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境 - 東京線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
境町 - 東京駅線で運行されるラッピングバス
境町 - 東京駅線で運行されるラッピングバス

境 - 東京線(さかい - とうきょうせん)は、茨城県猿島郡境町東京駅を結ぶ関東鉄道ジェイアールバス関東が共同で運行する高速バス路線である。

概要

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茨城県南西部に位置する境町には圏央道境古河ICがあるものの、鉄道は町内を通っていない[1]。運賃は現金で大人1,800円、交通系ICカードでの支払いで1,600円[2]。また定期券も設定される[3](境町民が通学定期券を購入する場合、町による助成が受けられる[4])。途中の停留所として王子駅京浜東北線東京メトロ南北線都電荒川線)が利用できる。

本路線が発着する境町高速バスターミナルは本路線新設時に境古河IC隣接地へ境町アーバンスポーツパークとともに新しく建設されたもので、町内に以前から設置されている境古河バスターミナルとは場所が異なる。

境町高速バスターミナルには本路線利用者のための駐車場やレンタカー・レンタサイクルの貸し出し設備も整備され、自動運転バスも発着する。

この高速バス運行に際して境町は、運行する二社の高速バスに町をPRするラッピングバスの運行を1台ずつ契約した。ラッピングバスのデザインは境町職員によるものであり、財源はふるさと納税を活用している[5]

運行会社

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運行経路

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東京駅(下り境町行は八重洲南口3番のりばから出発。上りは日本橋口に到着) - 王子駅(下り境町行は乗車のみ、上り東京駅行は降車のみ) - (首都高速川口線東北自動車道圏央道経由) - 境町高速バスターミナル

歴史

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  • 2021年(令和3年)7月1日 - 1日8往復で運行開始[6]運賃は1,700円、ICカード利用時1,500円[3]
  • 2023年(令和5年)
    • 1月1日 - 運賃を1,800円(小児900円)、ICカード利用時1,600円(800円)に改定[2]
    • 4月1日 - 下り便も王子駅経由に変更[7]

備考

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  • 関鉄グループの高速バス路線で東北自動車道を経由する路線は、かつて関鉄パープルバスが運行していた『下妻駅 - 菅谷 - 諸川 - 古河ニュータウンけやき平⇔東京駅 - 潮見駅/東京ディズニーリゾート』が廃止されて以来、15年ぶりである。

脚注

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  1. ^ 最寄り駅は東武日光線南栗橋駅だが、朝日自動車JR宇都宮線古河駅東武伊勢崎線東武動物公園駅などへの路線バスを運行している
  2. ^ a b 高速バスの運賃改定について”. 関東鉄道 (2022年12月1日). 2022年12月31日閲覧。
  3. ^ a b 圏央道沿いの鉄道空白地帯から東京駅直通! 高速バス「境町線」7月登場 JR・関鉄(乗りものニュース 2021年6月26日)
  4. ^ 通学高速バス定期券購入費助成金”. 境町. 2024年12月22日閲覧。
  5. ^ 茨城県境町 ちょっと奇抜なラッピングバスが東京駅に運行中!”. ふるさとチョイスAWARD. 2024年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月22日閲覧。
  6. ^ 2021年7月1日(木)~「境町~東京駅線」運行開始!” (PDF). 関東鉄道. 2021年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月2日閲覧。
  7. ^ 4/1より境町~東京駅線 下り線も「王子駅経由」で運行します” (PDF). 関東鉄道. 2023年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月1日閲覧。

外部リンク

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