土屋四郎
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土屋 四郎(つちや しろう、1896年 - 1981年7月25日[1])は、日本の法学者。専門は民法学・著作権法。特に権利濫用論を研究。北海道帝国大学農学部教授・帯広畜産大学教授を経て、帯広畜産大学名誉教授。元札幌短期大学学長。北海道における法学教育草創期を支えた一人。
来歴
[編集]- 1921年(大正10年) - 東京帝国大学法学部法律学科卒業。同年、同法学部助手
- 1923年(大正12年) - 北海道帝国大学農学部講師
- 1924年(大正13年) - 同農学部助教授
- 1930年(昭和5年) - ドイツ・フランスに留学(~1932年(昭和7年))
- 1940年(昭和15年) - 北海道帝国大学農学部教授
- 1941年(昭和16年) - 帯広高等獣医学校教授
- 1949年(昭和24年) - 帯広畜産大学酪農学科教授
- 1953年(昭和28年) - 帯広畜産大学評議員。その後、帯広畜産大学学長代理に就任。
- 1958年(昭和33年) - 帯広畜産大学定年退官。札幌短期大学第4代学長に就任
- 1959年(昭和34年) - 成徳専門学校(現せいとく介護こども福祉専門学校)学校長
- 1963年(昭和38年) - 成徳専門学校学校長退任
- 1964年(昭和39年) - 同学長退任。札幌短期大学商学科教授
- 1965年(昭和40年) - 札幌短期大学退職。
- 1966年(昭和41年) - 帯広大谷短期大学生活科学科教授
- 1968年(昭和43年) - 札幌香蘭女子短期大学英文科教授(図書館長兼任)
- 1973年(昭和48年) - 札幌香蘭女子短期大学廃校に伴い退職。旭川大学経済学部教授[2]
- 1979年(昭和54年) - 旭川大学退職[3]
この他、札幌文科専門学院(後の札幌短期大学)や北海学院などの民法・商法の非常勤講師も務める。
受賞歴
[編集]著書
[編集]- 『土地改良法解説』(国際農政研究社, 1949年)
- 『農業委員會の運営』(農民教育協会, 1951年)
脚注
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