大山喬平
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人物情報 | |
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生誕 |
1933年5月7日 日本京都府京都市 |
出身校 | 京都大学 |
学問 | |
研究分野 | 日本史(日本中世史) |
研究機関 | 京都大学、大谷大学 |
学位 | 文学博士 |
大山 喬平(おおやま きょうへい、1933年5月7日[1] - )は、日本の日本史学者。京都大学名誉教授。専門は中世農村史。
経歴
[編集]1933年、京都市で生まれた[2]。京都大学文学部国史学科に入学し、赤松俊秀や林屋辰三郎に師事した[3]。また、大学では河音能平(大阪市立大学名誉教授)や安丸良夫(一橋大学名誉教授)と同期生であった[3]。1957年3月に同大学を卒業。同大学大学院に進み、1962年3月 京都大学大学院文学研究科博士課程を単位取得退学。
1963年10月より 名古屋市立大学専任講師。1964年4月、同大学経済学部助教授に昇格。1969年4月、大阪市立大学文学部助教授に転じた。1971年4月より京都大学文学部助教授となった。1981年7月、学位論文『日本中世農村史の研究』を京都大学に提出して 文学博士 号を取得[4]。1985年4月、京都大学文学部教授に昇進。1996年4月より京都大学大学院文学研究科教授。1997年3月に京都大学を定年退官し、名誉教授となった。
その後は同年4月より大谷大学文学部教授として教鞭を執った。1999年3月に定年退職し、4月からは大谷大学文学部特別任用教授。また、2004年4月からは立命館大学COE機構招聘教授をつとめた(2007年3月まで)[5]。
研究内容・業績
[編集]専門は日本中世史。
- 門下生
- 勝山清次(京都大学名誉教授)[6]
- 水野章二(滋賀県立大学名誉教授)[7]
- 伊藤俊一(名城大学教授)[8]
- 佐藤泰弘(甲南大学教授)[9]
- 川端新(元山口大学助教授)[10]
- 橋本道範(滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員)[11]
※同分野(荘園制・村落史を専門とするものに限る)
家族・親族
[編集]著作
[編集]- 著書
- 共編著
- 『中世荘園の世界 東寺領丹波国大山荘』思文閣出版 1996
- 『日本中世の村落』清水三男編、馬田綾子共校注、岩波書店(岩波文庫) 1996
- 『東寺百合文書を読む:よみがえる日本の中世』上島有・黒川直則共編 思文閣出版 1998
- 『中世裁許状の研究』塙書房 2008
- 『長楽寺蔵 七条道場金光寺文書の研究』村井康彦共編、法蔵館 2012
- 『古代・中世の地域社会 「ムラの戸籍簿」の可能性』三枝暁子共編、思文閣出版 2018
- 記念論集
- 『日本国家の史的特質 古代・中世』大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997[12]
- 『日本社会の史的構造 古代・中世』大山喬平教授退官記念会編 思文閣出版 1997
参考
[編集]- 紀伊国屋書店
- J-GLOBAL
- 京大文学部の百年