平成26年度” (PDF). 独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター. pp. 18-19 (2015年). 2017年1月5日閲覧。
  9. ^ 女性スタッフ5人が陽性、道担当者「クラスターになる」 医療機関を中心に発生相次ぐ”. 読売新聞 (2020年4月20日). 2020年4月20日閲覧。

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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