夜が明けて
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「夜が明けて」 | ||||
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坂本スミ子 の シングル | ||||
初出アルバム『坂本スミ子 ファースト・ゴールデン・アルバム 夜が明けて』 | ||||
B面 | 待ちわびて | |||
リリース | ||||
規格 | シングルレコード | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | CBS・ソニー | |||
作詞・作曲 |
なかにし礼(作詞) 筒美京平(作曲) | |||
プロデュース | 酒井政利 | |||
チャート最高順位 | ||||
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坂本スミ子 シングル 年表 | ||||
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「夜が明けて」(よがあけて)は、1971年10月21日に発売された坂本スミ子のシングル。
解説
[編集]1971年、CBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント)に移籍した坂本の第一弾シングル。日音の村上司とCBSソニーのディレクター・酒井政利とのコラボレーションにより生まれた作品である[1]。二人は前年(1970年)に発売された朝丘雪路の「雨がやんだら」に制作にも携わりヒットを記録。ヒット曲から遠ざかっていた朝丘を歌手として再生させており、それ以降、カムバックを望むベテラン女性歌手達からプロデュースの依頼が殺到していた[1]。
村上は歌手として低迷していた坂本のシングルの作詞作曲に、「雨がやんだら」と同じく、なかにし礼と筒美京平を起用する。なかにしは「ぬけがら」「たばこのけむり」「かみの毛」「すいがら」「くちびる」「おんな」「ひとり」など、本来漢字で書ける単語を意識的にひらがなで書き[2][3]、別れの哀しさを歌った歌詞に仕上げる[3]。筒美は全体をアンデスのフォルクローレをフィーチャーした歌謡曲に仕上げ[1]、アレンジの面では、チャランゴやケーナといった民族楽器のサウンドを、12弦及びガット弦の生ギターとリコーダーでシミュレートし、作品を完成させる[1]。
本作はチャート最高位14位、25週にわたりチャートインするロングセールスを記録し[4]、坂本にとって久々のシングルヒットとなった。
収録曲
[編集]- 夜が明けて [02:39]
- 待ちわびて [03:18]
収録アルバム
[編集]- 坂本スミ子 ファースト・ゴールデン・アルバム 夜が明けて (#1、#2)
- 坂本スミ子 ゴールデン・アルバム 女と言う名の汽車 (#1)
- ビバ!ハリウッド 坂本スミ子 (#1)
- 他多数
カバー
[編集]- 夜が明けて
- ペドロ&カプリシャス[5](1972年) - アルバム『別れの朝』収録。
- 方怡珍(ファン・イーツン)(1973年) - アルバム『夢のアルバム』収録。
- 研ナオコ(1974年) - アルバム『㐧三の女』収録。
- 戸川純(1989年) - アルバム『昭和享年』収録。アレンジは平沢進が担当。
- 八反安未果(2007年) - アルバム『忘れないわ』収録。
- 待ちわびて
脚注
[編集]- ^ a b c d 榊ひろと『筒美京平ヒットストーリー 1967‐1998』白夜書房、1998年、62頁頁。ISBN 4-89-367563-X。
- ^ “坂本スミ子/歌詞:夜が明けて”. うたまっぷ. 2015年2月20日閲覧。
- ^ a b “渚ようこインタビュー”. MUSICSHELF. 2015年2月20日閲覧。
- ^ 『オリコンチャート・ブック アーティスト編』オリジナルコンフィデンス、1988年、141頁頁。ISBN 4-87-131021-3。
- ^ ボーカル・前野曜子