大相撲平成21年1月場所
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大相撲平成21年1月場所(おおずもうへいせい21ねん1がつばしょ)は、2009年1月11日から1月25日まで東京・両国国技館で開催された大相撲本場所。
場所前の話題など
[編集]横綱・朝青龍が2場所連続休場して場所を迎えることになり、成績次第では進退が問われることになった。平成19年の仮病による巡業休場疑惑や平成20年の怪我による休場で成績が下降しており、特に白鵬の3連覇で迎えたこの場所は朝青龍が意地を見せるのか、それとも白鵬が朝青龍に引導を渡すのか、大きくクローズアップされた。 また、安馬改め日馬富士が新大関に昇進した。
番付・星取表
[編集]東 | 成績 | 結果 | 番付 | 西 | 成績 | 結果 |
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白鵬 | 14勝1敗 | 優勝同点 | 横綱 | 朝青龍 | 14勝1敗 | 優勝 |
琴光喜 | 2勝10敗3休 | 大関 | 千代大海 | 8勝7敗 | ||
琴欧洲 | 10勝5敗 | 大関 | 魁皇 | 8勝7敗 | ||
日馬富士 | 8勝7敗 | 大関 | ||||
把瑠都 | 9勝6敗 | 関脇 | 安美錦 | 3勝6敗6休 | ||
稀勢の里 | 8勝7敗 | 小結 | 豊ノ島 | 2勝6敗7休 | ||
琴奨菊 | 6勝9敗 | 前頭1 | 旭天鵬 | 9勝6敗 | ||
雅山 | 6勝9敗 | 前頭2 | 嘉風 | 6勝9敗 | ||
豪風 | 7勝8敗 | 前頭3 | 豪栄道 | 10勝5敗 | 技能賞 | |
若の里 | 7勝8敗 | 前頭4 | 黒海 | 5勝10敗 | ||
普天王 | 5勝10敗 | 前頭5 | 高見盛 | 6勝9敗 | ||
武州山 | 2勝13敗 | 前頭6 | 阿覧 | 5勝10敗 | ||
北勝力 | 9勝6敗 | 前頭7 | 出島 | 7勝8敗 | ||
朝赤龍 | 6勝9敗 | 前頭8 | 鶴竜 | 9勝6敗 | ||
土佐ノ海 | 5勝10敗 | 前頭9 | 千代白鵬 | 6勝9敗 | ||
時天空 | 9勝6敗 | 前頭10 | 栃乃洋 | 8勝7敗 | ||
岩木山 | 8勝7敗 | 前頭11 | 栃ノ心 | 8勝7敗 | ||
栃煌山 | 10勝5敗 | 前頭12 | 垣添 | 8勝7敗 | ||
玉鷲 | 7勝8敗 | 前頭13 | 光龍 | 5勝10敗 | ||
豊響 | 5勝10敗 | 前頭14 | 将司 | 4勝11敗 | ||
玉乃島 | 11勝4敗 | 前頭15 | 山本山 | 8勝7敗 | ||
豊真将 | 11勝4敗 | 敢闘賞 | 前頭16 |
優勝争い
[編集]休場明けの朝青龍は初日から白星を並べていき、白鵬も初日から白星を並べていった。また栃煌山も初日から8連勝と好調であった。10日目に白鵬が新大関・日馬富士に敗れて土が付き、栃煌山は終盤に黒星が重なった。千秋楽は14戦全勝の朝青龍と、13勝1敗の白鵬の直接対決となり、白鵬が勝って両者14勝1敗同士の優勝決定戦となった。優勝決定戦では朝青龍が勝って23回目の優勝を決めた。三賞は殊勲賞は該当者がおらず、11勝4敗の好成績を残した豊真将に敢闘賞、豪栄道に技能賞が贈られた。
各段優勝・三賞
[編集]トピック
[編集]- 平成20年、秋場所で成績不振により途中休場し、九州場所を全休した横綱・朝青龍にとっては成績次第で進退が問われる場所となったが、初日から破竹の14連勝、千秋楽は白鵬に敗れたが、優勝決定戦で下し、復活を印象付ける優勝となった。
- 新大関・日馬富士は、初日から4連敗を喫し、新大関としての初日からの連敗記録ではワースト記録となった。
- 新入幕の山本山は体重260kgを超える巨漢力士で、そのコミカルな表情と所作が話題を呼んだ。