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大原真福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大原 真福(おおはら の まさき、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族。初名は魚福(ぎょふく)[1]氏姓大原真人だが一時服部真人を称した。弾正尹大原桜井の子。官位従五位上民部大輔

経歴

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称徳朝にて大原真人姓から服部真人(波登理真人)姓に改姓させられるが[1]光仁朝宝亀3年(771年)本姓の大原真人姓に復す。

桓武朝延暦16年(797年従五位下叙爵し、平城朝大同3年(808年備後守に任官する。嵯峨朝では弘仁3年(812年)従五位上に昇叙され、弘仁5年(814年民部大輔に任ぜられた。

官歴

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六国史』による。

系譜

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脚注

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  1. ^ a b 岩波書店『続日本紀4』84頁脚注四
  2. ^ a b 鈴木真年『百家系図』巻55,大原真人

参考文献

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  • 宇治谷孟『続日本紀 (下)』講談社講談社学術文庫〉、1995年
  • 森田悌『日本後紀 (上)』講談社〈講談社学術文庫〉、2006年
  • 森田悌『日本後紀 (中)』講談社〈講談社学術文庫〉、2006年
  • 『続日本紀』4 新日本古典文学大系15 岩波書店、1995年
  • 『続日本紀』5 新日本古典文学大系16 岩波書店、1998年
  • 『日本古代人名辞典』2 - 398頁、竹内理三山田英雄平野邦雄編、吉川弘文館、1959年