大阪市電東野田沢上江町線
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大阪市電東野田沢上江町線(おおさかしでんひがしのだかすがえちょうせん)は、東野田九丁目駅 - 都島車庫前駅を結んでいた大阪市電期外線の路線。
路線概要
[編集]- 起点:東野田九丁目駅
- 終点:都島車庫前駅
- 軌間:1435mm
- 架線電圧:直流600V
データは廃止時点のもの
沿革
[編集]- 1926年(大正15年)4月15日:東野田九丁目駅 - 東野田駅(仮終点)間、および沢上江町駅(仮終点・初代) - 都島車庫前間を開業。
- 1926年(昭和元年)12月28日:沢上江町駅(新設終点) - 沢上江町駅(仮終点・初代)間を開業。
- 1927年(昭和2年)5月11日:沢上江町駅(仮終点・2代) - 沢上江町駅(新設終点)間を開業。沢上江町駅(新設終点)を廃止。
- 1928年(昭和3年)12月29日:東野田駅(仮終点) - 沢上江町駅(仮終点・2代)間を開業。東野田駅(仮終点)を廃止。
- 1929年(昭和4年)5月20日:沢上江町二丁目駅を開業。
- 1930年(昭和5年)ごろ
- 沢上江町駅(仮終点・初代)を沢上江町四丁目駅に改称。
- 沢上江町駅(仮終点・2代)を沢上江町六丁目駅に改称。
- 1936年(昭和11年)ごろ
- 沢上江町六丁目駅を都島南通駅に改称。
- 沢上江町四丁目駅を都島中通駅に改称。
- 沢上江町二丁目駅を都島本通駅に改称。
- 1940年(昭和15年)ごろ:都島車庫前駅を都島駅に改称。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時体制下での急行運転のため、東野田九丁目駅[1]、都島南通駅、都島中通駅、都島本通駅を廃止。
- 1945年(昭和20年)
- 1946年(昭和21年)4月1日:全線運行再開。都島南通駅、都島中通駅、都島本通駅を復活。
- 1968年(昭和43年)5月1日:全線廃止。
駅一覧
[編集]駅名 | キロ程 | 接続路線 |
---|---|---|
(東野田九丁目交点) | 0.0 | 大阪市電:天満橋善源寺町線 |
都島南通駅 | 0.2 | |
都島中通駅 | 0.8 | |
都島本通駅 | 1.1 | 大阪市電:梅田善源寺町線[2]、都島守口線 |
都島車庫前駅 | 1.4 | 大阪市電:梅田善源寺町線[2] |
- 1959年(昭和34年)7月当時
廃駅
[編集]- 東野田駅(仮終点)(東野田九丁目交点 - 都島南通駅間):1928年(昭和3年)12月29日廃止。
- 沢上江町駅(新設終点)(都島南通駅 - 都島中通駅間):1927年(昭和2年)5月11日廃止。
系統
[編集]10系統・11系統・12系統・14系統・23系統が走っていた。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳 - 全線・全駅・全廃線』 10 大阪、新潮社、2009年2月18日。ISBN 978-4-10-790028-9。
- 辰巳博 著、福田静二 編『JTBキャンブックス 大阪市電が走った街 今昔 水の都の路面電車 定点対比』(初版)JTB、2000年12月1日。ISBN 4-533-036511。